リジッドフレーム規制(車名ハーレーの車検問題)

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リジッドフレームの規制

車名ハーレーのリジッドショベルで車検に通るの?

日本では車両の後ろに付いている

スプリング・バネみたいなリアサスペンション(サス付き)から

リジッドフレームへ改造することが禁止されています。

リジットフレームの改造禁止とは?

車検に通らないという事を意味します。

しかし、リジッドフレームへ改造した車両を直接輸入する事は禁止されていないため、海外から登録書類付きの車両を輸入して日本で登録する事で「リジッド公認扱い」になります。

最近でこそ公認リジッド車両は「後輪緩衝装置なし」と明確化されましたが、過去にグレーゾーン(違法)で登録された車両が山のようにあった時代がありました。

このような自体を回避するために国土交通省は新たな規制対策として

○○年(平成○○年)○○月○○日より新規登録する車両(○○年以降のリジッドハーレー)においては、「車名不明」「職権打刻」「備考欄に後輪緩衝装置なし」と表記するように対策をしました。

簡単に解説しますと、

ハーレー社は○○年以降はリジッドフレームで制作していないので、車名を「ハーレー」として扱わなければ問題ないという見解に統一したようです。

これが、いわゆる「公認のリジッドショベル(ショベリジ)」になります。

以上の内容より

○○年(平成○○年)○○月○○日以降、リジッドによるハーレーを登録した車両の場合、

車検証に「車名:ハーレーダビッドソン」「車台番号:VINナンバー」で登録されていたら非公認車両になりますので、まず車検には通らない違法扱いになります。

但し、例外を除きます。

初年度登録が「○○年(平成○○年)○○月○○日以前」であれば、

陸運局の検査官の判断により曖昧に登録されてしまったケースが過去にございましたので、リジッドフレームにて「車名がハーレーとして登録されている車両も存在する」のも事実ですね。

この場合は例外として「黙認されて車検は通る仕組み」になっているようです。

簡単にまとめますと…?

・○○年(平成○○年)○○月○○日以降で「車名が不明のリジッド」であれば
【車検OK】公認になりますので車検に通ります。

・○○年(平成○○年)○○月○○日以降で「車名がハーレーのリジッド」であれば
【車検NG】違法扱いになりますので車検に通らないです。

・○○年(平成○○年)○○月○○日以前の「車名がハーレーのリジッド」であれば
【車検OK】例外扱いで車検に通ります。

これらのブログで公開している内容については、「年月日」を○○まる伏せています。

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上記は既にハーレーにお乗りの方に向けた問題になりますが、

これからリジッドフレームのショベルヘッドを手に入れる方は新たな問題が出てしまいましたね。

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