FI車の正しいエンジンのかけ方(インジェクション始動方法)

FI車のエンジンのかけ方
インジェクション車(FI)の正しいエンジンのかけ方と注意点
最新の車やバイクは、セルボタンを押すだけで簡単にエンジンをスタート出来ますね。
セルボタンを押すだけではあるのですが、このFI(インジェクション)でもエンジンをスタートさせるために1つだけ注意点がございます。
メインスイッチ(イグニッションスイッチ)/鍵のキーをONにして電源を入れた後に
数秒間だけ待機する必要があります。
判断方法は、とても簡単です。
ハーレーですと
約4秒間の待機が必要になります。
→ スピードメーターにあるエンジンのチェックランプが赤く点灯してから消灯後にセルボタンを押してエンジンを始動させる事が何よりも大切になります。
安心・安定は5秒の待機ですね。
正しいエンジンの始動方法は以下の通りになります。
1.メインスイッチ/鍵を入れてキーをONにします。
2.スピードメーター内にあるエンジンのチェックランプが赤く点灯(光ったままの状態)になります。
※ 車種によってオレンジ色だったり、赤色だったり、ランプのマークだったりします。
3.その後、数秒してチェックランプが消灯(消えます)する事を確認します。
4.4秒~5秒後にセルボタンを押してエンジンをかける事が何よりも大切になります。
同じく一般の国産バイクも同様の手順になります。
これはエンジンにガソリンを送るためのフューエルポンプといった物が作動準備をしたり、エンジンに関連するセンサー類が正常に動作しているかどうかを検証してチェックしているための待ち時間になります。
要は、これからエンジンをかけるための準備体操をするために待つことが必要になります。
気難しく考えずにキーをONにした瞬間、すぐにエンジンをかけないように心掛ければOKです。
約5秒程度だけ待機すればOKです。
バイクの車種に関わらず、キーをONにした後は「約5秒後」にエンジンをかけると覚えておけば確実で間違いないと思います。
最近の自動車の場合はキーレスで鍵がないタイプが多いですね。
ブレーキを踏むと同時にセルボタンを押すだけでエンジンが簡単に掛かる仕組みになっておりますので、このように待つ事は不要だと思います。
キーがあるタイプでメインスイッチ(イグニッションスイッチ)をONにしてからエンジンをかけるタイプやバイクにおいては一連の5秒間だけ待つという儀式が必要になります。
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