オルタネーター&ステーターコイル簡単解説

オルタネーター(ステーターコイル)

オルタネーター&ステーターコイル簡単解説

オルタネーター(ステーターコイル)って何なの?

バイクはエンジンの力 = エンジンの最下部にある

オルタネーター(ステーターコイル)の回転にて

永久磁石(マグネット)を回転して回して発電されています。

エンジンの回転数が上がれば上がる程

永遠と12Vの電圧が高くなり過ぎてしまいます。

例:13V、14V、15V、16V...etc

そうなってしまうと、どうなるのか?

バッテリーが過充電(充電のしすぎ)で、

すぐに故障(パンク)してしまいます。

上記を防ぐためにレギュレーターによってエンジン(オルタネーター/ステーターコイル)から「発電された電気を交流から直流へ変換」して「電圧を14V前半に抑えて制御」されています。

レギュレーターの故障前兆 & トラブル症状まとめ【バイク】

オルタネーターが故障の場合はバッテリーに充電されないので、バッテリーに残っている電気のみ走行する事ができます。但し、バッテリーの残量が空っぽになれば、もちろんエンストしてしまいます。

簡単にまとめますと…?

・発電機のオルタネーター/ステーターコイルやレギュレーターが故障した場合はバッテリーが充電されなくなります。

・バッテリーに残っている電気のみで走行する事が出来ます。

・徐々に電圧が下がっていきますので、最終的にエンストして走行不能になります。

ショベルヘッド用の発電力

17.8A~22A

正確には下記の通りになっております。

・66年~69年(アーリーはジェネレーターの直流発電/DCになります)
・70年~75年(15A)

・75年~80年(17.8A)
・81年~85年(22A)

・86年~(エボリューションからは32A)

 69年のアーリーショベルまではジェネレーター(直流/DC)の「12V」になります。

70年代~80年代のコーンショベルからはオルタネーター(交流/AC)の「12V」になります。

レギュレーターは「14.5V以上」はバッテリーに流れない仕組みになっています。

同時に交流(AC)→ 直流(DC)に変換する役割も兼ねています。

<例>アーリーのジェネレーターは直流なので問題ないのですが、オルタネーターは交流(AC)となりますので、交流発電(AC)から直流発電(DC)に変換しています。

交流(AC)と直流(DC)って、どういう意味なの?

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エボリューション用の発電力

32A

エボ用の32Aに変更することによりバッテリーの充電状態を自動的に感知して適切な充電量を流してくれるようになります。

これはバッテリー容量が少ない時に多めの電流をバッテリーに流してくれたり、満充電に近い状態であればバッテリーにダメージを与えないために適切な電流しか流さない様な機能がついています。

これによりバッテリーが長寿命になります。


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