エンジン始動直後にエンストする原因(アイドリングが安定しない)

● アイドリングが安定しないエンスト症状の原因
アイドリングが安定しない
この嫌なアイドリングが安定しないエンストによる
故障トラブルと言いますのは
当方でも散々な目に遭って色々と経験してきました。
特にキック始動オンリーのバイクにて
「信号待ち」や「大きな交差点(右折専用車線)」で
エンストすると、もう最悪となってしまいます。
エンスト症状とは?
エンジンが始動している最中に
アイドリングが安定せずに不安定で止まってしまうトラブルになります。
エンスト症状はエンジン始動直後だったり、始動直後の少ししてからだったりに
一定の距離を走行後に繰り返したりだったり、エンジンが暖かくなった暖気後だけだったり、一定時間を過ぎた感覚でエンストしたり、信号待ちのアイドリング中にプスンッとエンストします。
それに加えて大排気量エンジンのキック始動オンリーになりますと
もう本当に手放したくなる気持ちになります。
というよりも安心してバイクに乗れないのが、もっとも嫌な気持ちになってしまいます。
そんな原因を誰でも理解出来るように分かりやすく簡単にまとめております!
アイドリングが安定せずにエンストする原因とは?
アイドリング時の頻繁にエンストする
もっとも多くのトラブル原因と言いますのは
燃料系トラブル(ガソリン系)
または
点火系統 & 電気系統トラブル
上記どちらかになります。
非常に稀なケースで滅多にはない事なのですが、最悪のケースではエンジンが故障してしまうトラブルで頻繁にエンストを起こす事もあります。
当方では、その珍しいエンジントラブルまで経験しております。
その時の症状は、本当に調子が良い時は絶好調なのですが、調子が悪い時には極端に調子が悪く頻繁にエンストを繰り返す症状を経験してきました。
そして、驚いた事に半年の間に平然とエンジントラブルに気づかずに乗っていた経緯がございました。
詳しい症状はハーレー全般で使える! ショベルヘッドまとめメモ帳(困った時の故障&トラブルノウハウ集)にて解説しておりますので、ぜひご覧下さいませ!
燃料系トラブルの原因とは?
・ガス欠(ガソリンが入ってない) ・ガソリンキャップの空気弁の詰まり
・ガソリンコック ・ガソリンのホース(燃料ホース)
・燃料フィルターの詰まり、汚れ ・キャブレター関連のトラブルが多いです(フロートバルブ、ニードルバルブの詰まり、フロートの汚れ、二次エアー症状) ・インテークマニホールドシールの劣化が多いです。
セッティングが薄すぎても濃すぎてもエンストはします。
プラグの色が白すぎたり黒すぎる場合は「キャブレター」を疑います。
点火系トラブルの原因とは?
・プラグ ・プラグコード
・イグニッションコイル(もっとも壊れやすいです)
・ポイント点火の接点の汚れ、錆、摩耗、消耗 ・ポイント点火のコンデンサー
・ダイナS ・ダイナ2000i
・CDI(国産バイク) ・ガバナー
・バッテリー ・レギュレーター ・オルタネーター/ステーターコイル
・配線の劣化 or 断線 ・イグニッションスイッチ/メインスイッチ ・ブレーカー、ヒューズ
点火電気系統は一つでも完全に故障しているとエンジンがかかりませんので要注意です。
もしエンジンがかかったとしても、すぐにエンストしてしまいます!
ハーレー全般のショベルヘッド/エボリューション/ツインカム/スポーツスターの場合、エンジンがかかってもパンパンといって、すぐにエンストするトラブルの方が多いですね。
詳しい内容につきましては、ぜひ下記のハーレー内容をまとめたメモ帳をご覧下さいませ。
【ハーレー全般で使える!】ショベルヘッドまとめメモ帳(困った時の故障&トラブルノウハウ集
誰が見ても理解出来るように1つ1つ項目別に丁寧に分かりやすく解説した初心者向けの詳しい内容となっておりますので、他の解説や整備本で分からなかった方でも絶対に理解出来ると思います。
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皆様にハーレーに関する「こういう事が知りたかったんだよ」と思って頂けるような内容に凝縮して全て解説した上で重要な要点だけをまとめた集大成になっております。
当方の説明が少しでも分かりやすいと感じられましたら、ぜひショベルヘッドまとめメモ帳に目を通してご検討頂けますと本当に嬉しく思います。
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