ハーレーの人気がない車種&エンジン簡単解説
目次
● ハーレーの人気がない車種&エンジン簡単解説
ハーレーの不人気エンジン&車種とは?
ここだけのお話になりますが、
昔のハーレーのサイドバルブ(フラットヘッド)は飽きたら売る時が、とにかく大変です。
経験談として当方の知人が売却時に、とても苦労されておりました。
それも素性が分からない車両ではなく名のあるプロ協力の元に、きちんとエンジンまで新車並に仕上げた完璧な車両なのにも関わらずです。
ヤフオク等の個人売買でもサイドバルブは全然人気がなく、とにかく売れません。
一部の旧車好きのマニアな方にしか人気がない状態になっています。
個人的にフラットヘッドはボバー好きとしては
見た目も含めて大好きなエンジンではあるのですが、
これは大人気のショベルヘッドと比較して普段使いとして
1.あまりの”衝撃的な遅さ(トロさ)”
と
2.”ドコドコ感のなさ(鼓動感のなさ)”
が人気のなさと関係しているのだと思います。
次にツインカム(TC88/TC96)ですね。
ツインカムにおいては売れないというよりは…?
購入価格よりも、相当安値で終わりがちです…
2000年代~2010年代前後ではエボ(エボリューション)も全然人気がありませんでしたが、最近では徐々に価値が見直されて人気が高まっています。
現在はFXR JAPANと言われるFXRPのRT(カウル付き)においては大人気なくらいで高騰しています。それでも輸入代行会社経由の個人輸入であれば130万~150万前後で見かけます。
最新ハーレーで言う所のクラブスタイルカスタムみたいな感じですね。
でも、じっくり良く見るとクラブスタイルとは、また1つ違ったりしますね。
ショベルヘッドから始まったFXシリーズのFXRも軽快で大好きな車両の1つであります。
昔から続くFLシリーズも素敵で良いのですが、スポーツスター風の軽快さが魅力であるFXシリーズも何か良く感じる魅力がありますね。
エボのサス付きのFXRはノーマルのままでも十分格好良く感じます。
当時からエボの相場を日々確認していたのですが、酷い時は個人売買で65万~70万でも売れないくらいまでにエボは、あり余っている状態でした。
まったく需要がなく誰も欲しがらない状態ですね。
今で言う所のツインカム(TC88/TC96)と、まったく同じ状況ですね。
いずれツインカム(TC88/TC96)も同じ運命を辿るかもしれませんので、今売ろうと考えている方は、その時まで大切に保管しておくのも手だと思います。
廃車届けを出せば
1.税金(5,000円)
2.車検(2年に1度)
3.任意保険代(1年分)
上記の「維持費」が一切掛かりません。
そして、定期的にエンジンをかければOKです。
最低でも3ヶ月に1回・理想は1ヶ月に1回ですね。
ハーレーの盗難が心配の方はバイク盗難防止の最強対策グッズをぜひご覧下さいませ。
遠い未来のお話になりますので、実際にはどうなるか分からない所でありますが、ミルウォーキーエイト(M8)の次のエンジンが出たり年数が経過すれば価値が見直される可能性は十分あります。
電動バイクのライブワイヤー・ワン(LiveWire One)も発売される事と今後はガソリン車の新車販売が禁止される方向の流れでありますので、次のエンジンはないかもしれません。
だからといって本や新聞紙がなくならないようにガソリン車が乗れなくなる訳ではありませんので、遠い未来にはミルウォーキーエイト(M8)以前のエンジンの価値は十分高まる可能性はあります。
エボ(エンジン)のようにハーレーは長年所有していても時代に応じて価値が見直されて極端に価値が下がる事はありませんので、その辺は安心できますね。
ハーレーの不人気エンジンTOP3(ワースト3)
・No1: フラットヘッド(サイドバルブ) ・No2: ツインカム(TC88/キャブ車) ・No3: ツインカム(TC96/FI車)
→ サイドバルブでも不人気なのはベビーツインの圧倒的に遅いと言われるW/WL/WLAシリーズになります。
ビックツインである1340ccのULは一部界隈といいますかマニアには意外と人気があります。
ショベルヘッドで言う所のアーリーショベルの位置付けと同じレア車両になります。
1200ccのVLも一部のマニアの方に需要があります。
当然ですが、レーサータイプのWRや初期D/DLシリーズになるとハーレーイベントでも全然見かけない程のレア車両になります。
唯一、1929年式のDLはハーレーのアーケードゲームまとめ記事一覧のラスボスとして登場してくるくらいでした。
そして、もっとも意外だったのですが、
ツインカムにおいてもキャブ車のTC88の方が人気があるのかな?と思っていたのですが、意外や意外に「TC96/FI(インジェクション車)」を選ばれる方が圧倒的に多いようですね。
これには理由がございまして
ツインカムでキャブ車を選ぶくらいなら
1つ前のエボリューション(エボ)を選ぶ方が圧倒的に多いからだと思います。
その上で、ツインカムを選ぶからには安心・安定のインジェクション車(FI)を選んだ方がメリットが大きいからだと思います。
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圧倒的に人気がない車種TOP3(ワースト3)
・No1. ストリート750(XG750/ストリートロッド)
・No2. V-ROD(Vロッド)
・No3. ナイトロッド(スペシャル/マッスル)
・番外編. XR1200(現在は販売を終了してしまいましたが、とにかく不人気でした)
→ Vロッド/ナイトロッド系はヨーロッパの方では意外にも人気があります。
リアの図太いワイドタイヤと低いスタイルのカスタムが流行っています。
一昔前に流行ったレーサーレプリカや隼(ハヤブサ)のド派手なカラーからのキラキラしたメッキホイールのウォンウォン系みたいな感じですね。
ゼロエンジニアリングさんによるゼロカスタムを今風にしたヨーロッパ版とも言えます。
残念ながら日本ではスーパーファミコン時代にあった発売されたばかりの新作ゲームが新品980円特価の投げ売りワゴンセール並に人気がありません。
このように空冷エンジンが当たり前のハーレーでは
「水冷エンジン」の車両が
とにかく人気がありません。
残念ながら、この3車種におかれましては
ワースト3車両と言ってもよいくらい不人気です。
ナイトロッドは、スポーツスターのナイトスター(XL1200N)みたいに覚えやすくネーミングセンスが不思議と何か良く感じています。
ナイトガンダムではないですが、「ナイト」と「ロッド」と「スター」という単語の響きが良いのかもしれないですね!
最後に番外編になりますが、XRシリーズも、とにかく不人気でした。
一部のマニアの方にはレース用バイクであるトラッカーレーサーのXR750は、とにかく人気があります。
トラッカーレーサー風のカスタムで似せるくらいに人気があります。
昔のハーレーのRがつくタイプの車種は、なんだってカッコいいです。
ノーマル状態で70馬力を誇るアイアンスポーツのXR1000(限定1800台)も同様に乗り心地で大変人気があります。
その一方で、市販車であったネイキッド風のXR1200は、とにかく人気がありませんでした。
国産車っぽいネイキッド風の見た目が、とにかく不人気でした。
確かにXR1200に乗っておられる方も、どちらかというとカスタムのタイプもちょっと異なりますね。
どちらかというと…?
ちょっとしたライトカスタムで、ノーマルで乗っている方が多いです。
XRについては、まさに今で言う所のストリート750やVロッド状態です。
令和になった現在では新しい水冷エンジンであるレボリューション(Revolution)の1250ccの行方はどうなるものでしょうか?
その後、遂に新型スポーツスターSが価格と共に発表されました。
簡単にまとめておりますので、ぜひご覧下さいませ。
ハーレー購入後の維持費はどのくらい掛かるの?
最後に1つだけ大切なアドバイスとポイントがあります。
ハーレーというのは最初に掛かる車体の購入費用のみならず、購入した後の「維持費用が本当に掛かります」あっという間に気づいた頃に、とんでもない金額になっています。
これが意外と皆様忘れがちなんです。
詳しくは下記にて解説しておりますので、ぜひ一緒にご覧下さいませ。
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