タイヤ交換時期の判断目安(残量確認方法)
目次
● タイヤ溝の交換時期&目安 簡単解説
新品タイヤ溝はどのくらいあるの?
自動車&バイクのタイヤについて
・タイヤの溝と残量(交換時期の溝の数値とは?) ・走行距離と減り具合(何km走行して何mm減るの?) ・タイヤの交換時期や目安(どのくらい走行したら交換になるの?何年?)
上記3点を誰でも理解できるように1つ1つ分かりやすく簡単に解説しておりますので、ぜひご覧になって頂ければ幸いです。
まずタイヤの溝(残量)について
タイヤを交換したばかりの新品状態では
どのくらい残量があるのか気になりますね!?
一昔前までは
・新品で「8mm」の溝がありました。
・エコタイヤで「7mm」の溝となっています。
近年の新品タイヤは
日本製・台湾製を含めまして
溝の残量は「6mm(最大6.5mm)」が多いですね。
ちなみに近年では有名メーカーでも外国製が混ざっておりますが、普通に街乗りとして使用する分には問題ありません。
ハーレー部品も多くは海外の台湾で作られているくらいなのですが、普通に乗る分には品質的には問題ありません。
但し、初期不良率は高めですね。
最近、購入した車用タイヤとして
ブリジストン(日本製)の
新品タイヤ残量は「平均6mm~6.5mm」でした。
スリップサインがある残量部分は
「4mm~4.5mm」になっておりました。
スリップサインがある箇所については
新品状態から凸凹(デコボコ)しておりますので、
さらに残量が減ります。
何kmの走行でタイヤの溝が1mm減るの?
タイヤの種類(銘柄)や
普段の走る所 & 走り方によって
残量の減りが変わる事が多いと言われております。
一般的な例としまして
5,000km走行して「1mm減る」
と覚えて頂ければOKです。
1万キロ前後走行して「1.5mm~2mm減る」
という事になります。
簡単に早見表(一覧)でまとめさせて頂きますと…?
◆ 走行距離ごとにタイヤ溝が減る(早見表)
・5,000km走行で「1mm」減ります。
・10,000kmで「2mm」減ります。
・15,000kmで「3mm」減ります。
・20,000kmで「4mm」減ります(交換目安)
・25,000kmで「5mm」減ります。
→ 新品タイヤの残量については「6mm~6.5mm」になります。
スリップサイン部分は4~4.5mmになっています。
大体の平均としましては
1万5,000~2万キロ走行する頃には 残量が「2mm~2.5mm以下」になる事が多いですね。
◆ タイヤ溝の残量による計算式
新品タイヤ交換時の溝残量(6mm)- 2万km走行(4mm減る)= 2mm~2.5mm
→ つまりは
約20,000km前後を走行しましたら
タイヤ交換の1つの目安時期と思って頂ければOKです。
どのくらい走ったら交換時期なの?
・新品タイヤの溝6mm~6.5mmから残りの溝が「2mm~1.6mm以下」になるとスリップサインがタイヤにでます。
・残量が2.5mm前後になると薄っすらとスリップサインが見え始めてきます。
・極限まで使いたい方はスリップサインが出てから「1mm前後」になったら要交換となります。
・残りの溝が「0.8mm」までいきますと危険な状態になります。 ・一般的にはスリップサインが出る頃には少し危険な状態と言われる事が多いため、「1.8mm~2mm」になった時点で交換した方が良いと言われています。 ・個人的には1.8mm~2mmは、まだ使えるレベルだと思っています。
・1.5mmを切るぐらいを目安に交換を視野に入れて交換を考えるのが、もっともコストパフォーマンス的にはベストだと思っています。 ・正確には1.2mm~1.5mm前後で交換がベストと考えています。 ・面倒な方は2mm or スリップサインが1.6mm前を目安に交換ですね。
・走行距離で言いますと「約2万km」の距離が交換目安になります。 ・約20,000km走行する頃にはスリップサインが目立つようになってくるからですね。 ・走り方やタイヤの銘柄によっても寿命が変わってくるのですが、長く持つ方は「2万キロ~25,000km」で交換される方もいるくらいですね。
・長持ちしないタイヤ銘柄は10,000km~15,000km前後とも言われるくらいです。 ・タイヤの溝以外にも経験劣化によりゴムが硬くなりグリップ力がなくなりますので、年数でも交換が必要になります。 ・年数で言いますと「5年」が1つの交換目安となります。
・新車で購入した場合、2回目(5年目)の車検時に交換がベストですね。 ・その後は車検2回受けたら1回 or 車検3回受けたら1回の割合でタイヤ交換すればOKです。 ・当方の個人的な経験では「最低5年経過後」or「走行距離20,000km」どちらか早い方が1つの交換目安になっています。
・お買い物や街乗りがメインの方でしたらスリップサインが出た段階で、すぐ交換すれば全然問題はないと思います。
・車の流れが速い大きな道路 = 片側2車線以上の幹線道路だったり高速道路をメインに乗られる方は早め早めの交換がベストになります(1.8mm~2mm)
タイヤに書かれている数値で製造年月日が分かるの?
タイヤに書かれている数字を見て製造年月日を簡単に判別する事が出来ます。
タイヤの内側(ホイール近く)に4桁の数字が書かれています。
タイヤ内側から4桁の数字を探せばOKです。
※ 大抵4桁の数字の前にアルファペットによる英語表記があります。
ヨコハマタイヤを例に見ていきますと…?
ヨコハマのYが3つの後に4桁の数字が書かれています。
YYY 0216 とありますね?
この場合の例として
「02 / 16」部分がタイヤの製造年月日になります。
アメリカと同じく数字を右から読めばOKです。
16 = 2016年という意味になります。
続きまして
02 = 年始めの2週目という意味になります。
1ヶ月は4週ありますね?
2週目になりますので、
1月の中旬という事ですね!
つまりは
02 / 16の意味は
2016年の2週目(1月中旬)に製造されたタイヤ
という意味になります。
上記の例だけでは心配だと思いますので、
例えば「05 / 08」と書かれていましたら
同じく右から読んでいきまして
08 = 2008年という意味になります。
続きまして
05 = 年始めの5週目という意味になります。
1ヶ月は4週ありますので、5週目になりますと…?
2月の初めですね!
以上の事より
05 / 08の意味は、
2008年の5週目(2月上旬)に製造された
という意味になります。
前タイヤと後ろタイヤはどちらが減りやすいの?
・車の場合は前タイヤの「前輪」が早く減りやすいです。 ・タイヤは真っ直ぐ走行しているよりも駐車時に多く消耗してすり減ります(これは駐車時に何度もハンドルを切り替えているからですね)
・年間の走行距離にもよるのですが、あまり乗られない方は2年1度ある車検の際に8,000km~1万kmで前後左右のローテーション交換がコストパフォーマンスに優れておすすめでございます。 ・前後左右のタイヤローテーション作業工賃は3,200円~5,000円前後だと思います。
バイクのタイヤ溝の交換時期 & 目安について
・バイクの場合は後ろタイヤの「後輪」のド真ん中が早くすり減るのが正常ですね。
・新品で8mm~8.5mm(5~6mm)の溝があります。
・走り方によって変わってくるのですが、5,000km走行して1mm~2mm減ります。
・約10,000km~15,000kmで交換時期の目安になります。
・早いと8,000kmで溝がすり減り寿命を迎えるタイヤもあります。 ・1.2~1.8mm以下になるとスリップサインがタイヤに出ます。 ・0.8mm~1mm以下になったら危険なので交換した方がベストです。
タイヤの残量 = 溝の測り方は?(どうやれば良いの?)
当方も長年使用しておりますが、
下記商品が一番安くて大変おすすめでございます!
・デジタルノギス 150mm(15cm) ・デジタルノギスその2 150mm(15cm)
正直、タイヤーゲージは15cmのデジタルノギス1本あれば十分でございます。
タイヤの残量測定(溝以外)に色々な用途に使えます。
車やバイクのメンテナンス(クラッチ調整/清掃時、キャブの油面調整)以外にも
一般の家庭での郵便局の荷物を送る時の普通郵便(定形郵便/定形外郵便/クリックポスト)の厚さ3cm以内の測定やネジやボルト類の長さや厚さを測定する時にも使えますので、1個あると何かと本当に便利です!
クレ(KURE556)と一緒で一家に一台必須だと思っています。
詳しい使い方は解説しておりますので、ぜひ一緒にご確認下さいませ。
ぜひ1つの参考にして頂ければ幸いです。
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