車のバッテリー電圧 正常値(早見表)
● 車のバッテリー電圧 正常値(早見表)
0%~100%表示で健康状態がすぐ分かる!
車&バイクのバッテリー電圧について
すぐにエンジンが始動できる正常な状態から
エンジンが始動出来なくなってしまう故障トラブル時の解説をしております。
さらにバッテリーの健康状態が分かる早見表(一覧表)を簡単に解説してまとめております。
バッテリーや電圧に関する知識がない方だったり
一度も車&バイクの整備をされた事がない方でも
すぐに理解して頂けるように実体験の内容だけを
簡単にまとめて解説させて頂いております。
誰が見てもすぐ理解できるようにするために
電圧”12.**V(ボルト)”の数値に関しましても
0~100%表示にして解説しておりますので、ご安心下さいませ。
例えばなのですが、
12.7~8Vは「100%」 = フル充電した状態(バッテリーは正常な状態)
といった感じですね。
見方の例として
・0% = バッテリー上がりのNG状態になります (エンジンがかからない故障トラブル) ・100% = バッテリーが元気な状態ですね (正常)
といったように分かりやすく誰が見ても
すぐ理解できるように簡単な一覧表にしておりますので、ご安心下さいませ。
その前にバッテリー電圧の健康状態について
大前提の知識として絶対に覚えておいた方が良い
大切な内容を下記にて解説(説明)しております。
バッテリー電圧の健康状態(早見表)
◆ フル充電~購入直後の状態
・12.7~8V: 100%(フル充電状態)
→ 新品バッテリーの充電後は
13.0Vを超える事もあります。
・12.5~6V: 90%(購入直後の状態~普段の電圧)
→ 理論上の正常数値は
12.6V(あくまでも理想値です)
◆ 普段の正常電圧
・12.55V: 85%(正常電圧) ・12.46V: 80%(正常電圧)
→ 正常電圧の標準状態になります。
・12.35V: 70%(正常電圧のほんの少し弱い状態)
→ 個人的には全然許容範囲だと思っております。
・12.25V: 65%(正常電圧の少し弱まった状態)
→ ほんの少しだけ弱まったかな?という程度ですね。
◆ 注意~少し危険
・12.10V: 50%(少し要注意です)
→ 少し様子を見つつも
気にかける準備をして下さい。
・12.00V: 40%(そろそろ危険です)
→ さすがに、ちょっとだけ
マズイかなと意識するレベルになります。
◆ 危険状態~バッテリー充電が必要
・11.99V: 37%(バッテリーの充電が必要です)
→ 12.00Vを切った数値が1つの判断目安となります。
人間で言う所の風邪の引き始め状態になっています。
まずはバッテリー充電が必要となる目安と思って下さい。
・11.86V: 30%(必ずバッテリーの充電をして下さい)
→ セルボタンでエンジンが
ぎりぎりかかるかどうかの境目になります。
◆ バッテリーが完全にNG~要交換
・11.62V: 10%(バッテリーの交換が必要です)
→ セルボタンでエンジンをかけられる元気がありません。
・11.50V以下: 0%(完全にNGです)
→ ここからはバイクによる
一昔前のキックスタートによるキック始動
もしくは
押しがけ可能なバイクでないとエンジンはかけられません。
重要な事なので
何度も申し上げますが、
エンジンを始動させる前の バッテリー健康状態を見ることが大切になります。
それも走行した直後にバッテリー状態を見ても意味がありません。
これは車&バイクに乗る事でバッテリーへ自動的に充電されるためですね。
さらに新品バッテリーを購入しても製造工場~販売店~購入後の手元に渡るまでに、しばらく期間が経過しているために自然放電(何もしなくても自然に電圧が下がる症状)の影響により
電圧が徐々に下がっていきまして
「12.5~6V前後」になっている事が多いです。
お店でバッテリー発送時に充電してもらえる場合には
「12.8~12.9V(12.95V)」が 正常な電圧数値になります。
普段の正常値としましては
キーOFFのエンジンをかけない状態にて
「12.1V~12.5V」が出ていればOKです。
極端な話が12.0Vを切らなければOKなのです。
基本的に12.0Vを切らなければ
普通にエンジンを始動出来ると思います。
参考までに車の正規ディーラーでは、12.40Vまではバッテリーは正常(セーフ)と判断されまして、12.39V以下になった時点でバッテリー充電~交換を推奨するように決められているようです。
バッテリーは消耗品(消耗部品パーツ)になります。
使用しなくても日数が経過するだけで自然と電圧は下がっていきます。
さらに使用する度に経年劣化によって、毎日、電圧も下がりやすくなります。
もう1つの判断目安として
普通にセルボタン(スタートボタン)を押した瞬間に、もたつかず(キュルの一発)で、すぐにエンジンがかかる状態が理想ですね。
すぐにエンジンが始動出来て、走行中に電圧が充電されれば、バッテリーは正常の状態になります。
日々のメンテナンスとしましては
一般的に正常な判断基準(目安)として
「12.00V以下」にならないように 維持する事が大切になります。
電圧が12.00Vを下回りましたら…?
まずはバッテリーを「充電」します。
それでもNGだった場合には
「バッテリーの交換時期(新品へ交換)」になります。
バッテリーの健康状態が
”要注意”と判断するための
電圧目安としましては
11.99V以下
になったらですね。
当方では定期的にバッテリーの状態をチェックしつつ
12.00Vを切ったら充電するように心掛けております。
正確には12.00Vを切る前に
定期的な頻度で必ず充電しています。
ベストな充電頻度としましては
毎日、乗っている方であれば不要だと思うのですが、
週に1回から月に数回しか乗らない方や
短距離移動が多い方においては
(往復3km以下)
・理想は「6ヶ月(半年)に1回は充電」 ・最低でも「1年に1回は充電」
上記の頻度で充電する方法が
もっともベストだと判明しております。
豆知識としまして
車は乗れば自動的に発電機が動いて きちんと”バッテリーは充電されています”
乗る距離 & 頻度が多ければ多いほど沢山バッテリーへ充電されます。
但し、あまりにも信号待ちや渋滞のストップ&ゴーが続く場合には充電されつつも、それを上回るくらいまでの電気を消費する事も多くありますので、ご注意下さいませ。
それでも正常なバッテリーであれば、
最大1~2時間程度の渋滞に耐えられます。
バッテリーが上がりそうな時の対策として
一時的にヘッドライト・エアコン・ドラレコ・オーディオ等をOFFにする。
スマホの充電を辞めるといった工夫が必要になります。
特に夏場のエアコンは電気を多く消費しますので、ご注意下さいませ。
そのため、あまり乗られない方(月に数回/週1回の短距離移動)においては、もっとも車のトラブル故障で多い内容が「バッテリー上がり」になっております。
さらによくあるトラブルとして
特にバッテリーが上がりやすい「冬場」ですね。
そのため、冬が来る前の秋頃(10月頃)に
バッテリー状態を確認する事も大切になります。
もし充電しても電圧が上がらないようでしたら 「バッテリーの要交換」となります。
エンジンをかけた始動時から
走行中の状態としましては
「13.0V~14.5V」の範囲内が正常値となります。
一般的には「14.0V~14.1V前後」になっている事が多いと思います。
14.5Vを超えたり、13.5V以下になったり
走行中に充電されず徐々に電圧が下がったりしたら要注意です。
この場合、まずはバッテリーを新品に交換して直る事が多いです。
もしもNGだった場合には電圧を制御する電子部品(レギュレーター)→ 発電機部品(オルタネーター/ステーターコイル)の故障が原因となります。
これらは滅多に故障する部品ではないので、ご安心下さいませ。
但し、お車やバイクを10年~20年以上の長年乗られている方や
走行距離が既に10万キロ以上を走行している方は要注意です。
国産車においては大抵の故障原因は
「バッテリー上がりによる経年劣化の故障」となります。
車&バイクのおすすめ充電器~バッテリー充電方法&電圧の確認方法の手順につきましては、誰でも理解出来るように詳しく解説しておりますので、ぜひ一緒にご覧下さいませ。
皆様が難しいと思っている以上に簡単な手順になります。
普段まったく整備をやらない方や女性から老若男女問わず、誰でも簡単に理解出来るように解説しておりますので、ぜひご覧下さいませ。
おすすめバッテリー充電器(最安値の購入先)
バッテリーの充電に必要なものとは?
自動車用のバッテリー充電器になります。
原付バイク、一般バイク、軽自動車、一般自動車までオールマイティーに対応していますので、大変おすすめです。
こちらもテスター同様に複雑な機能がなく使い方もシンプルで簡単です。
もっともコストパフォーマンスに優れた格安のおすすめの充電器とは?
当方では下記バッテリー関連商品を全て購入してフル活用して以来、バッテリートラブルとは完全に無縁になっております。
【Amazon.co.jp限定】セルスター バッテリー充電器 DRC-300AMZ / 高機能版(バッテリー上がり時にセルスタート機能搭載)/ 大型トラック対応 / 最上位高性能版(12V/24V対応)
安心・安全の日本製で「1年保証」となっております。
価格は4,500円~5,000円前後になります。
Amazonが一番安い最安値になっております。
※ 通常版(DRC-300)とAmazon限定版(DRC-300AMZ)に性能(機能)&付属品に違いはありませんので、ご安心下さいませ。
一見すると高く感じてしまうのですが、長い目で見て十分な元が取れますので、大変お買得だと思います。
当方ではバッテリー充電器と電気テスターをセットで購入したのですが、もう10年以上持っています。
+突然バッテリーが上がった時にエンジンがかけられるジャンプスターター(モバイルバッテリー搭載)もあると安心ですね!(別で詳しく解説しております)
貧乏性な自分が思いっきって購入したくらいですので間違いないと思っています!
・メルテック バッテリー充電器(車~バイク対応)
・高機能版(バッテリー上がり時のジャンプスタート機能&大型トラック対応)
・軽自動車~軽トラ専用(小型版)
・原付&バイク専用(小型版)
安心の「3年保証」となっております。
他に電源の延長コードは絶対に必須ですね。
大抵10mあれば必要十分でございます。
電源延長コード10m / その2 / その3(3口)
他に
・充電器:セルスター バッテリー充電器(DRC-300AMZ)【Amazon限定】 / 高機能版(バッテリー上がり時のジャンプスタート機能搭載)/ 大型トラック対応 / 最上位高性能版(12V/24V対応) ・充電器2:メルテック バッテリー充電器(車~バイク対応/6.5A) / 高機能の液晶表示版(小型トラックまで対応/15A)/ 高機能版 大型トラック対応(12V&24V対応/25A) / 大型トラック対応(12V専用/12A) / 小型版(軽自動車~軽トラ専用/3A)/ 小型版(原付&バイク専用/3A)
・電気テスター(電圧用):デジタル電気テスター OHM(オーム電機)/ デジタルテスター(ワニグリップ付き)・・・一家に一台は絶対に必須です!シンプルで余計な機能がなく必要な機能のみで、とても使いやすいです(厚さも薄くて手の平のコンパクト携帯用サイズが嬉しいです)
・電気テスター(電流用):電気テスター1 OHM(安物)/ 電気テスター2(AstroAI)/ 電気テスター2(AstroAI 真の実効値+温度計搭載)・・・しばらく乗らずにバッテリーが上がりしやすくなった時の待機電力&電気がリークしたりの漏電を調べる時に使用します(バッテリー上がり予測日数も調べる事が出来ます)
・電気テスター(電圧+電流の高精度版): 電気テスター3(ELPA)/ 電気テスター4(SANWA)その2 その3 / 電気テスター4(SANWA 真の実効値+温度計搭載)・・・電圧+電流の両方を搭載した高機能版になります。正確で高い精度数値を求める方は必須になります。個人的には計測器専門会社で長年の歴史で定評があるSANWA(三和電気計器株式会社)を購入しておけば間違いないと思っています。
・ジャンプスターター:YABER 12V エンジンスターター 12000mAh大容量 / 2倍容量の23000mAh ・バッテリー寿命が分かるCCAテスター測定器: CCA1 / CCA2 / CCA3 / CCA4 / CCA5 / CCA6 / CCA7
ぜひ1つの参考にして頂ければ幸いです。
車のバッテリーを長持ちさせる秘訣(バッテリー上がり防止対策)
ジャンプスターターの選び方&使い方(バッテリー上がり時の始動方法)
CCAテスター測定器の選び方&使い方(バッテリー寿命が分かる!)
USB充電器はどれを購入したら良いの?(スマホ&タブレット用)
GSユアサバッテリー最安値の購入先(バイク用の純正バッテリー/台湾ではない)
N-BOX&Nシリーズ 純正バッテリー最安値の購入先(早見表)
初めてバイクの電気配線を整備するために購入しておけば間違いない物一覧
ショーライバッテリー簡単解説(Shorai/評判/寿命/儀式/トラブル)
ショーライバッテリー充電方法&手順解説(Shorai/バッテリー上がり/復活)
ショーライバッテリー詳細編(SHORAI/充電/寿命/儀式/上がり/冬)
リチウムイオンバッテリー簡単解説(LifeとLipoの違い)
Amazon購入の中国製バッテリーから出火(1000万円超の被害)
KNA-DR300からの買い替えはDRV-350/355がベスト
KNA-DR300のバッテリー交換手順(画面が映らない症状)
初めてバイクの電気配線を整備するために必要な物一覧(購入先)
ハーレーを整備する上で必要な工具(電気テスター/電気配線/ケミカル用品)(購入先一覧)
電気の基本編(基礎知識/一般家庭/自動車/バイク/電圧V/電流A/電力W)
アンペア数Aを求める計算方法(電源タップ&USBハブの上限)