オーバーヒートの意味と役割 簡単解説(油圧計/油温計)
目次
● オーバーヒートの意味と役割 簡単解説(油圧計/油温計)とは?
はじめに
昔のバイクや車には「油圧計」と「油温計」の装着が大切と言われています。
・一体何のために車両へ付けなければいけないのか? ・なぜ古いバイクに必須と言われているのか? ・何で古いバイクに付いてるの?
当時は詳しく解説されているサイトもありませんでしたので、ちんぷんかんぷんでした。
油温計はオイルの温度を見て判断すれば良いのでなんとなくイメージは掴めましたが、どのくらいの温度がピークで限界なのか?は、さっぱり分かりませんでした。
もっとも困ってしまったのが油圧計ですね。
どうやって油圧計を見れば良いのか?見方と判断方法の意味も全然分からずに大変困った経験がありました。
そんな方のために誰でも理解できるように1つ1つ分かりやすく簡単に解説しておりますので、ぜひご覧になって頂ければ幸いです。
油圧計って、どういう意味と役割があるの?
油圧計の意味と役割は、エンジンオイルが正常な状態(適正量が入っているか?/汚れや劣化有無/詰まり/オイルの硬さ具合の変化と寿命)を確認する意味があります。
エンジンオイルがオイルポンプによって圧力があるくらいに勢いよくエンジン内部全体の金属部分に対して正常に詰まりがなくスムーズな状態で循環/潤滑しているかどうか?
きちんとオイルが回っているかどうか?の判断をするために安全性と健康状態を知る事が出来る測定メーターみたいな物になります。
メーターの数値によってエンジンオイル量の減り具合
汚れや劣化有無・詰まりがないか?
まだ水飴みたいに硬く新品状態なのか?
既に劣化していてサラサラ状態なのか?の変化具合の寿命をリアルタイムで把握する事ができます。
他にオイルポンプが正常に動作しているか?故障していないかどうか?の確認をする事が出来ます。
油温計って、どういう意味と役割があるの?
油温計はエンジンオイルの温度を把握しておき、オーバーヒートから守るために必要になります。
始動直後であればエンジンオイルは冷えている状態なので問題ないのですが、
しばらく走行した暖気運転後(エンジンが完全に暖まった状態)の時や渋滞にハマったりしまった時に一定の温度以上になっていないか?エンジンに熱を持ちすぎてないか?エンジンに異変・異常・変化がないか?
これらをリアルタイムで確認しておく事でオーバーヒートを未然に防ぐ役割と意味があります。
油圧&油温の状態を確認する目的はエンジンの重大な故障やトラブルから守って長持ちさせるためには、とても大切になります。
プラグ&エンジンオイルのメンテナンスと同じくらいに大切だと思っています。
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オーバーヒートって、どういう意味なの?
オーバーヒートは人間で言う所の体調を崩す事で具合が悪くなって熱が出ちゃう最悪な状態になります。
エンジンに熱を持ってしまう事で熱くなりすぎてダウンしてしまう症状を言います。
分かりやすく言いますと、人間で言う所の「高熱状態」ですね。
高熱が出てしまうと本来の力が発揮出来ないだけでなく、だるくなったり、倒れたりしてしまいますね。
エンジンも人間とまったく同じ状態になっていると思って頂けると分かりやすいと思います。
その他、油圧計&油温計の詳しい見方(正常値/危険の異常値)からチェックすべきポイント・注意点・オーバーヒート症状等のまとめ内容につきましては、
詳しい内容につきましては、ぜひ下記のハーレー内容をまとめたメモ帳をご覧下さいませ。
【ハーレー全般で使える!】ショベルヘッドまとめメモ帳(困った時の故障&トラブルノウハウ集
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当方の説明が少しでも分かりやすいと感じられましたら、ぜひショベルヘッドまとめメモ帳に目を通してご検討頂けますと本当に嬉しく思います(^-^)/
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