エアコンのカビ風は危険(原因と対策)

エアコンのカビ風は危険(原因と対策)

カビの原因と対策

エアコンのカビ風は危険(原因と対策)になります。

正確にはカビが原因で

病気になる事が分かりました。

最近、身をもって当方自身が経験したお話になります。

エアコンの簡単な仕組みと

カビの原因と発生しない対策を含めまして

誰でも理解できるように1つ1つ分かりやすく

簡単に解説しておりますので、ぜひご覧になって頂ければ幸いです。


エアコンのカビ風とは?

長年に渡り使用しているエアコン本体内部が

真っ黒に汚れた”カビだらけの風”が送られてくる症状を言います。

エアコンの仕組みとして

電気とガスの力を使いまして

部屋内の暑い空気を取り込んで冷気に交換して動作しています。

エアコン本体内は常にガスの力により

熱交換器(銀色のアルミフィン)がキンキンに冷やしてくれています。

エアコン内は水(結露)が発生するために内部は乾く前に黒カビとなってしまいます。

熱交換器の仕組みはコップに氷を入れた状態のようにして水(水滴)が出来てしまいます。

熱交換器からタレた水は室外機まで繋がっているドレンホースから排出されています。

この水を求めてやってくるのがゴキブリとなりますので、ドレンホースの先端に防虫対策は必須になります(ゴキブリ最強対策は詳しく解説しております)

熱交換器はエアコン本体内部の上部から中央にかけて取付けられており

フィルターが2枚取付けられている部分が冷却フィンの熱交換器となっています。

熱交換器の裏側には常にグルグル回転している「(黒い)送風ファン」がついています。

この送風ファンが”ホコリとカビだらけ”になってしまい

エアコンから「カビ風」が送られてきてしまいます。

病気の具体的な症状として

エアコン内のカビ風 = カビを体内に吸い込みますと…?

よく言われる症状として

・咳の症状
(せき)

・咳ぜんそく症状

2~3週間以上に渡り、長引く咳に悩みます。

酷い症状ですと過敏性肺炎によりアレルギー性肺炎になってしまいます。

他にも、あまり言われる事はないのですが、

・鼻水

・鼻詰まり
・くしゃみ

・のどの痛み

・鼻タレの逆Ver症状 & 口の乾燥(鼻の奥に透明なタンが出来て喉に流れこみます)

上記症状にも該当してきます。

エアコン本体内に発生するカビとして

・カビは「水」と「ホコリ」が溜まりやすい場所が原因で発生しやすくなります(温度20度超 + 湿度60%超の条件で発生しやすくなります)

・エアコンは本体内の熱交換器(アルミフィン)にて常に冷たい状態に冷やしており、水(結露)が出るために乾く前にカビが発生します(その水が室外機のドレンホースに流れていきます)

・エアコンは新しい風を吹いているのではなく、部屋にある空気を吸い込ん冷やして出しているだけです(そのため、部屋が汚いとNGでホコリだらけの部屋の空気を取り込んで部屋中に撒き散らしている事になります)

エアコンは室内 = 部屋の空気をそのまま取り込んで

冷気に変えて風を送っているので、部屋中がカビやホコリだらけで汚いとNGです。

エアコン本体(室内機)と外に置いてある室外機では”空気のやり取り”は行われていません。

室外機は、あくまでも室外機の熱気を逃すために回転ファンが働いています。

室外機は「冷房効率(パワーと電気料金)」に大きく関係してきます。

室内機と室外機を繋がっている銅製の冷媒管パイプのみが冷媒の液化により室内の熱を外に逃がしています。

ここからが重要となるのですが、

エアコン内部の黒カビ対策として

エアコン運転終了後に「停止」ではなく

最低30分だけ「送風運転すればOK」です。

エアコンを使い終わったら、本体内部の水分を乾燥させる事が大切になります。

エアコン停止後にすぐ近くにいなければ、

送風運転よりも外出時に暖房運転を30分~1時間して切タイマーがベストです。

最近のエアコンは内部クリーン機能がついておりますので、積極的に利用します(1回の電気料金は2円~4円程度)

パナソニック製エアコンですと

メニュー > 乾燥有(設定)にする事により

運転停止後に自動的に乾燥機能を働いてくれます。

カビは水 + 部屋内のホコリ等を栄養源にして発生しやすくなります。

カビを発生させないための対策として

1.定期的に部屋を綺麗に掃除する(週2回がベスト) 

2.毎朝、窓を開けて換気します(涼しい朝方に汚い空気を排出して新鮮な空気を部屋に取り入れる)

3.フィルターの清掃は2週間に1回の清掃が必須になります(理想は10日前後で掃除する事をおすすめします)

という内容が大切になります。

当方では上記3点を実践しております。

各部屋にある24時間換気を有効にしたまま(半分開け状態にしています)

数週間前にもネットで話題になっていたのですが、

まさかのタイムリーにて身を経験したお話となります。

丁度、世間ではコロナが再び流行っていると話題になった

6月下旬~7月頃だったか喉に違和感を覚えました。

一瞬、初のコロナに感染したかと思いきや…

夏風邪のような熱やダルさは一切なく口の中だけが乾燥する症状がしばらく続きました。

もう一方で考えられる症状として、蓄膿症だったり、自律神経の乱れ症状も考えられます。

蓄膿症は、風邪&花粉のような鼻詰まり症状が発生して鼻水に色がついていないために考えづらいです。

鼻水や痰に色がついていた場合は、風邪・コロナ・ウイルス菌が原因のため分かりやすいと思います。

ストレスが原因による自律神経系が乱れた場合にはツバを飲み込んだり、喉の奥側の詰まりの症状が多いために症状が異なります。

そうこうしている内に1週間もしない内に自然に治りまして

なぜか再び数週間後に再発となりました。

最終的に原因を1つずつ潰していった結果、

エアコンのカビ風による「アレルギー性鼻炎」だと判明しました。

簡単に説明しますと、鼻タレ小僧症状の逆Verとなっています。

鼻タレ小僧は口の方へだら~っと青っ鼻が出ますが、当方の症状は鼻の奥あたりから喉ちんぽにかけて違和感を覚えまして

透明な痰らしきものが勝手に喉に落ちていきながら、最終的に喉が詰まったような感覚に陥りまして常に口が乾燥する症状まで特定する事が分かりました。

特定までに至った経緯としましては

1.ご飯を食べた直後は正常に戻る(食べている時も違和感なし)

2.就寝時にエアコン(冷房)を1時間だけタイマーをして就寝していた。

3.翌朝、起きると全く問題ない症状となっています(エアコンを消している間は問題なし)

花粉の季節でもないのにアレルギー症鼻炎になったのか?

原因は1つしかありませんでした。

それがエアコンの「カビ」となります。

すぐにエアコン内をチェックしてみた所…?

かなり酷い状態です。

エアコン本体になる

内部はカビだらけです。

常に回転して風を吹かせている

送風ファンは、ホコリとカビが腐った状態です。

このように本体内部が真っ黒いカビだらけの酷い状態だった事が判明しました。

そして、記憶を蘇らせまして

今年にエアコンをつけはじめた当初

「カビの臭い」が強烈だった事を思い出してしまいました。

いつもなら毎年、エアコンをつけ始めた直後だけ

カビの臭いをしているのは当たり前だったのですが…?

今年はなぜかエアコンつけ始めの当日~しばらく連日に渡りまして

何日も立て続けにカビの臭いがしていた症状が気になっておりました。

上記症状が、いつもとは違う変化で気づいていたものの

少し不思議に思っていたのですが、ようやく原因が判明となりました。

つまりは、カビが影響する病気の判断基準として

久しぶりにエアコン(冷房)をつけはじめて

・数時間程度のカビ臭で止まるなら「まだ問題なく」

・連日に渡り、カビの臭いが発生していたら「病気になるくらい危険」

という事を覚えておけばOKです。

ここで覚えておきたい豆知識として

冬の暖房使用時は暖めているだけになりますので「カビは発生しません」

あくまでも夏の冷房使用時のみ冷気で冷やすために「水(結露)が発生するためにカビが発生しています」

これらの結果により

すぐにエアコンを分解しまして

清掃・洗浄後、2週間続いても回復しなかったアレルギー症鼻炎はエアコン洗浄・清掃してから翌日~翌々日に治ったというお話となりました。

エアコンは新品装着後、「14年目」で初の被害となりました。

暖房は使用しておらず、夏の冷房のみ使用しております。

これまで当方の考えではカビは、そこら中で飛んでいるので、「エアコンのカビくらいなら問題ない(気にしすぎ)」と思っておりましたが、まさかの身をもって経験してしまいました。

この事から分かる内容として

1つの参考事例になってしまいますが、

・エアコンのカビが原因で「病気」になってしまいます。

・13年目まではエアコン内部がガビだらけでも「体調に問題なかった」

・14年目に入ってからエアコンつけ始めに”カビ臭が連日”に渡り酷くなり「病気になる(可能性がある)」

という事が判明してしまいました。

但し、単純に年老いて免疫が低くなった可能性も否めません。

参考までにエアコンクリーニング(カビ洗浄作業)は

プロの業者さんに依頼しますと1台あたり1万円前後でやってもらえます。

エアコン本体がシンプルな機能で、8,000円~1万円前後

最新の高機能版では1.2万~2万円前後が平均相場になります。

全てのケースにあてはまらないかもしれませんが、

皆様もエアコンのカビ風による病気には十分お気をつけ下さいませ。

ぜひ1つの参考にして頂ければ幸いです。

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