納豆がコロナウイルス感染を防ぐ(納豆菌パワー)
目次
● 納豆がコロナウイルス感染を防いでくれる事が判明
納豆菌がウイルスから守ってくれる(納豆菌パワー)
栄養たっぷりの納豆について
納豆菌が新型コロナウイルスから
守ってくれる事が分かりました。
納豆抽出液が新型コロナウイルスの培養細胞への感染を阻害することが判明〜感染予防対策への貢献に期待〜より
東京農工大の研究チームによりますと…?
納豆に含まれる”納豆菌の成分”が
新型コロナウイルスの感染を
阻害する効果がある
という事が分かったようです。
その前にコロナウイルスの感染について
よく理解しておく必要がございます。
コロナウイルスは、どうやって感染するの?
新型コロナウイルスの感染については
ウイルス表面にあるコンペイトウのようなトゲトゲのスパイクたんぱく質と言われる物体が人間の細胞の表面についている「たんぱく質」と結合(合体)する事で、感染してしまいます。
これにより新型コロナウイルスに感染した状態になります。
コンペイトが人の細胞に合体(結合)しなければ、ウイルス感染にはなりません。
少し分かりづらいと思いますので、
簡単に分かりやすく解説させて頂きますね。
スパイクタンパク質 = フルーツのトゲトゲした「ドリアン」をイメージして下さい。
ドリアンの中身にはウイルスのRNAが入っており、これをミミズみたいな虫だと思って下さい。
人間の細胞表面には、きのこの山のようなお菓子(ACE2受容体)が所々に置いてあります。
ドリアン(スパイクタンパク質)のトゲトゲがキノコの山(ACE受容体)のチョコ部分に刺さって磁石のように合体(結合)する事で、初めてドリアンの中身にいるミミズのような虫が動き出します。
合体(結合)した後、きのこの山のチョコ部分が溶け出してクッキー部分を通り抜けてミミズみたいな虫が侵入 =人の身体の細胞内にミミズみたいな虫が入って初めてコロナウイルスに感染した「陽性状態」となります。
人の細胞にミミズが入ってしまったら、最後です。
もうやりたい放題に悪さをするという訳なのです。
しまいには人様の体の中で、
遊んで暮らして食っちゃ寝しては
パワーアップして進化 = さらに未知なるミミズに変異してしまうくらいであります。
これを「変異株」といいます。
納豆菌は、どんな効果があるの?
納豆は大豆を発酵させて作る
「納豆菌」と言われる健康に有効な成分があります。
この納豆菌は
腸内環境を整えまして
「免疫力を高める効果」があります。
とにかく健康に良いという事が分かっています。
どんな実験が行われたの?
研究チームは
1.納豆菌から取り出した「液」
と
2.コロナウイルスを混ぜて感染を防げるかどうかを調べた実験を行いました。
その結果によりますと
な、なんとっ!?
納豆菌の液がコロナウイルスの
トゲトゲのスパイクたんぱく質を
攻撃して分解してしまう事が判明したようなのです!
これにより
コロナウイルスの感染を防げる事が分かりました。
つまりは
正義の味方の”納豆菌”は
コロナウイルスを撃退してしまう
という事なのです。
とは言いつつも
納豆菌には最大の弱点があります。
納豆菌の液に熱を加えると効果がない = 感染を防げない事も判明しています。
これは温かいご飯の上に納豆をのせると…?
本来もっている納豆菌の効果が薄まる原理と一緒ですね。
納豆は「熱に弱い」という事です。
これまでに行われた実験結果でも
納豆のような食品が直接的にウイルスに効果があった事例はなかったようです。
但し、現時点では細胞を実験した結果となっています。
つまりは
直接、納豆を食べる事により
コロナウイルスの感染を100%防げる
といった事が確定した訳ではないようです。
これは京都大学の研究チームが実験した
スーパーコンピューターことスパコンの結果と一緒ですね。
あくまでも納豆菌単体により
導き出された結果に過ぎないために
実際に人に感染した状態のコロナウイルスに効くかどうかについては
臨床試験(治験)の結果によって判明するという事であります。
いずれにしても納豆好きの方にとっては朗報なニュースであります。
これにより、再び食品スーパーから納豆が消えてしまうかもしれません。
365日 x 何十年と毎日欠かさず、納豆を食べている身として嬉しい限りであります。
※ 東日本大震災後の欠品期間除く
ぜひ1つの参考にして頂ければ幸いです。
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