冬は寒い所にいるだけで痩せやすい(カロリー消費が激しい)

● 冬は寒い部屋にいるだけで痩せやすかった
寒い所はカロリー消費が激しい事が判明
冬の時期は寒い所にいるだけで
自然と痩せやすくなる
という事が分かりました。
正確には”カロリー消費が激しく”なります。
結論から申し上げますと
寒い所に10分いるだけで
1時間ほどエクササイズした時と
同じカロリー分を消費できる!
寒さに10分耐えるだけで
有酸素運動した時と同じ
カロリーを消費できる!
(ウォーキング/ジョキング/サイクリング/水泳等)
というのです。
まさに寒さに耐えるダイエット術にも有効となります。
海外の研究&論文で明らかになっています。
過去に実験された方の成果によりますと…?
オーストラリアにあるシドニー大学
(ポール・リーさんの研究より)
人間の体が震えるような寒さになりますと…?
筋肉からアイリスイン・褐色(かっしょく)脂肪から
FGF21といった痩せるためのホルモンが作り出される事が判明しています。
これらのホルモンが太る原因となる脂肪細胞を攻撃してくれまして
体脂肪を燃やす作用のある褐色脂肪を作り出すという事が判明しています。
実験では6日間かけて太ってしまう原因となる
白色脂肪を褐色(かっしょく)細胞に変える事が判明しています。
※ 白色脂肪&褐色脂肪の違いは後半で簡単に解説しております。
それも
人間の体感温度にて”15度前後”が
もっとも”体が震えだす気温”で
「痩せやすい気温」となります。
さらに気温15度~18度の所にいるだけで
自然と体脂肪が燃える事が分かっています。
15度といった気温は人間の生命力で
ぎりぎり寒さに耐えられる気温になっています。
他の大学医療センターでの実験によりますと…?
気温15度~18度の部屋で、10分間、寒さに耐えて我慢するだけでも1時間ほど軽い運動をした時と同等のエネルギーを消費している事も判明しています。
太る原因となる白色脂肪が体脂肪を攻撃して燃やしてくれる作用のある褐色脂肪に変えてくれます。
15度~18度の部屋にいるだけで痩せやすくなるというのです。
他の日本の実験結果によりますと…?
気温17度の部屋で10人の健康で若い男性を毎日2時間ずつ、6時間滞在した結果では平均1キロの脂肪を落とす事に成功しています。
アメリカ国立保険研究所の実験結果によりますと…?
健康な男女が1時間、自転車を漕ぎ続けた結果と
室温27度 → 12度に下げて10分寒さに耐えて我慢した場合では、まったく同じ消費カロリーになったという事も判明しています。
さらには海外の論文では気温17度~19度の部屋で就寝すると…?
脂肪を大きく燃やしてくれるという実験結果があります。
他にも海外では沢山の実験結果がありまして
1.17度の部屋にて6週間に及ぶ実験で、1日2時間ほど過ごした人達は暖かい部屋で過ごした人よりもエネルギーを多く消費した事が判明(臨床研究誌のThe Journal of Clinical Investigation)
2.19度の部屋で眠った実験では明らかに褐色脂肪が増えた事が判明(Diabetes誌)
3.暖かい時期に比べると気温が低い時の方がカロリー消費量は増える(栄養学専門医のコリンヌ・シシュポルティシュ=アヤシュ)
4.寿命を伸ばす手助けをしてくれるシグナル伝達が活発になった(細胞学専門誌のCell)
という事が明らかになっているようなのです。
暖かい部屋で眠るよりも
寒い部屋で寝た方のカロリー消費量が
”平均7%前後高くなる”という結果になっています。
白色脂肪やら褐色脂肪といった聞き慣れない言葉が出てきましたが
簡単に解説しますと…?
人間の脂肪には3つの種類が存在しています。
1.中性脂肪を蓄える「白色脂肪(細胞)」
2.カロリーを消費して熱を作る「褐色脂肪(細胞)」
3.1&2の機能を兼ね備えている「ベージュ脂肪(細胞)」
(1)中性脂肪は、誰もがご存知の太るためだけの脂肪になります。
(2)褐色脂肪は寒さに耐え抜く事により、自然と体温を高めるためにカロリーを消費してくれる役割をもっており、褐色脂肪が増えてダイエットの味方となってくれています。
その他に健康な血糖値を保ってくれます。
(3)のベージュ細胞は、近年では脂肪を燃料させる褐色細胞と働きを持っている事が分かってきています。
つまりは、(1)の中性脂肪以外は
脂肪を燃やして痩せやすくしてくれます。
白色脂肪から褐色脂肪に変わる最大のメリットとして
脂肪を燃料させてダイエット効果以外に糖尿病・脂肪対策・肥満の予防にもなると言われております。
人間は基礎代謝と言われる
じっと何もせずとも生きているだけで、自然とカロリーが消費されています。
※ 何もせずに必要最小限のエネルギー消費を「基礎代謝」と言います。
一般的に成人男性で1,400~1,500カロリー / 成人女性で1,100~1200カロリーを消費しています。
基礎代謝は年齢を重ねるごとに徐々に減っていきまして、年齢 x 体重 x 仕事 x 普段動く運動量によって変わります(生まれ持った体温&体質でも変わりまして体重が重い人ほどカロリー消費も激しくなります)
人間の体というものは不思議なものでして
気温が10度以下になると…?
体の体温を維持しようと内蔵を冷えから守ろうとして
平熱である36度前後を保つために熱を作る = カロリーを消費します。
この影響により、どんどん基礎代謝が上がる作りになっています。
基礎代謝を上げる事によって多くの食べ物が食べれるだけではなく、何もせずともエネルギーを消費してくれますので、太りにくい体質となります。
これは鍛え抜いた筋肉質な方にも同じ事が言えます。
さらに痩せやすくなるだけではなく
血流の流れも良くなり、健康体になり一石二鳥となります。
以上の事から
真冬の気温が低ければ低くなるほど
(寒い部屋にじっとしているだけで)
基礎代謝(消費エネルギー)が必然的に上がりまして
自然と「痩せやすい体質(太りにくい体質)」になります。
人間の消費カロリーの中で
もっとも多いのが「体温調節による消費(熱を作る)」
という事も判明しております。
これは日常生活にも例えられます。
光熱費にて最もエネルギーを消費するのが真冬の「暖房」と言われる原理に似ています。
人間は保温維持のために最大のエネルギーを使いまして、筋肉が収縮する事で簡単に熱量を得る事が出来ます。寒い時は身体が震えまして、長時間震えていると痩せます。
そのまま震え続けて筋肉が思うように動かなくなり、やがて直腸温度が32度以下になると耐えきれなくなり、最終的に死が待ち構えるようです。
参考情報として
南極探検&冬の当山をする冒険家は
毎食5000kcal(カロリー)も食べると言われています。
冒険後には10kgほど痩せてしまう事が関係しているようです。
正確には冒険前に下準備で10kg太ってから本番に向かわれるようです。
そのくらいまでに寒さという運動にはエネルギーを消費するものと言われています。
スポーツの中でも寒い最中に行われるクロスカントリースキーが最もカロリー消費が高い理由が”体温調節による要因が大きい”というのです。
また、気温5度の環境にて真冬のバイクツーリングにて食事&水分も取らず、帰宅したら3kgほど体重が減っているという情報もあるくらいです。
他にも奈良にある断食道場にて真冬の極寒の寒さの中、断食を実施して25日間、何も食べずに耐え抜いたという方もいるようです(水分補給は必須)
真冬の断食では5キロほど痩せたという情報がありました。
当然ながら一歩間違えると命の危険性がありますので、専門の指導者の元で行われたとの事です。
ちなみに沢山動いて汗をかくであろう
真夏の方がダイエット向きで痩せやすいイメージがありますが…?
実は何もせずとも、じっと黙っているだけで、自然とカロリーを多く消費して痩せやすくなる真冬はダイエットに向いていた!という事であります。
最後に、じっとしているだけじゃ少し物足りないなぁ~と思われる方については
ブルブルと震える方法の1つとして
じっとしながら「貧乏ゆすり術」を取り入れても良いかもしれません。
但し、人前でやるのは不愉快に思われる方がいますので、厳禁となります。
でも、貧乏ゆすりをしなくとも、寒い部屋にいるだけで自然と小刻みに体は動いてしまうものだと思います。
そのくらいの寒さが耐えられる限界領域と覚えておけばOKです。
さすがにまずくなりましたら、すぐに暖房器具を使う事をおすすめいたします。
これらの寒さに耐え抜くダイエット術について
過去の実験&論文から一応は成果が明らかにはなっております。
ただ、本当に目に見える効果があるかどうかの真相は定かではありませんが、
唯一、1つだけ判明している内容として
明らかにお腹が減っている時と、お腹一杯の時では体感温度が違うような気がします。
寒さの感じやすさのレベルが違うとも言えます。
つまりは、お腹が減っている状況にて寒い所にいるだけで
かなりの速さでカロリーを消費している事になりそうです。
だから、完食をしない1日1食・1日2食ダイエットは相乗効果にて痩せやすいのかもしれません。
逆に暖かい物を食べて体が温まり、カロリーを摂り入れた完全回復状態では
カロリー消費は少ない = 痩せにくいとも言えるのかもしれません。
この寒さに耐えて痩せるといったダイエット術の良さについては
1.暖房費の節約(節電効果)
2.痩せるといった最大のメリットがあります(美容効果)
最大のデメリットとして
修行僧みたいな生活(訓練)になりかねない事態となります。
最悪な場合には体調を崩してしまったら元も後もありません。
くれぐれもやり過ぎにはご注意下さいませ。
その意味でも風邪を引く前の対策としまして
寒さに耐え抜くダイエットを実施する前にビタミンは必須となります。
ぜひ1つの参考にして頂ければ幸いです。
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