エイズHIV感染者が治る事例(世界初)

細胞

エイズHIV感染者が治る事例

世界初

エイズウイルス(HIV)に感染した

アメリカ人女性が見事に治る事例が発見された事が分かりました。

女性は普通の人は少し違っていて白血病の治療もしていたという事で、HIVに対して”自然抵抗力を持つ人”から細胞移植を受けた事で治ったという内容です。

移植に使用した細胞は特定の遺伝子変異によって、HIVに感染しないようになっている事も判明しています。

HIVに対して強い抵抗力を持った細胞を移植すれば、結果的にHIVへ抵抗力を身につけられると科学者達は考えているという事でありました。

HIVの治療をしてから現在までに14か月(1年2か月)が経過しているのですが、HIVが確認されていないようです。

但し、今回の治療法は細胞ごとの移植が必要となりますので、ほとんどのHIV感染者には現実的ではなく、リスクが大きすぎるという内容になっています。

今回の実験では

1.HIV治療が可能

2.細胞移植による遺伝子治療が「HIVの治療に有効」

という事が判明しただけでも大きな一歩かもしれません。

さらに「HIVに対して自然抵抗力を持つ人もいた」という事も新たな発見となっています。