食パンにカビが生える理由(消費期限の決め方)

食パンにカビが生える理由
パンにカビが生える条件
以前に1年間も放置され続けた
ヤマザキの食パンが話題になりました。
昔からよく言われているヤマザキパンによる
風評被害(悪評)が遭ったとされるパンに含まれている
Q. 添加物の「保存料」やら「防腐剤」がヤバイんじゃないの~?
と誰もが不安になりがちになりますね。
山崎パンの公式サイトでは「パンのカビ発生メカニズムと保存試験の結果」として自社と他社の食パンを比較した上での保存実験も行われていて、カビが発生する条件を詳しく解説されています。
その内容を簡単にまとめますと…?
結論から申し上げますと
保管時の”湿度が低い”条件では
消費期限が過ぎても「カビ発生が遅れたり、カビは生えない(生えにくい)」
Q. なぜパンにカビが発生するのか?
(カビが発生する条件)
カビはブツブツした胞子(ほうし)が
パンの表面に付着する事で、芽(め)が育って初めてカビが発生します。
パンの表面にカビ胞子が付着しない限りは「カビは発生しない」
例え、カビ胞子の付着がパンにあったとしても
生育条件が整わなかった場合、保存温度&パンの表面に水分がなくなり、乾燥等で発育が遅れる事により「カビが生えない」という理由になります。
これまでに山崎パンが行った実験結果として
保存温度25度の環境では
消費期限から10日まではカビの発生は見られなかったようです。
一方の保存温度30度の環境では「超芳醇の食パン」を除く
その他の食パンにて消費期限3日目以降から「36枚中1枚しかカビの発生がなかった」
ヤマザキ自らカビの原因を特定するためには、この実験では不十分であると考えているようでもありました。
製造環境・開封していない状態には
(二次汚染が少ない場合)
気温・湿度などの影響も関係してきますが、
消費期限を過ぎた後でもカビ発生がない場合もあり
ヤマザキパンにカビが生えない理由
Q. なぜヤマザキパンはカビないのか?
ヤマザキパンは”包装技術が優れています”
ヤマザキ製パンの工場では、町の手作りパン屋さんとは異なりまして、ほぼ完璧な無菌状態でパック詰めをしているために「開封しない限りはカビは生えない」
開封した状態で保存すれば、普通にカビが発生するが原材料を見ても怪しい保存料は使っていない。
◆ カビが生えない理由については
山崎製パンの広報担当より
未開封によりパンの表面にカビの胞子が不着しなかったためです。
ヤマザキの食パンは風味の影響があるために保存料&日持ち向上剤は一切使用しておりません。
ちなみに町のパン屋さんの場合には
家の環境によっては常温保存だと「2日~3日でカビが生えます」
ロイヤルブレッドも開封すれば、4日~50日で青カビが生えるようです。
食パンの消費期限の決め方
消費期限の決め方について
保存温度30度で実験を行っており
日付に余裕をもって「消費期限を決めています」
さらに食パンには消費期限を表示する義務がある事により
・夏場(5月~10月)の消費期限は「最大5日」
・冬場(11月~4月)の消費期限は「最大6日」
になっています。
いずれも製造日を含んでの消費期限となっております。
以上を簡単にまとめますと…?
カビ原因となるブツブツが不着しない限り、未開封で保存状態が良ければカビづらい(カビが発生しない事もある)
・防腐剤が入っていたとしても一度でも袋を開封してしまったら、カビが発生する(カビの原因となるブツブツが不着してて育ってカビる)
と覚えておけばOKでございます。
ハーゲンダッツから発がん性物質を検出でもお伝えしている事ではありますが、
当方では過去に食べ物の主成分を細かくチェックしたり、”食べてはいけない物リスト”といった内容を真剣な程までに真に受けていた時期もありましたが…?
結局の所、細かい事を気にしていたら
何も食べれなくなってしまう
という事が判明してしまいました。
人間は、いつ死ぬかどうかなんて事は誰にも分かりませんので…何事も程々に”バランスよく好きな物を食べれば問題ない”といった結論づいてしまいました。
明らかに健康に悪い物を1点に集中して同じものを毎日食べ過ぎなければ、大丈夫ではないかと思っています。
後は、”食べ過ぎる(大食い)”といった行為だけには本当に要注意であります。
これは明らかに健康が悪そうな肥満体型による相撲取りの寿命を見れば、お分かり頂けると思います。
極稀に特質的な体を持った方で、明らかに健康が悪そうな物を食べ続けても問題なかったという方もチラホラと海外では報告があるようなのですが、一般の多くの方々は例外だと思っています。
ショートスリーパーによる睡眠時間が少なくても平気な人々と同じですね。
多くの方々には当てはまらない事が多いですので、あまり真に受けない方が良いと思っています。
他に睡眠は寿命にも直結するものだと思っています。
漫画家の多くが早死している事が何よりの証拠になっています。