和歌山毒物カレー事件 死刑執行はいつされる?(再審の行方)

和歌山毒物カレー事件 死刑執行はいつされる?
再審はどうなるの?
結論から申し上げますと
「死刑執行をされる事はない」
のではないかと考えられます。
これは世論(世間)では冤罪疑惑の声が年々高まっている事が関係しています。
もしくは、このまま林真須美死刑囚の執行はされる事はないけれども、再審が開始される可能性も世間様の声が高まらない限りは難しいのが現状となっています。
袴田事件で、無罪判決後に世論で騒がれてから法務省で再審法が改正されない限りは難しいとも言えます。
仮に林真須美死刑囚が真犯人ではなく、本事件で何らかの捏造があったとするならば、袴田事件で検察の「ねつ造」が暴かれたように、いずれ嘘はバレるという奇跡が起こる可能性も一応は残されていますね。
それこそ、何らかの変わるきっかけになりえる衝撃的な出来事が発生しない限りにおいては再審は開始される可能性は限りなく低いままで終わるのかもしれません。
参考例として、元首相を襲撃した安倍晋三銃撃事件といった前代未聞の危険な思想かつ悲しい事件のタブー化されていた宗教問題のようにです。
結局の所は、たった一人の力でも「暴動(暴力/脅迫/破壊)」を起こさない限りにおいては、この世は何も変わらない事を意味しているのかもしれません。
それだけ日本の司法による再審は難しく認められておりません。
日本の裁判では起訴されれば、99.8%は有罪判決になります。
これがまた、とんでもない事に日本の刑事裁判では起訴されたら有罪率は99.8%負けます。
刑事裁判においては、とにかく無罪を勝ち取る事が難しいのです。
※ 過去の判例として、精神疾患がある方には「無罪判決」が出ている事例もあります。
そのため、一か八かのギャンブルの賭けになりますが、一発逆転方法としての”キチガイめいたフリをする”しか無罪を勝ち取る方法はないのかもしれません。
これらは過去の歴史の(近年の例)
・ロッキード事件(当時、現役の首相だった田中角平さん)
・リクルート事件(江副浩正さん)
・ライブドア事件(堀江貴文さん)
・高知県警の白バイ事件(高知白バイ衝突死事故)
・郵便不正・厚生労働省元局長事件(村木事件)= 検察の証拠偽造事件(フロッピーディスク内容を改ざん)
・大川原化工機事件(生物兵器の製造に転用可能な噴霧乾燥機を許可を得ずに輸出と疑われる)
上記の事件が全てを物語っています。
死刑判決後に再審を認められるケースは、ほぼx2ありません。
ごく稀に一部の事件のみで再審が認められておりますが、現在までに5件しか再審は認められておりません。
毎年、数百件の再審請求がありますが、実際に認められたケースは0.4%となっています。
※ 戦後に起きた数々の毒物事件にて帝銀事件(1948年)・三重県名張毒ブドウ酒事件(1961年)は数十年も再審請求がされていますが、認められておりません。
最高裁の統計データより2017年~2021年の4年間で再審請求した人は約1,160人となりまして、再審開始の決定が出たのは13人となっています(約1%)
2021年度では253人の内、再審が認められたケースは1人となります(0.4%)
これは宝くじの1等レベルかチョコボールの金エンゼルが当たる確率よりも低いくらいになります。
2023年には5件目の袴田事件の再審が認められまして裁判のやり直しが決定しています。
※ 袴田事件 = 1966年に静岡県で、みそ製造会社一家4人を殺害した袴田いわおさんに強盗殺人+放火事件により死刑が確定した冤罪疑惑の事件になります(再審請求は合計2回)
2023年3月に東京高裁は犯人の物とされていた重要な証拠5点の衣類はねつ造された可能性が高いとして、やり直しが決まっています。初公判は10月27日に行われ今後5点の衣類が袴田さんの犯行着衣かどうかが争われます。
袴田さんは87歳と高齢の事もあり、2024年3月27日までに裁判は完了予定となっています。
普通は再審自体が受理されずに認められませんので、再審による裁判のやり直しが認められれば、少なくとも死刑判決ではなくなり「無罪」の可能性が見えてきます。
なぜなら、再審が行われた過去の事件では4件ともに全て「無罪判決」が言い渡されています。
つまり、有罪の死刑判決から一転して再審が行われれば、無罪の可能性が高くなります。
「異議ありっ!」のカプコンから発売された逆転裁判並の逆転劇ではないですが、まだそういった可能性は残されています。
その後、和歌山毒物カレー事件の再審を受理されてから1年が経過しますが…?
事件が事件なだけに現段階では再審が受理されただけとなっています。
正式に認められるかどうかは審議中のままとなり、まだ正確には分からない状況が続いております。
今後、再審が認められずに棄却(ききゃく)= 却下されたり、認められて裁判を最初からやり直しするかどうかの判断がされていきます。
再審請求を出している間は「死刑を執行有無」はどちらの前例もあります。
その一方で、審請求を何度も出すと”死刑執行が早まる”という恐ろしい話もあります。
そのため、再審請求は慎重にやらなければいけないとも言われるくらいです。
過去の酷似事件(類似事件)として
冤罪疑惑があった飯塚事件で逮捕された久間・三千年(くまみちとし)さんは、同じくDNA鑑定が決め手でマスコミが大々的に報道した後に死刑判決となりましたが、後に科警研のDNA鑑定にデータ加工していた事が判明して再審請求しましたが、認められずに却下されています。
再審が却下された理由は、DNA鑑定で覆しても、その他の証拠で犯行を証明できるといった恐ろしさでありました。
犯人とされてしまった久間さんは死刑が執行されてしまった結末で終わります。
※ 飯塚事件 = 1992年に福岡飯塚市で小学1年生の女児2人が殺害された事件になります。
それでも和歌山カレー事件は未解決の世田谷一家殺害事件のように毎年夏になると風物詩のように話題にされ冤罪が疑われている事もあり、世間の関心度が年々高まっている事により
世論の声を重視して、死刑執行はないのではないかと個人的に思っています。
再審が開始されない限りは「無期懲役(状態)」であります。
和歌山カレー事件が起きる前の保険金詐欺事件についてなのですが、旦那さんがシロアリ駆除会社を経営していた事と林真須美さんは元保険外交員であり保険の知識があった事により、お金儲けをするために保険金詐欺を起こしてしまいました。
死亡保険(生命保険)の受取人は一般的に配偶者や家族(血族関係者)に限られるのですが、会社によっては赤の他人でも大丈夫といった法の抜け道を利用していたようです。
もし、あの当時に林健治さんが保険金詐欺をしていた事をマスコミに話さなければ、犯人として疑われていなかったかもしれません。
それでも、半年後に新たな保険金詐欺を企んでいた最中の出来事だったとの事でしたので、どちらにしても調子に乗って保険金詐欺を繰り返して、いずれ捕まっていたのも時間の問題となります。
その場合でも「死刑判決」になる事はなかったと言えます。
保険金詐欺をしゃべってしまった事で、一気にマスコミが手のひらを返すように風向きが変わってしまう恐ろしさを間近で痛感したとも言えます。
一気にコイツは極悪人だストーリーに仕立て上げられるほどまでの連日加熱した報道が開始された経緯になっております。
この事件の教訓から学べる事は、
例え、どんなおいしい話があったとしても…?
過去に本当に良い事なのか?と考えさせる行動 = 自ら疑われるような紛らわしい行動を取るという事は、将来に対してリスクが残るだけで、何1つ良い事がないという事を改めて勉強させられます。
まさに日々の積み重ねではないですが…
いかに日頃の行いこと言動や行動が大切だという事が良く分かります。
後に林真須美さんの旦那である林健治さんも「深く反省している」と語っておられました。
報道の仕方が偏りすぎる内容も影響しているせいでマスコミのみならず
林真須美さん一家は世間からも酷いバッシングを受けまして

放火被害にも遭っています(2000年2月16日)
既に放火犯は捕まっており、前科ありの知的障害がある人物。
犯人は近所の人で、仏壇に供えてあるお菓子+金目の物を3,000円分だけ持って帰る。
弁護団いわく「全ての証拠がなくなってしまった」と言われております。
放火被害後、火災保険の補償金5,000万円が入金されるも
口座に入った瞬間に抜かれて即没収されていたようです。
後に息子さんより「家も土地も親戚も家族も全て失いました」

元ヤクザが住んでいたと言われる立派なご自宅は保険金詐欺の賠償として、競売にかけられた後に更地となり、現在は和歌山市が管理しているようです。
そんな中、林真須美死刑囚の息子さん(長男)が母親の冤罪を晴らすために懸命に取材を受けたりの活動をされています。
ツイッター(Twitter)等のSNS・和歌山カレー事件の真相に迫るdigTV(ディグTV)・密着1DAY・街録のYoutube動画をはじめ色々なメディア媒体でインタビューを受けられたりしています。
母からは毎年、途切れることもなくハガキや手紙が送られてくるようです。
月1回の面会にも行かれて定期的に林真須美さんともお会いしているようです。
林真須美さんは、もう25年以上も拘置所に入っています。
冤罪が証明された日には、とんでもない事になりそうです。
冤罪が発覚した場合には支払われる保証金については
1日あたり1,000円~1万2,500円とされています(刑事補償法)
布川事件(無期懲役から無罪となった強盗殺人の冤罪事件)では、無罪が確定した2ヶ月後に刑事補償金として、29年の冤罪牢獄生活で「1億3,000万円」が支給されました(刑事補償法)
その後、国と県に対しての国家賠償金として
約1億9,000万円の支払いを求めましたが…?
約7,600万円の支払いを命じた判決が出ています。
最後に息子さんや娘さんをはじめとして
ご遺族の方には”何の罪はない”と個人的には思っております。
「もしも、自分が同じ目に遭ったら…」という想像力を高める事が何よりも大切になります。
まだ幼かった子供たちは、事件当日から無理やり施設に入所されて、酷いイジメ被害等にも遭い、とても苦労されて現在まで生きられておられます(長女はお亡くなりになりました)
和歌山毒物カレー事件は世間でも関心度が高く状況証拠のみで、死刑判決を受けてしまった冤罪疑惑が囁かれている事件と呼び声が高いです。
その状況証拠すらが”矛盾だらけ”という点がなんとも和歌山毒物カレー事件を「冤罪疑惑」に導いている何よりの証拠かもしれません。
※ 自宅から発見されたヒ素入りプラスチック容器+ビニール袋に指紋なし。80人の家宅捜索がされたにも関らず、4日目にして誰も見た事もなかった”シロアリ薬剤”と書かれた容器がキッチンのシンク下発見されるも林真須美さんの指紋は一切なし。
冤罪疑惑の声は年々高まってきており、誰もが知っておくべき冤罪疑惑がある事件となります。
決して、他人事で済まされる問題ではありません。
それこそ、明日は我が身であります。
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