和歌山カレー事件 当時のテレビ報道特集
● 和歌山カレー事件 当時のテレビ報道特集
林真須美容疑者逮捕のカレー毒物混入事件
報道特別番組
カレー毒物混入事件 容疑者逮捕
1998年7月25日 土曜日
夏祭りに起きた和歌山カレー事件について
事件当時、テレビで報道された内容になります。
和歌山県和歌山市
住民200人程の小さな
コミュニティに衝撃が走った。
楽しい夏祭り最中に
集団食中毒で
4人が死亡
翌日には
青酸カリ
8日後には
ヒ素混入事件へと変わる
ヒ素は身体にどんな影響を及ぼすのか?
後遺症の恐怖は今も消えない
事件発生から138日目
10月4日の午後2時10分
林真須美容疑者が殺人と殺人未遂の疑いで逮捕されました。
和歌山東警察署から中継より
犯行の動機については「逮捕状に盛り込まれておらず」
捜査本部が、どういった見解を示すのか?
こういった辺りが注目のポイントとなります。
↑ 夏祭りの会場になります。
和歌山市園部です。
逮捕状の執行を受けて報道陣の動きが慌ただしくなっています。
↑ カレーを作っていた
住宅ガレージになります。
すぐ右隣が夏祭りが行われた会場になっています。
↑ 林真須美さんの
ご自宅になります。
自宅からガレージまでは
すぐ近くで隣の隣になります。
夏祭りが行われた場所はガレージの右隣になります。
林真須美さんの自宅から夏祭りの会場まで
大人が歩いて20歩~25歩で到着するようです。
← 林真須美さんのご自宅
間を挟んだ所 = カレーを作っていた住宅ガレージ
→ 夏祭りが行われた会場
カレーを作っていた
住宅ガレージになります。
左へ20メートル進んだ所に
林真須美さん夫婦のご自宅があります。
3年前に林夫妻が購入した物で、その敷地内にプレハブで麻雀部屋が建て増しされています。
自宅からカレーを作った
住宅ガレージを通り越して
30メートル進んだ所に
夏祭りの会場があります。
住宅ガレージのすぐ右隣になります。
事件の当日
テントの下には
ガレージで作られた
カレーやおでんが運びこまれていました。
当日、林真須美さんは
・夏祭りの会場
・カレーが作られた住宅ガレージ
・ご自宅
を行き来していたとされています。
事件が起きた1998年7月25日は夏休み最初の土曜日だった。
林夫婦の家では麻雀が予定されていた。
事件翌日、林真須美さんにインタビューをしています。
初めてのインタビューなので
最初は顔を隠したままの状態です。
林真須美さん「(照れくさそうに)ちょっと、いいです…」
記者「顔は隠したままで」
真須美さん「はい、はい」
記者「カレーに作ってる場所に行かれましたか?」
真須美さん「えぇ、行ったけど。行った時は、もう火が止まってあったんで。お昼ぐらいだったんで」
記者「どういう状態でしたか?」
真須美さん「鍋はフタしてあったけど」
午前8時30分
夏祭り会場のすぐ隣にある
民家のガレージで、カレーの調理が始まった
参加した主婦はおよそ20人
午前10時
カレーの煮込みを開始
午前11時30分
6人が味見をしているが誰も異常を訴えていない
午前中は切ったりの手伝いは行ってないです。
ちょっと午前中は用事で行けなかったんで。
真須美さんは自治会の班長だったが
この日の朝は病院に出掛けていて調理には参加していない。
1班が12時から1時まで
カレーの見張りの当番になっていたので
12時5分か
ちょっとずれてるか分からへんか
12時までにガレージに行ったんです。
その時は、もう出来てました。
ガレージでは
銀ホイルを2枚して
ダンボールをペチャンコに潰して上に
火は止まってました。
林真須美さんが当時
ガレージに行ったのは昼12時頃
この時、ガレージには5人の主婦がいた。
そして、「林さんはゴミを用水路に捨てる」等と話していた所に
林真須美さんが現れました。
主婦らの表情が
「今頃、何しにきたの?」
と読み取れたと林真須美さんは後に話している。
気まずい雰囲気になり
真須美さんは
一旦、自宅へ戻ります。
ここで林真須美さんの旦那である
林健治さんが登場します。
今頃、遅れて来て何すんなという顔されたんで、いっぺん返ってきたんよ。
ほんで「腹立ったわ。もう行けへん」と言うたけど
そりゃ「班長してるから何かせえよ」とワシ言うたら
お昼0時15分頃
真須美さんは再びカレーを作っていたガレージへ戻ります。
カレーを作っていた
ガレージから
その様子を10メートル離れた
駐車場の入り口から偶然、少年が見ていた
※ 別の記事で解説しております。
午後0時20分過ぎ
最後までいた一人で見張りをしていた主婦が帰る
この後、次の見張り当番が来る午後1時までの40分足らずの間
林真須美さん一人だけだった
近所の主婦より
あとで「見張りしてたよ」と聞いて、ちょっとビックリしたのと
「一人で」という事もビックリした。
真須美さんは
自分の子供2人と一緒にいたので、
一人きりにはなっていない
と否定している
その一方で
・カレーをかき混ぜていた。
・紙コップを持ったまま立っていた
という目撃証言も出てきた。
しかし、その後の捜査で
これらは内容や時間の記憶にあいまいな部分もあるという。
午後1時
次の当番の主婦が来る。
真須美さんは一方的に、こんな言葉を残してガレージを後にしている
何もしなくて良かったの?
ここに座ってただけで…
午後4時
祭り会場にカレー鍋が持ち込まれた。
午後4時30分過ぎ
真須美さんは近所の家から
カレー用のご飯を集めて夏祭り会場に現れます。
この日、予定されていた麻雀がこの頃までに中止になったと見られている。
真須美さんは居合わせた主婦らに対して
「友達と出かけるので、今夜は手伝えない」
と伝えていた。
Q. カレー鍋の周りには皆さんいらっしゃった?
自治会の方とか男性の方も、子供さんも
みんな夕方5時頃には浴衣着て来てました。
ここで衝撃的な出来事が!?
午後5時45分頃
会場の近くの人目がつかない所で、最初の異変が起きていた。
祭りの準備で一足先にカレーを食べた
男性2人が嘔吐していたのだ。
午後6時
夏祭りが開催して集まった人たちにカレーが配られました。
その30分後に林夫婦は車で外出していた。
ここで再び
林健治さんが登場します。
6時27分に時計を見たんよ。
7時待ち合わせやったから
よそでカラオケ歌うために
6時27分は、まだ明るかった。
近所の主婦より
「今頃 出かけてる」って
誰かが言ったんですよ。
林真須美さんより
友達から3時頃にね
カラオケ行こうという誘いが入って
いつもカラオケ行ってるメンバーで。
違う近所の主婦より
(カラオケの誘いを)断るのが普通だったと思うんですけどね。
それを(周りの住民は)みんな言うてましたけどね。
ナレーションより
カラオケの誘いは
真須美容疑者の友人からではなく
電話は林真須美容疑者、本人がかけていた。
林真須美容疑者の友人より
マージャン出来ないから
お父さん
カラオケ行きたいって
ナレーションより
夏祭りがパニックに陥っていた
午後7時すぎ
林真須美夫婦は
友人とスナックへ現れる
スナックの経営者より
奥さんは看病疲れかな
おとなしい感じの人やったさかいね
ご主人に3回か4回言われて
もう嫌々(カラオケの)デュエットしようかっていう感じで
1曲だけ唄った
裕次郎のね
なんかねそういう「デュエット曲」
午後11時
林夫婦は、この店を出てもう一件、スナックをハシゴする
戻ったのが
次の日の午前1時30分 まわってた。
その時は救急車も何もなかったし
自治会の方はおられたけど祭りが終わって一杯飲んでいるのかなと思わんかった。
車入れて。
再び林健治さんより
朝になって
ヘリコプターが上回り始めた。
事件翌日
それから何かあったんかと
テレビひねったら
このニュースやられとった
Q. ちょっと想像出来ないね。事件が発生して心当たりは?
えー、はい、はい。
いや、全然分かりません。
ちょっとズレてたら、自分の身…
自分の子供がなってたと思ったら
もう身震い…
現に、うちの子供も
お昼にカレーを指でつついて
味見したって言うから
びっくりして
今日もお医者さんへ
連れて行ったら、どうもないって言うんで
林健治さんより
なぜ、これだけ余裕があると思います?
やってないんだから、現に
だから警察もよう
突っ込まんでしょ
(再び)やってないんだから
この手 汚してないんだから
私 カレー鍋なんて
近づいてないしね
(毒物のヒ素を)混ぜた事もないんですよ
絶対(真犯人を)逮捕してもらわないとね。
あの、困ります。本当に(首を頷ける)
和歌山カレー毒物事件の冤罪が疑われた状態にて
これら昔の映像とインタビューを改めて見てみますと…?
林真須美さんや林健治さんに不自然さと違和感がない感じで、本当に普通の感じの受け答えをしているように見えました。
よくありがちなサイコパスではないですが、とてもカレー事件を起こした直後の怪しい感じの雰囲気は、映像上ではイチミリも読み取れませんでした。
当方が騙されている可能性もあるかもしれませんが…
これが分からないように演技でやっていたとしたら「相当な演技派」であります。
それこそ、人に疑われた時の正しい受け答え方(嘘はつけません編)になってしまいます。
ぜひ1つの参考にして頂ければ幸いです。
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