岩手17歳女性殺害事件の犯人(逃亡/自殺/他殺の真相)
● 岩手17歳女性殺害事件の犯人
小原勝幸は偽装自殺して逃亡した真犯人?(逃亡説/自殺説/他殺説)
2008年7月1日(火)
岩手県・川井村にある山中の川で
(現: 宮古市にある松草沢)
17歳女性の遺体が発見された未解決事件になります。
岩手17歳女性殺害事件と呼ばれています。
(岩手少女殺人事件)
警察では報奨金300万円を懸けて全国の重要指名手配犯となっています。
※ 当初は100万円 → 300万円に増額されています。
・名前: 小原 勝幸(おばら かつゆき)
・年齢: 43歳
(昭和54年/1979年11月16日生まれ)
・身長: 170cm
・出身地: 岩手県・田野畑村
◆ 岩手県警の情報提供先について
宮古警察署 捜査本部: 0193-64-0110
岩手17歳女性殺害事件の内容について
ざっくりと簡単に解説しますと…?
事件当初は大きく報道されておらず
そこまで有名な事件ではないのですが、同姓同名の身代わりミステリー殺人事件となります。
真犯人は女性を殺害後に逃亡したのか?
共犯で他殺されてしまったのか?
自殺なのか?
女性を殺害せずに闇の組織に暗殺されてしまった被害者でもあり、冤罪なのではないか?とも疑わており
さらに被害女性は同姓同名で、事件の真相を追っていたジャーナリストは2年後に自殺と、まさにミステリー小説のような闇が深い事件と言われています。
実際には、そこまで闇が深い事件という訳ではなく
事件内容が複雑で非常にややこしい事が関係しております。
※ ジャーナリストの黒木さんが事件の詳細を明らかにした事で、ある程度は知れ渡るようになっていますが、それでも有名な事件とは言えず、東日本大震災の影響もあって人々の記憶から消え去るように風化気味になっています。
簡単な事件内容については
小原勝幸(当時28歳)容疑者が
被害者の女性(当時17歳)を呼び出して
車の中で首を絞めて殺害し、山中にある川に死体を遺棄した疑いとなっています。
手で首を絞めて殺害した窒息死とされています。
(ヒモのような物を使った形跡なし)
遺体はうつ伏せに横たわった状態で
首を圧迫 + 顔~頭部に外傷あり(頭部は頭がい骨骨折あり)
※ 警察の逮捕状には顔面を殴った上で、のど付近の頸部を強く圧迫して殺害と記載あり。頭部の外傷は橋から突き落とされた際に出来たケガと言われています。
性的暴行は確認されていないとされていますが、遺体発見時は下半身のみ「下着姿」で、その後もスカート or ズボンは見つかっていません(上半身はきちんと服を着用)
被害女性は当時17歳の佐藤梢(こずえ)さん
偶然にも”同姓同名”で2人いる
”同じ年齢”の佐藤梢A・Bさんが存在します。
・佐藤梢A = 小原容疑者の元交際相手
・佐藤梢B = 被害女性(Aさんの代わりに小原から呼び出された)
→ 2人は高校の同級生で(同じ宮城県内に在住)
ゲームセンターでプリクラを撮って遊ぶくらいの仲良しさんだった。
そのゲームセンターに2人でいる所に小原克幸と出会いナンパされた出来事から付き合いが始まります。
事件が起きたきっかけとして
小原の先輩Z氏の恐喝事件から始まります。
小原勝幸が先輩Z氏から紹介してもらった仕事を数日でバックレた事から
借用書120万円と保証人を立てるように迫られ
当時付き合っていた佐藤梢Aさんの名前と電話番号を書きます。
この時、一緒に同行していた小原の弟さん(三男)は断固として、保証人を断ります。
そのまま小原は1年以上も逃げ続けて、お金を払わないものですから
遂に先輩Z氏はキレてしまい佐藤梢Aさんに催促するようになり、さらには携帯サイト「WANTED(指名手配サイト)」に小原勝幸の顔写真付きで晒し上げるまでなります。
※ ハンドルネームはTHE・YAKUZA「こいつは(10万円)金を払わず、逃げ回っているとんでもない奴です。見つけたら教えて下さい」と小原の顔を晒して書き込み(黒木さんいわく本物のヤクザではない)
本当かどうか真意は不明ではありますが、周囲には「小原を見つけたら、必ず殺してやる」弟には「小原の家に火をつける(お前の家を焼き払うように上から言われている)」と語っていたとされています(弟さんに言った内容は週刊朝日より)
当方でも当時、偶然にもWANTED = 指名手配サイトのZ氏らしき投稿を見かけた記憶が薄っすらとあります。事件から2週間後の2008年7月15日で閉鎖しています(当時、新サービスが出来ると常日頃から色々なサイトをチェックしておりました)
他にも画像掲示板サイトへの転載だったのか?小原勝幸の指名手配ポスターだったか記憶が曖昧ではありますが、防犯カメラ映像で黄ばみっぽい色がかかった小原が斜め?横?に歩いている姿の画像を目にした事があります。
この画像は↓だったという事が判明しました(写真中央にある下を向いている画像)
当時の指名手配犯ポスターにも防犯カメラ映像が使われています(ザ・スクープSPの続編)
恐らく、左手でガソリンを入れている映像だと思います。
小原はネットで名前を検索したら、自分が晒されている事に気づく。
当時交際していた佐藤梢Aさんと一緒に警察へ被害届を提出。
その後、佐藤梢Aさんは小原に嫌気がさして実家へ逃げます。
※ 正確には佐藤梢AさんはDV暴力を受けて携帯のアドレス帳を消されており、恐喝事件から逃げ続けていた1年は親友のアパートにいたり、車中で暮らし連れ回す束縛の拉致監禁状態で、逃げる機会を伺っていた(ジャーナリスト黒木さんの解説あり)
冷静に考えますと、1年間も17歳の少女を連れ回して拉致監禁状態から車中生活をしていたという事ではあるのですが、この話が本当だとしたら「未成年者略取罪・未成年者誘拐罪」になりかねない事態です。一部で囁かれている佐藤梢Bさんも裏デリヘルなんかしていたとしたらアウトとも言われております。
そんな訳ありの2人が警察に駆け込んで被害届を提出するのか問題も密かに囁かれています(裏を返せば、そこまで追い込まれていたとも考えられそうです)
その間に小原は先輩Z氏との何らかのやり取りがあったのか?
被害届を取り下げるために別れた佐藤梢Aさんを呼び出すも断られてしまいます。
その代わりに呼び出されたのが
同姓同名で、同じ年齢17歳だった
もう一人の佐藤梢Bさんとなります。
後に被害者となり殺害される事になる女性になります。
小原勝幸容疑者とは顔見知り程度であったにも関わらず
佐藤梢さんBが被害者となり、後に殺害されてしまった悲しい事件となっています。
※ 最初の出会い以外に事件直前まで何度か会っていた仲かどうだったかの真相は不明となっています(連絡先を知っていたという事からも、何度か会っていた仲だったのかもしれません)
一説では2008年6月30日以前に岩泉&周辺で目撃されているという情報があります(5月/6月29日/6月30日に飲食店・温泉施設・県道走行の車内)また、2007年2月頃から1年ぶりに連れ出されたとも言われていますが、本当かどうかの真意は定かではありません。
そして、地元からは
自殺名所と言われる
三陸海岸の山の中にある
断崖絶壁にて
(だんがいぜっぺき)
小原容疑者は財布・免許証・サンダルの
所持品(遺留品)のほとんどを残して姿を消します。
※ 正確な遺留品は、車のカギ / 黄色いハンカチ / 財布(ハンカチの上に置かれていた) / 缶コーヒーの空き缶(恩師が届けたコーヒーを飲む) / タバコ(7本残っていたセブンスター未開封含む) / 腕時計(裏側に梢と書かれていた) / 携帯バッテリー / AUカード(プリペイド携帯のチャージ用) / 運転免許証 / サンダル(小原が履いていた白ではなく青地で赤のストライプ柄)
携帯電話(本体)のみ現場には残されておらず、その後も見つかっておりません。
所持品の中で気になるAUプリペイド携帯を持っていた理由は、少しでも月額費用を安く節約するために持っていたに違いありません。これは当方が携帯2台持ちをした時代に月額費用(維持費)を少しでも節約しようとしてプリペイド携帯を所有していたくらいでした(まだ振り込め詐欺等の悪質な手口に利用される規制前の時代となります)
後に小原の愛車セルシオからは佐藤梢Bさんの毛髪と赤い靴(パンプス)が発見されています。
※ 佐藤梢Bさんの父より「(赤いパンプスは)娘の物ではない。事件当時、履いて出掛けたのはキティちゃんのサンダルだった」という証言があります。
事件後、警察の判断としましては
小原勝幸容疑者が「自殺を偽装して逃亡した」
と断定して現在に至ります。
さらに事件の真相を追っていた
ジャーナリストの黒木昭雄(あきお)さんまでもが
事件から2年後に自殺で亡くなってしまったために
ミステリー小説のような闇が深い事件と言われております。
警察から犯人と疑われている
小原容疑者については
1.殺害後、自殺に見せかけた逃亡説
(殺害後、自殺を偽装した逃亡で警察は断定しています)
2.殺されている説(他殺説)
(共犯 or 人質を誰かに引き渡して殺害された暗殺説)
3.殺害後、自殺説
(殺害後、そのまま海に飛び込んだ)
といった考察説が囁かれています。
最大の問題点として
1.殺害時刻(正確な死亡推定日時が不明)
2.殺害場所(曖昧で不明)
3.殺害動機(物証なし)
上記3点が正確には判明しておらず
重要指名手配犯にかけられた挙げ句に
(日本に数少ない合計12名)
懸賞金100万 → 300万円に増額されています。
いきなり指名手配ポスターには小原勝幸が容疑者として断定されてしまいます。
日本の法治国家による推定無罪からやってはいけない行為という事から警察が頑張ってるアピールとも言われてしまっています。
※ 他の懸賞金が掛かっている未解決事件の指名手配犯は「犯人は絶対こいつ」という所まで確実に判明しているのにも関わらず、岩手17歳少女殺害事件においては曖昧な点が多いのに小原勝幸が犯人と100%決めつけてしまっているという問題が指摘されています。
そこに”警察の悪は絶対に許さない精神”にて元警察官でジャーナリストの黒木昭雄さんが「明らかにこの事件はおかしい!」という事で警察の悪を暴くために立ち上がった経緯があります。
黒木さんは正義感が強く最大の目的は、悪い事を考える警察組織が最大の「敵」になります。
警察の”悪”を追求する事が重要のライフワークとして考えています。
※ 黒木さんが生活費の身を削ってまでの命を懸けてまで事件の真相に迫り、警察への追求&体を張って現地に出向き、取材をして得た情報(功績)はジャーナリストの鏡ではないですが、素晴らしいと評価されております。
これらの問題点について、小原勝幸容疑者の父親が裁判を起こすも負けてしまいます(犯人と断定しないでポスターを取り下げ要求するも本人でないのでNG)
さらに追い打ちをかけるように
事件関係者(登場人物)が証言している内容に
”言った言わない”の「食い違い問題」が所々で起きています。
誰かが意図的に「嘘」をついているのか?
嘘をつくつもりはなく、動揺から誤解を招きかねない
間違った解釈で理解をしてしまった方もいたとも言えそうです。
これらの理由から非常にややこしくもある
同姓同名の身代わりミステリー殺人事件と言われる事があります。
というよりも「恐喝事件(Z氏)」+「殺人事件(佐藤梢Bさん)」といった2つの事件がごっちゃになって関係しているために、単に話しがややこしくなっているだけとも言えそうです。
ここでの最大のポイントとしましては
どちらも”小原勝幸きっかけの原因で招いた結果”となっております。
恐喝事件では”被害者”でもあり、殺人事件では”容疑者”でもある事件となっています。
しまいには「冤罪事件」なのではないかとも言われる事態へと発展してしまっております。
事件内容が複雑という事が大きく関係しており
世間的にはあまり興味を持たれず、全然知られていません。
というよりも2つの「恐喝事件」と「殺人事件」が混じり合い複雑な事件内容を把握するまでが一苦労という事が大きく関係していそうです。
一般的には「小原勝幸容疑者の指名手配写真」と「過去に同姓同名の事件があった」程度の知名度となっています。
冒頭では事件内容の触り部分だけ簡単に解説させて頂きましたが、事件内容の全体を理解するためにはテレ朝で、特集されたザ・スクープSPが分かりやすく解説されております。
↑ 当方でも当時報道された動画を元に内容を書き出しております。
さらに詳しい事件内容を時系列を含めて知りたい方は
岩手17歳女性殺害事件 簡単解説(逃亡説/自殺説/暗殺説)をご覧下さいませ。
◆ 事件の問題点について
1.突然、小原がZ氏による恐喝事件の被害届を取り下げたくなった理由とは?(6/3に被害届提出~6/28に取り下げまで25日あります。逃げた佐藤梢Aさんにも親同伴でも構わないからと頼み込み、一度断られても諦めきれず、父親にも再び頼み込むくらいの必死です。佐藤梢Aさんが逃げ出した前後から急に慌てて言いだしていますが、Aさんが逃げた前後で偶然、催促の電話がきたのか?)
2.佐藤梢Bさんは、なぜ宮城・栗原市 → 岩手・盛岡まで呼び出されたのか?(田舎の125kmは大した事がないとは言われつつも、呼び出しに応じて迎えてに行っているとしても、佐藤梢Bさんは何のために小原と会って盛岡まで来たのか?小原から連絡して呼び出しています)
3.小原が佐藤梢Bさんを向かいに宮城に行くための交通費はどうしたのか?(ここでお金を誰かしらに借りて接触している可能性あり。競馬場近くに住んでいた小原の先輩でもある男Bに頼った可能性 or クレジットカードを所持していた可能性(キャッシング機能もあり)/ 銀行口座にお金が残っていた可能性もあり / この時、お金は1000円しかなくてガソリンも残り半分しかない状態の隙を狙って、佐藤梢Aさんは逃げています)
4.小原勝幸が佐藤梢Bさんと会った後に宮城の自宅まで送り返す気がなさそうなのは、なぜなのか?(宮城方面ではなく岩手方面に向かっているのは、どんな理由が隠されていたのか?)
5.右手のケガはいつ、どうやって出来たのか?(殺害前?殺害時?殺害後?右手のピース写真をどこで撮影して送ったのか?佐藤梢Aさんが逃げ出す際にはケガなし~翌日の深夜未明のGS防犯カメラ映像ではケガあり)
6.恩師・山田宅の帰宅時に泣きながら抱きついて動揺していたのは誰から何を聞いてしまったのか?(報道前に佐藤梢Bさんが死亡した事を知りえたのか?)
7.小原は佐藤梢Bさんを殺害後、遺体を遺棄したのか? or 佐藤梢Bさんは誰かに引き渡したのか? or 殺害はしておらず、遺体だけを遺棄した共犯者なのか?
8.恐喝事件の先輩Z氏を含む、追加メンバー男A+男Bは殺害事件に関係しているのか?&小原は恐喝事件から消えるまでの1年間、何をしてお金を稼いでいたのか?Z氏恐喝事件の際には佐藤梢Aさんの勤務先の電話番号を記入している事からヒモ生活送っていた可能性(1年間も17歳の少女を連れ回して拉致監禁状態から車中生活を送り、最後までお金に困っていた)
9.小原勝幸は鵜の巣断崖からどこへ消えたのか?いまだに逃亡生活を送っているのか? or 誰かに暗殺されてしまったのか? or それとも自殺したのか?(逃亡説 or 自殺説 or 他殺説)
10. 小原勝幸が殺害した人殺しの犯人だとしたら、なぜ弟さんに未来を感じさせる前向きなメールを送っているのか?(お金に困っていたので、警察にまで頼み込んで仕事を紹介してもらおうとしています)
といった色々な問題点が出てきます。
詳しい詳細は「中編」に続きます。
岩手17歳女性殺害事件の犯人 中編(逃亡/自殺/他殺の真相)
ぜひ1つの参考程度にして頂ければ幸いです。
岩手17歳女性殺害事件の犯人 前編(逃亡/自殺/他殺の真相)
岩手17歳女性殺害事件の犯人 中編(逃亡/自殺/他殺の真相)
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