和歌山カレー事件 カレー食べるなの正体(デマと誤解)

カレー09

和歌山カレー事件 カレー食べるな!の正体

デマと誤解

1998年7月25日(土)午後6時頃

和歌山県和歌山市園部(そのべ)で、夏祭りに参加した

67人が急性ヒ素中毒になった毒物カレー事件になります(4人死亡/63人が重軽傷)

2009年に死刑が確定している林真須美死刑囚(64歳)の冤罪が疑われている事件となります。

今回は、「カレー食べるな」の正体になります。

和歌山カレー事件(新聞)

食事直前に混入?

検出の大なべ 住民以外は近づかず

「カレー食べるな」

和歌山の青酸カレー事件で、カレーを煮込むために使った大小3つの鍋の内の大鍋の1つだけに青酸化合物が混入されていた事が26日(事件翌日)、和歌山県警和歌山東署捜査本部の調べで分かった。

捜査本部は亡くなった被害者4人の内、3人までが食事が開始された25日午後6時頃に集中している事を重視。青酸は食事開始の直前に混入された可能性が強いとみている。

また、外部の参加者がほとんどいないイベントだった事から、自治会などに絡んだトラブルがなかったかなどについても捜査している。
和歌山本部のこれまでの調べや関係住民の話によると、問題のカレールーは25日午前8時30分ころから、地区の女性約20人が、まつり会場となった広場の東側民家のガレージと台所で調理を始めた。

ガレージに2つ、台所に1つの合計3つの大鍋が持ち込まれ、自治会役員が用意した肉や野菜を使ったという。野菜は前日、肉は当日、スーパーで購入したとの情報もある。

合計100人分のカレーが出来上がったのは正午ごろ。道に面したガレージの2つの鍋は、ラップをかけた上でダンボールでふたがされ、夕刻の祭りを待った。
女性たちは「犬や猫が来ないように、常に2~3人で番をしていた」と話している。調理中も待機中も、不審な人物がガレージに近づいたことなかったという。

一方、ご飯は、同じように自治会役員が用意した米を、数世帯の主婦が手分けし、それぞれの自宅で炊飯したという。
祭り会場の広場では、午後1時ころから、男性陣の手でテント設営などの準備が始まっていた。そこにカレーとご飯が運び込まれたのは午後5時ころ。

「カレーの鍋を運んだのは、男性数人(捜査本部)だったという。祭り開始まで約1時間、鍋はテントの中に置かれていた。テントの周囲では祭りの準備が続いていた。

準備に参加した男性の一人は「新興住宅地とはいえ、住民は皆、互いに顔を知っている。地区の住民以外は来ていなかった」と話す。

つまり、鍋に近づくことが出来たのは、地区の住民だけという事になる。
午後6時ころ、祭りが始まると同時に、テントの下でカレーの盛り付けが始まった。去年の夏祭りが雨で中止になったため、自治会長(この事件で死亡)宅で1年間、保管されていた発泡スチロールの使い捨て食器が使われた。

ご飯の盛り付けは女性一人、その上へのカレーの盛り付けは二人の女性が担当した。住民らは、一人ずつ引換券と交換でカレーを受け取った。異変が起きたのは、その直後だった。

3つの鍋の内、それまでに盛り付けられたのはガレージで作られた1つだけ。捜査本部によると、問題の鍋にカレーから、青酸化合物が検出されたという。

和歌山カレー事件の真相(冤罪疑惑の死刑囚)でも解説しておりますが、

夏祭りのカレー事件当日

林真須美さんが子供たちに対して

「カレー食べるな!」

と言った噂が広まっているようですが、

このインパクトありすぎるフレーズの出所については

当時の「新聞報道(見出し)」という事が分かりました。

正確には「カレー食べるな」ではなく

林真須美さんが常日頃から子供たち対して

お祭りとかに出される

料理は衛生上、(あまり)良くないから

(日頃から)”食べないようにと注意”の意味で言われていた

といった趣旨の内容を長男さんが語っていたような記憶があります。

※ 少し記憶が曖昧で誠に申し訳ありませんが、後ほど分かり次第、正確な言い回しに訂正させて頂きます。

その証拠として

事件当時のテレビインタビューで
(逮捕直後の第一報)

以下の内容を述べている事が分かっております。

(民家ガレージの)地面にねぇ~?(地面を手で叩きながら)

容器?(聴き取り不能)を置いてねぇ?
そこで調理してみてねぇ?

もう…ちょっと(嫌悪感をだしながら)

よう(みんな)食べれんなって…

このように長男さんの発言と繋がる事が確認出来ます。

「カレー食べるな」については

(事件当時)林真須美さんが本当に言ったかどうかの真相は分かりませんが、林真須美一家は「夏祭りに参加していない」という事も忘れてはなりません。

夏祭りの事件当日、林真須美さん一家は

友達と出かけるので、今夜は手伝えないと家族でカラオケへ。

林一家は真須美さん(母)・健治さん(父)・次女・長男の4人でカラオケに行っています。

長女と三女だけは自宅で留守番をしていました。

長女と三女に対して「(事件当日に)カレー食べるなと伝えていた」と言われてしまえば、それまでですが…

仮にそうであるならば、娘さん達が夏祭りに参加する事を前提とした話で、「カレーを食べないで!」といった言い回しにも聞こえなくもないです。

最初から「夏祭りに参加するな!」といった噂はないようでしたので、少しばかり気になってしまいました。

長女と三女は”夏祭りにすら参加していない”そうですので、その可能性は低そうではあります。

それでも「林真須美一家はお祭りに参加していないからこそ怪しい」と言われれば、それまででありますが…

あくまでも勝手な推測に過ぎないのですが、この新聞記事の大きな見出しによる「カレー食べるな」が世間に噂が噂を呼んで大きな誤解と影響を与えていった可能性も1つとして考えられそうです。

新聞報道(見出し)を見た方が1つのきっかけとして

「噂」が独り歩きして広まってしまったという可能性はありえそうとも言えます。

林真須美さんがヒ素を入れた・入れないといった冤罪疑惑の議論があるように本当の真相は誰にも分かりませんが…

唯一、1つだけ申し上げられる内容として

これは、まさに噂が噂を呼んで誤解が生まれデマ化してしまう

小倉智昭カツラ事件(ズラ動画の真相)と全く同じ現象になってしまっています。

駅の売店に並んだ東スポさんの大きな見出し(新聞記事)だけを見て一定多数の方が信じ込みデマや誤解の噂が一気に広がる現象となります。

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