死刑囚の冤罪事件(無罪判決は5例)

● 死刑判決の冤罪事件
死刑囚の再審開始 → 逆転無罪判決
死刑が確定した後に
無罪判決となった冤罪事件について
日本国内では現在までに合計4件となっています。
◆ 1948年 免田(めんだ)事件
1948年に熊本県で発生した強盗殺人事件となります。
事件から35年後の1983年に「無罪判決」となっております。
◆ 1950年 財田川(さいたがわ)事件
1950年に香川県で発生した強盗殺人事件となります。
事件から34年後の1984年に「無罪判決」となっております。
◆ 1955年 松山事件
1955年に宮城県で発生した殺人・放火事件となります。
事件から29年後の1984年に「無罪判決」となっております。
◆ 1954年 島田事件
1954年に静岡県で発生した幼児強姦・殺人事件となります。
事件から35年後の1989年に「無罪判決」となっております。
◆ 1966年 袴田事件
1966年に静岡県で発生した専務一家の強盗殺人・放火となります。
事件から58年後の2024年9月26日(木)に「無罪判決」となっております。
死刑判決から逆転無罪判決となったのは35年ぶりとなりまして
戦後から現在までに、たったの5例のみだけとなっております。
つまりは、再審開始 = 全て「無罪判決」となっています。
検察からの控訴も残されておりますので、正確にはまだ無罪が確定した訳ではないのですが、過去の4例はいずれも控訴されておりませんので、このまま無罪が確定する可能性が高いです。
その理由として
裁判官も司法の誤りを素直に認めまして
袴田さんの姉に対して言葉を濁しながらも謝罪を延べています。
さらに今回の裁判で注目すべきポイントとして
当時の裁判・検察等の司法関係者は亡くなられており
裁判官が検察側の3つの「ねつ造」を認定しました。
再審(やり直し裁判)の際に裁判官の口から”ねつ造(疑惑)”という言葉が出ることだけでも前代未聞の異例となります。
簡単にこれまでの経緯をまとめますと…?
逮捕から1年2ヶ月後に摩訶不思議な5点の衣類が見つかる(検察のねつ造疑惑が発生)
事件から2年後の1968年に死刑判決後、
1980年に最高裁が上告を退けて死刑確定。
冤罪を疑われ続けて34年目にして
ようやく2014年に再審開始(裁判のやり直し)決定。
しかし、再び4年後の2018年に再び再審は不当と認められず
2020年に最高裁が高裁に差し戻して、2023年3月に再審開始決定。
最初の再審から二転三転して判決が出るまでに約10年も掛かっております。
無期懲役刑 → 無罪判決
以下より死刑判決ではなく
「無期懲役刑」になります。
◆ 1967年 布川事件
1967年に茨木県で発生した強盗殺人となります。
事件から44年後の1989年に「無罪判決」となっております。
◆ 1990年 足利事件
1990年に栃木県で発生した女児殺人・死体遺棄事件となります。
事件から20年後の2010年に「無罪判決」となっております。
◆ 1995年 東住吉冤罪事件
1995年に大阪で発生した放火殺人事件となります。
事件から21年後の2016年に「無罪判決」となっております。
ぜひ1つの参考にして頂ければ幸いです。
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