任天堂プレイステーション3800万円で落札(スーファミとの違い)

任天堂プレイステーションが3800万円で落札
スーパーファミコンとの違いを解説
裏切りで実現しなかった幻のゲーム機と言われる
任天堂 x ソニーによる共同開発の試作品である
「任天堂プレイステーション」について
2020年に海外オークションサイト
Heritage uctionsで出品されました。

Nintendo Play Station Super NES CD-ROM Prototype - Sony and Nintendo c. 1992....
価格は36万ドル(約3,800万)で落札されて大きな話題となりました。
当時出品された本体セットについて
詳しく内容を見ていきますと…?

◆ 任天堂プレイステーション(フルセット内容)
1.ゲーム機本体 2.コントローラー 3.ゲームカセット(ゲームソフト)
4.ACアダプター電源 5.AV映像音声の出力ケーブル
まずはカセットについて

スーパーファミコンとまったく同じ
カセット形状になっています。

本体裏側になります。
中央やや右下あたりにある

乾電池が入れられるような(左開け)カバーがあります。
最初に端子用カバーかと思いましたが裏面なので、少し考えづらいですね。
大きさ的に考えても乾電池(単3/単4)と勘違いしかねません。
参考までに

当時のスーパーファミコン本体裏側にも
同じく電池カバーみたいな物が搭載されています。
気になる正体については…?

スーファミ専用のサテラビュー機器を
接続するための専用端子になります。
28ピン接続コネクタとなります。

宇宙衛星から
マリオさんが

サテラビュー本体を
スーパーファミコン裏側にある
専用端子に接続して起動する仕組みになります。
(テレビ+BSチューナーと連携)
◆ サテラビューとは?

1995年4月23日に
BSアナログ放送で実施された

スーパーファミコン向け衛生データ放送を
受信するためのデータ放送受信端子モデム機器になります。

ゲームパッドことコントローラーは
SONY PlayStationの名前がついており
見た目はスーパーファミコンのまんまですね。

コントローラー背面を
拡大して見ていきますと…?

Nintendo (任天堂) SUPER Famicon (スーパーファミコン) CONTROLLER (コントローラー)
と明記されております。
注目すべき点については
スーパーファミコンという事から
日本名の呼び名で「日本製」という事が、はっきりと分かります。
なぜなら海外製ではスーパーファミコンではなく「SNES」と呼ばれています。
※ SNES = Super Nintendo Entertainment System(スーパーニンテンドー・エンターテインメントシステムの略称になります)

コントローラーを接続するための端子についても
当時のスーパーファミコンと全く同じ仕様です。

接続端子にある丸穴の数が合計7個となりまして
(角ばり)左側 ◯◯◯◯ | 右側 ◯◯◯(丸み)
ここで忘れてはならない
最大のポイントとして

コントローラー接続端子には
ちゃっかりと「SONY」と書かれているのです。
ゲームパッド本体にはスーパーファミコンで
接続端子側にはSONYの融合となっています。
引き続き
本体に戻りまして

本体背面(後ろ)には

90年代ではおなじみだった赤・白・黄色の
アナログAV(映像/音声出力ケーブル)の他に
画質が少し良くなった「S端子」も搭載されています。

アナログケーブル類になります。

本体背面の一番右端が
電源ACケーブル接続端子になっています。
さらに電源コンセントこと
ACアダプターについては
あの黒くて大きな物ではないのです。

ソニー製の「SONY SCPH-V13(7.5V)」
スーパーファミコンより小ぶりの細身で
一昔前の携帯電話風のコンセントに似ています。

電源端子すぐ左隣りには
マルチ接続が可能な「MULTI OUT(端子)」がついています。
後から追加機能で対応する拡張キットのような役割を想定していそうです。
※ 例:ゲーム内容に合わせた専用コントローラー / 複数のコントローラーが接続できるマルチタップ等

映像出力がある左端には
「NEXTポート」があります。
現代では当たり前になっているHDMI端子のような形状をしています。

本体裏側の形がスーファミカセットをイメージしたような
まるで後に発売されるプレイステーション本体のまんまです。
さらに本体表面に戻りまして

本体カセット
すぐ下には

ちゃっかりと
SONYと書かれています。

カセット右下には
PlayStationと書かれています。
拡大してみますと…?
な、なんとっ!?

CDで音楽が聴ける仕様となっており
(シーデェー)
上部にはトラック(TRACK)と描かれています。
小さな液晶画面が搭載されておりまして
ゲームをプレイしながら音楽を聴ける仕様となっていました。
詳しいボタンについては

PLAY MODE / REMAIN 早戻し / 早送り 再生 & 一時停止 / 停止
そして…

本題のコントローラー接続端子
すぐ上には「CD-ROM」が搭載されているのです。

後にゲーム機本体&パソコンでも主流になった
CD-ROMドライブのまんまとなっています。
左側に押すタイプの電源(POWER)となっています。
左下がイヤフォン端子・ボリューム調整になっています。


左側にCD-ROMドライブの開け閉めボタン(EJECT)と
リセットボタンが搭載されています。
左下が電源(POWERのON/OFF)になっていますね。
←で電源オンにして→で電源オフになるスライド式です。
海外オークションに出品された経緯
海外オークションに出品された経緯として
ソニーと任天堂は1991年に業務提携を発表。
「試作機200台」が製造された内の貴重な1台となっています。
ソニーから提案されたCD-ROM対応のスーパーファミコンが誕生する予定でしたが、後に破断となっています。
任天堂プレイステーションはSCE(ソニー・コンピューターエンターテイメント)創業者で初代CEOだったオラフ・オラフソンさんが1996年に退社して金融サービスに移ってから1999年に退社する際に会社に残していった物となっています。
その後、金融会社が経営破綻してオフィス用品が競売にかけれた物を次の持ち主であるテリー・ディーボルトさんが入手して、息子さんと一緒に競売にかけられた経緯がございました。
以下は当時出品された商品説明(日本語訳)になります。
Nintendo Play Station Super NES CD-ROMプロトタイプ - ソニーと任天堂、1992年頃。 このデュアルブランドのプロトタイプの存在はかつて神話に過ぎませんでしたが、これは公開オークションで初めて提供されるものです。
200台のプロトタイプのうち、これが最後の1台と言われており、ソニーと任天堂という家庭用ゲーム機市場で最大の競合他社間の失敗した共同事業から生まれたものです。 他のプロトタイプはすべて破壊されたと報告されています。 私たちヘリテージは、このプロトタイプが動作していることを証明できます。なぜなら、スーパーファミコンのカートリッジを使用して『モータルコンバット』を数回プレイしたからです。
このプロトタイプは、スーパーファミコンとソニーのプレイステーションの外観にいくつかの類似点を持っていますが、独自の特徴も持っています。 スーパーファミコンとスーパーニンテンドーのゲーム用のスロットだけでなく、CD-ROMドライブも搭載しており、ディスクベースのメディアやおそらくビデオゲームを再生するためのものでした。 2009年に発見された際にはCD-ROMドライブは動作していませんでしたが、YouTubeのコンソール修理動画で知られるベンジャミン・ヘッケンドーンによって修理されました。 現在では商業用のプレイステーションのように音楽CDを再生できるようになっていますが、プロトタイプの開発中に作られたとされる専用ソフトウェアは知られていません。
コンソールの上部には、小さな画面があり、CDから再生されている音楽トラックを表示し、自分の音楽を聴きながらカートリッジベースのゲームをプレイすることができます。 また、前面にはヘッドフォンポートと独立した音量調節ダイヤルがあり、2つのコントローラーポートの左側にあります。コンソールの底を見ると、手書きの「2」と書かれたラベルが付いています。この数字の意味は不明です。 背面を見ると、標準のAVアウト、S-ビデオ、スーパーニンテンドーのマルチアウトポートがあります。しかし、「NEXT」とだけ書かれた謎のポートもあり、その用途は不明です。
プロトタイプの最も興味深い側面の一つはコントローラーです。スーパーファミコンの色とデザインを持つスーパーファミコンのコントローラーのケースを使用しています。 しかし、これは普通のスーパーファミコンのコントローラーではありません!デザイン自体は多くの人に馴染み深いものですが、ブランドが違います。 任天堂ではなく、「Sony PlayStation」が前面に大きく表示されており、裏面にはプラスチックで「Nintendo」と書かれています。
コンソールとコントローラーの両方に、スーパーファミコンに特徴的な経年変化の兆候があります。 おそらく、これらの部品はスーパーファミコンと同じ種類のプラスチック、つまりアクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)で作られています。このプラスチックは自然に可燃性であるため、通常はブロムを含む難燃剤で処理されています。ブロムが紫外線にさらされると酸化し、黄色味を帯びます。コンソールのシェルは異なる部分で構成されているため、シェルの一部と他の部分でABSと難燃剤の比率が正確に混合されている可能性があります。
また、このロットには「ブートカート」または「デバッグカート」と呼ばれるものも含まれています。これにより、システムはCD-ROMポートをアクティベートし、コンソールのスーパー・ディスク・オペレーティング・システムにアクセスできます。 ケースはスーパーファミコンカートリッジの形をしており、後部には「Nintendo Super Famicom Cassette」の文字が印刷されています。前面には手書きのラベルが貼られており、そこには1992年10月6日または1992年6月10日のいずれかの日付が書かれています。この日付は確認されていません。
かつて、この特定のユニットはソニー・コンピュータエンタテインメント株式会社の創設者であり、初代社長兼初代最高経営責任者であるオラフ・オラフソンが所有していました。 オラフは最終的にソニーを退社し、アドバンタ・コーポレーションに加入して1998年にその社長になりました。約1年後、オラフはアドバンタを離れてタイム・ワーナーに加入しましたが、アドバンタには彼のNintendo Play Stationプロトタイプを残しました。 この頃、アドバンタは破産を申請し、オークションで売却するために社内のすべての物を集め始めました。その際、このNintendo Play Stationプロトタイプはその他の雑多なアイテムと一緒に箱詰めされ、グループロットとしてまとめられました。落札者にとっては素敵なイースターエッグです!
これは間違いなく、ビデオゲーム業界で最も有名で、謎に包まれ、議論を呼ぶアーティファクトの1つです。 このプロトタイプは世界中を巡り、多くのビデオゲーム愛好者に賞賛されてきました。この物語のこの部分が終了したとしても、それがどこに行こうと、ビデオゲームの歴史において重要な位置を占め続けることでしょう。
動作確認はされているのか?
当時出品された本体については
ちゃんと動作確認はされているようなのですが、
忘れてはならない内容として
私たちヘリテージは、このプロトタイプが動作していることを証明できます。 なぜなら、スーパーファミコンのカートリッジを使用して 『モータルコンバット』を数回プレイしたからです。
一部の熱狂的な海外ファンから今でも愛されており
スーパーファミコンの処理能力では無理がありすぎる

実写版の格闘ゲーム
モータルコンバットで動作確認した(遊んでいた)
という点が最大のポイントになっています。
そこは任天堂さんのスーパーマリオでも良かったかもしれません。
本体には型番があった!?
最後に気になった内容として

本体には
PlayStation「SFX-100」
という表記が気になってしまいました。
小さく右下に描かれておりましたので
気にならないかもしれませんが見逃せませんでした。
これはウォーリーを探せ並に分かりづらいと言えます。
この事から正式名称については
プレイステーション「SFX-100」
だったのかもしれません。
その内、バージョンアップとして
SFX-200 → SFX-300と進化していった可能性も否めませんでしたが…?
本当の正解としましては
プレステ1の裏面にシールで貼り付けてあった
型番表記ことSCPH-1000 / 3000 / 3500 / 5000...etc
といった仕様変更によるバージョン表記の役割の可能性が高そうですね!?
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