シャワー1回の使用量（1分で何リットル使う？）
これ知っておけばOK!
● シャワー1回の使用量（水道代＆ガス代いくら）
1分間で何リットル使う？
突然、給湯器が壊れてしまい
お湯が出なくなった時だったり
震災時のために覚えておきたい内容として
シャワー1回の使用量の簡単解説になります。
まず結論から申し上げますと
大人がシャワーを1回浴びるだけで
約50～60Lのお湯が必要
と言われております。
これは大人１人あたりの
シャワー1回の平均使用時間として
「約5分間」のシャワーを浴びている事になります。
女性 ＆ 髪の毛が長い方だったり
少しシャワー時間が長い方ですと
約70L～100L（約7分～10分）
あくまでも一般的に言われている湯量になります。
どうにも一般論だけでは信用なりませんので、
後半では実際の実験からの使用量をお伝えさせて頂きます。
時間の消費量については
シャワーを1分間浴びた場合
約10Lのお湯を使用しています。
正確には近年のシャワーは
1分間に12Lのお湯を流しています。
50%節水シャワーを使用している場合には
約半分（5～6L）となりまして、もっと少ない湯量になります。
シャワー使用量を時間にしますと…？
・シャワーを5分間浴びれば、50L使用
・シャワーを10分間浴びれば、100L使用
・シャワーを15分間浴びれば、150L使用する事になります。
参考までに給湯器ではなく大変恐縮ですが、
エコキュートにてシャワーを出し始めてから
お湯が熱くなるまでに約2L（1.7～2L）の量を無駄に消費している事が判明しております。
最初の水は無駄になりがちですので、浴槽へ向けて流す事をおすすめいたします。
これは2F～3Fといった設置場所による配管距離に関係なく
浴室のすぐ隣へエコキュートを設置している状態での実際の時間記録となっております。
大人がシャワー1回につき
50～60Lのお湯が必要という事でしたが…？
実際にシャワー使用量を実験してみました所、
頭を洗ってから
体を軽く流す程度では
「合計10Lのお湯」を使用しておりました。
条件としましては
髪の毛の長さは普通～左右襟足は短髪寄りで
シャンプーで頭を洗っている最中においては
お湯を一時的にSTOPしての節水量となっております。
冬だと寒さで使用量が増えると思っていたのですが、意外にも秋～冬でもお湯の使用量は変わる事はありませんでした。
時間にしますと
頭を洗っている待機時間を入れて
「約5～7分」となりました。
正確には
1～2L： 水 → お湯に切り替わる無駄な時間になります。
2～4L： ようやく体を軽く流してから髪の毛を泡立たせるためにお湯で濡らす時間になります。
シャンプー中はシャワーを
一時的にSTOPして止めておきます。
髪の毛がシャンプーで泡立ちましたら
5L～10L： シャンプーをお湯で綺麗サッパリ流して体を軽く流す時間となります。
長髪の方～女性の場合には
頭を洗って体を軽く流す場合には
合計15～25Lのお湯が必要になると思います。
上記はシャンプー+体を軽く流した湯量になります。
しっかりと体をボディーソープでゴシゴシと洗った場合には
シャンプーで洗った時と同じく
「+10L～15Lのお湯」が追加で必要となります。
男性の場合で
シャンプーからボディーソープまで
髪の毛～体を良く洗った場合には
「合計20L～25L」の湯量が必要
少し多めにシャワーを使用していたとしても合計30Lになりました。
女性の場合で
シャンプーからボディーソープまで
髪の毛～体を良く洗った場合には
「合計20L～25L」の湯量が必要
この事から1日に必要な湯量50L～60Lは必要ない事が判明いたしました。
さらに当方の環境では60%節水シャワーヘッドを使用しております。
な、なんとっ！？
・男性のシャンプ～体を洗い流す量： 10L → 5L（50%節水）
・男性のシャンプ～ボディーソープ： 25～30L → 12.5～15L（50%節水）
・女性のシャンプ～体を洗い流す量： 15～20L → 7.5～10L（50%節水）
・女性のシャンプ～ボディーソープ： 35L～45L → 17.5～22.5L（50%節水）
実質、使用量の約半分のみしか使用していない計算となります。
どおりで、水道代が月1,000円も安くなる訳という理由が分かりました。
シャワー使用量は、リモコンに表示される湯量を目安に参考にしております。
さらにシャワー使用量のみならず
給湯器が故障時＆震災の時のために
少しでもお湯を節約するための方法があります。
風呂（浴槽）のお湯を取って使うケースとして
”湯おけ”を使用していた場合も気になりますね？
100円ショップで売られている
標準～ミニサイズを目安として
（お湯一杯あたり3L～3.5L）
軽く体を流してシャンプで洗う場合には
合計10回～15回使用している事が判明しました（最大20回）
つまりは、30～45Lのお湯を使用している事になります。
意外にもシャワーより効率が悪い事が判明してしまいました。
さらに震災時の訓練としまして
少しでもお湯を節約するために、
よく見かける片手で持てる
取っ手付きの手おけの
ミニサイズ（1.3L）でも
合計15回となりました（最大20回）
この場合、合計13L～19.5Lのお湯を使用している事になります。
ここで注目すべき新たな発見として
湯おけ（3～3.5L）と手おけ（1.3L）では
1回あたりのお湯の使用量が半分以上も少ないのにも関わらず
お湯が体にあたる体感的な使用感は、まったく変わらない事が判明しました。
いつもながら人間の感覚というものはあてになりませんので
数日間に渡り実験を繰り返し、湯おけと手おけを交互に使用してみたのですが…？
お湯があたる体感としての使用感は、全然変わりません。
この事から人間の錯覚というものは恐ろしいものとなりまして
50%節水シャワーを使用しても違和感がない事が分かりました。
さすがにシャワー と 湯おけの比較では、湯おけではお湯が足りない感覚を覚えます。
つまりは、給湯器が故障した際に
少しでも浴槽のお湯を節約するためには
取っ手付きの手おけを使用すれば
（ミニサイズの1.3L）
お湯の節約が可能になりますので、完璧です。
これは震災時に役立ちそうです。
逆に標準サイズの湯おけを使用すると
シャワー以上の使用量になりますので、要注意です。
さらに余談になりますが、
人間が1日に必要な水分量については
1.5～2.5Lの量が必要と言われています。
もちろん、水は飲むだけではありません。
人が快適に生活して暮らすために必要な水の量は
1日最低でも「約50Lの水が必要」となります。
※ コロナウイルスでお馴染み世界保健機関（WHO）が定めた「一日に最低限必要な水の量」とされています。
これらは飲み水以外に絶対的に必要となる
手洗い・トイレ・洗い物（食器/洗濯/洗車）
シャワー ＆ お風呂の全てを含めてですね。
それぞれの使用量として
・歯磨き： 30秒で、5L使用
・手洗い： 1分間で、10L使用
・食器洗い： 5分間で、50L使用
・洗車： 9分間で、90L使用
この事からシャワーを5分間使うだけで
大人1人が快適に生活していくために必要な
50Lをすぐに使い切ってしまう事が分かりますね。
シャワーに関連しまして
お風呂の浴槽を満タンにするだけで
必要なお湯は150～200Lとなっています。
震災時＆給湯器が壊れた時には
すぐ浴槽にお湯をためておく事が大切となります。
トイレを流す水としても活用可能ですので、ぜひ覚えておいて損はありません。
ぜひ１つの参考にして頂ければ幸いです。
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