ティファール電気ケトルの水漏れ修理対策

ティファール電気ケトルの水漏れ修理対策

電気ポットの底から水漏れ症状(本体目盛り/ポットの下/プレート底)

電気ケトル&電気ポットによる

水漏れトラブル解決策になります。

お茶・コーヒー・カップ麺の定番

ティファールの電気ケトルについて

使用を開始してから

”7年~8年経過”した所で

「水漏れ症状」が発生してしまいました。

水漏れトラブルの具体的な症状としましては

電気ケトルへ水を入れておくだけで

そのまま放置しておきますと…?

電気ケトルの底(下)が

水浸しになってしまう水漏れ症状となります。

それも

水を入れて貯めておく状態だけで

なぜか水漏れトラブルが起きてしまい重症となります。

お湯を沸かしていない状態にも関わらず

水漏れが発生してしまう症状になっています。

すぐに原因を特定しまして

詳しく本体をチェックしてみた所…?

水を入れた量を確認できる

透明ゲージ目盛りの最下部より

水が漏れている事が確認出来ました。

ゆっくりポタポタと水が落ちています。

数十分~数時間後に水漏れ症状が確認出来るレベルとなります。

目盛りを確認できるゲージは

左右両方の側面についているのですが、

今回は”左箇所のみ水漏れ症状”を確認する事が出来ました。

このような水漏れトラブルが発生した時に困ってしまいますね。

そんな困った時には、どうすれば良いのか?

誰でも簡単な手順にて修理できる方法がございます。

水漏れ対策のベストな補修方法として

ワコーズのガスケットメイク

上記のシリコンガスケットで

水漏れ箇所を埋める方法がベストになります。

早速、ワコーズのガスケットにて

目盛り周りをコーキングした所…?

見事なまでに

”ピタリと水漏れ”が止まりました。

忘れてはならない内容として

必ず電気ケトル内にある水を空っぽの状態にしてから

ワコーズのガスケットを塗る事が大切となります。

電気ケトル内に水を入れた状態 = 水が漏れた状態のままでは補修出来ません。

完全乾燥の2時間ほど待機してから水を入れればOKでございます。

その後、何度もお湯を沸騰させても、水漏れ症状は起きません。

ここでの最大のポイントとしましては、よくある安物の一般的なコーキング剤は熱湯等のによる熱に弱いので「NG」となります。

なぜなら、最高70~90度までしか対応していない事が多いです。

水(雨水)& 気密性(空気)には強いのですが、

沸騰したお湯こと「熱」の完璧な対策はされていないからですね。

その理由として

電気ケトルはお湯が沸騰した状態で

「最高温度100度」に達しますので、対応しておりません。

どうなるかと言いますと…?

一般的なコーキング材で修理(補修)しても

電気ケトル内に水を入れた状態では一時的に”水漏れはしなくなる”のですが…

お湯を沸かした直後、熱に弱いために沸騰したお湯に耐えられず、再びすぐに水漏れを起こしてしまうからですね。

これはティファールに限らず
(タイガー等のその他メーカー含む)

電気ケトルの水漏れトラブル症状として

電気ケトル本体下の底から水漏れが起こりやすいです。

その場合には一般的なコーキング材ではなく

ワコーズのガスケットメイクを使用すれば問題ないと思います。

当方でも過去に経験があるのですが、よく見かけるホームセンターで売っている安物のコーキング材で水漏れ対策を実施した所…?

水を入れた状態では「良かったぁ~、無事に水漏れが直った!」と一瞬だけぬか喜びするのですが、お湯を沸かした瞬間に水漏れが起こした経験がございました。

他にも電気ケトル&電気ポット内部の水漏れをした方が安物のコーキング材で修理対策していたのですが、まったく同じ症状になっている事が確認出来ました。

このように水を入れた状態ではOKでも…?

お湯を沸騰した直後に水漏れが発生という症状が発生しまう訳ですね。

さらに追い打ちをかけるように1回目ですぐ水漏れ症状が出る事もあれば、数回沸騰してダメになる事があります。

その点、安心・安定ワコーズのガスケットは値段が高い点のみが最大のデメリットではありますが、

最高250度までの高温(耐熱)に対応

してくれますので、

簡単に水漏れを起こすという事はありません。

なぜワコーズのガスケットが良いのか?

車&バイク用の整備に使われまして、常にエンジン内部の高熱にさらされている箇所を通っている「オイル漏れ対策」に使われているためですね。

人間が一瞬でも手で触れないレベルまでの高温にも耐え凌いでくれています。

そのため、簡単に沸騰したお湯が漏れる事はありませんので、ご安心下さいませ。

まさに水を含む沸騰したお湯(熱湯)をはじめとして、熱が発生する部分へ使える万能コーキング材のようなガスケット代わりとなります。

そのくらいまでにワコーズは車&バイク業界において”耐熱・耐久性”の「信頼性」があります。

ティファールの電気ケトルについて

唯一のデメリットとして

大体5年~6年目あたりから徐々に見た目が劣化してきますね。

プラスチック特有の色落ちと言いますか?

明らかに見た目の劣化が激しくなってきます。

新品当時は綺麗で光沢もあり

ホワイト一色だった白い部分が…?

普通に使用しているだけで、古本並みに日焼けしたように茶色に焼けまして

特に目盛りゲージ周りにおいては

このように劣化のごとく塗装が剥げていきます。

まるで色々とコーキング対策をしてド素人が補修したかのような痕具合になっています。

もはや…初めてプラモデルをプラカラーで塗って失敗したような出来栄えになってしまっています。

購入当初はキレイなつや有りだったのですが、マットのつや消し状態になっています。

当然ながら、上記画像の状態は何も修理をしていない経年劣化の水漏れした状態直後に撮影しています。

画像のように酷い状態になりますと…?

水漏れトラブルのみ症状ならず、少し移動しただけで、白い塗装の粉がチラホラとふりかけのように落ちている事も確認出来ました。

少し動かす度に白い粉が落ちてきますので、非常に厄介でありました。

このプラスチック部分の剥げ具合が「水漏れによる最大の原因」になっています。

つまりは、塗装が剥げはじめたら

水漏れトラブル症状の前兆となりえる

と覚えておけばOKでございます。

なぜプラスチック部分が劣化して塗装が剥げれていくのか?

常にお湯を沸かすために高温でダメージを与えられ続けているので、こればかりは仕方ありません。

一昔前に噂されたソニータイマーみたいなもんであります。

ソニータイマー = 一定期間使用すると必ず故障する製品仕様と呼ばれていました。

これは、電気ケトルを使えば使うほど”消耗品のように劣化していく”という事を意味します。

この対策として、鍋と同じく鉄 or ステンレスでもない限りは解決するには難しい問題となります。

それでも近年ではティファールさんでは

水漏れトラブルによるクレームが沢山あったからなのか?

ようやく8年の時が過ぎまして

きちんと対策も取られておりまして

な、なんとっ!?

新品状態では

目盛りゲージ部分は

段差がないように一定になっており

白い部分もツルツルと塗装が剥げづらくなるための万全なる対策が取られている事が確認出来ました。

コーディングと言いますか?

クリアー塗装の強度がアップしているような感じです。

鏡(ミラー)のように鏡面度が輝いておりました。

これはもしかしたらなのですが…

まだ購入したばかりの”新品直後だから”という事も少なからず関係しているかもしれません。

今後使用していきまして経年劣化で何か分かりましたら、改めて追記させて頂きますね。

それでも

以前の目盛りゲージを手で触りますと…?

明らかに”段差”が出来ている事が確認出来ますね。

上記画像は右側の水漏れしていない箇所 = 8年目の状態になっています。

購入したばかりの新製品では

明らかに段差が完全になくなっています。

手で触っても段差が一切感じられないツルツル状態になっておりました。

それでも長年に渡り使い続けていけば塗装が剥げ落ちてしまい、いずれは徐々に劣化して段差が出てくるかもしれません。

何度もお湯を沸かすと熱にやられてしまうので、油断してはいけません。

また約8年前との違いで

唯一、気づいた点がありました。

お湯を沸かすボタン(スイッチ)が

上下で逆になっている事に気づきました。

 以前は「下に押す事により電源ON」

現在は「上に押す事により電源ON」

これはコップにお湯を注ぐ時にスイッチが押した状態のまま

違和感がないように改善(進化)されていました。

電気ケトルの製品仕様として

白い湯気(ゆげ)による蒸気を感知して

自動的にスイッチを切れる仕組みとなっています。

この蒸気が取手のある下の部分から水滴となって垂れてしまう事がごく稀にあります。

それでも頻繁にある症状ではありませんので、水漏れとは言えないですね。

その証拠としてティファールの説明書にも「故障ではない」と記載があります。

他にも、よくありがちな症状として

お湯を沸かす際に注ぎ口から今にも溢れ出るのではないか?と言わんばかりに水をぎりぎり一杯まで入れて沸騰した直後に水が溢れ出して垂れてしまう症状はありがちですね。

これらはティファールに限らずではありますが、他メーカーの電気ケトル(ポット)でも水が漏れてしまうのは当たり前の症状となっています。

当方では前々回と前回は約6年目にして水漏れや故障もしていない状態にも関わらず…?

見た目が劣化したという理由だけで、新品に買い替えをしておりました。

今にしてみると不思議でならなかったのですが、非常にもったいなかったと思っています。

今回は見た目が劣化してしまってもトラブル症状が出るまで買い替えませんでしたが…?

約8年目で”水漏れトラブルが起こる”

という事が判明して皆様にお伝え出来たので、良かったとします。

水漏れトラブル症状について

正確には6年前~7年目あたりで、気にならない程度でも徐々に水漏れ症状が発生しておりました。

そこまで水漏れの量も酷くなかったため、そのまま気にもせず使用しておりました。

そのため、正確な経過年数をお伝え出来ず、誠に申し訳ございません。

その後、7年9ヶ月目を経過した所で、ふと電気ケトルを見た時に…

ようやく「水漏れが酷い状態になっている(かもしれない…)」と気づきまして

まずは実験の試みとして

電気ケトルを乗せる皿の●底部分がある下へ

電源コンセントが繋がっている本体底のプレートになります。

朝方に雑巾(ぞうきん)を敷いて置きますと…?

夕方頃には雑巾が”水浸しで絞れる状態”になっておりました。

他は、まったく問題なく正常に動作しております。

これまでスイッチ類も壊れる事も一切ありませんでした。

以上の内容により

電気ケトル&電気ポットの経年劣化による

水漏れ症状トラブルでお困りの方につきましては

ワコーズのガスケットメイクで埋めて対策すれば、

そのまま問題なく使用する事が出来ますので、ご安心下さいませ。

ガスケットは高いし作業が面倒という方で

この機会にティファール電気ケトル本体の

買い替えを検討される方につきましては

・ティファール 電気ケトル(容量0.8L): ホワイト / カフェオレ / ピンク 

・ティファール 電気ケトル(容量1.2L): ホワイト / ブルー / ピンク / ベージュ /

・ティファール 温度設定&保温タイプ: 容量1.2L(温度調整7段階)/ 容量0.8L(温度調整8段階)

上記3商品でしたら、どれも大変おすすめでございます。

一人暮らしの方~カップ麺2人前であれば、0.8Lで十分ですね。

1.2Lは、3人家族以上~カップ麺3人前で、ギリギリお湯が間に合う容量となっています。

保温が必要な方で、飲み物によって温度調節したい方は高級版のジャスティンコントロールがベストです。

当方では現在に至るまで長年に渡りまして

何度もティファールの電気ケトルを買い替えて使用しております。

これまで今回の水漏れ症状を除きまして「最低6年以上」は故障知らずで使用出来ております。

当然ながら水漏れトラブル以外は使い始めてから

現在に至るまで過去に一度たりとも故障&トラブルもなく正常に動作しております。

そのくらいまでに大変おすすめでございます。

ぜひ1つの参考にして頂ければ幸いです。