紙やすり&耐水ペーパー簡単解説(種類/選び方/使い方/使い分け)
● 紙やすり&耐水ペーパーの簡単解説
サンドペーパーとは?
サンドペーパー(英語)= 紙やすり(日本語)という意味になります。
サンドペーパー(紙やすり)には
1.耐水ペーパー 2.布ペーパー
の2タイプがあると覚えておけば大丈夫です。
耐水ペーパー以外には耐水性 & 防水性がありません。
基本的に耐水ペーパーを購入しておけば間違いないです。
耐水ペーパーの意味 & メリットとは?
・ペーパーでヤスリ掛けを行いますと摩擦によって熱が生じまして、やけどをする危険があります。 ・そんな時に耐水ペーパーの耐水性と防水性を利用して水研ぎを行うことで熱は発生せず快適に削ることができます。 ・ペーパーでヤスリ掛けを行いますと細かく飛び散った粉の清掃が大変 & 削った粉が詰まって削りにくくなります。 ・そんな時に耐水ペーパーを使用する事で水研ぎする事により粉が水に吸収 & 目詰まりを防止してくれるので最大のメリットがあります。
塗装時としましては
・耐水ペーパーは塗装の色をのりやすく塗りやすくザラザラ状態 → 平行にするためにあります。 ・耐水ペーパーにはコンパウンドスポンジを挟むと作業しやすくなります。 ・バンパーは厚みがあるので、ガサガサになろうが気にせず削ればOK ・通常のキズ直し塗装: 240番 → 400番 → 600番 → 1000番(1500番が理想) ・パテ使用後:240番 → 400番 → 600番 → 800番 → 1000番で仕上げる(1500番が理想) ・プラサフ後~塗装前: 800番 or 1000番 → 1500番まで上げていくのがベスト(600番だと塗装を塗った後でも傷が残る/傷が消えない)
使用箇所
・ポイント接点(隙間)の清掃 ・クラッチのハブスタッド(棒)の段付き対策 ・クラッチ板の面取り ・スチール板の錆取り ・クラッチケース & クラッチ板(レコード状になった際の対策) ・ブレーキパッド(泣き防止のための面取り) ・ウインカースイッチの接点磨き ・車のキズ&ヘコミ補修による鈑金塗装(汚れ傷を落として平行にするために塗装前に使用します)
番手について
・番手とは?ヤスリの粗さ加減 & 細かさを数字で表しています。 ・番手の数字が小さくなるにつれて、粗くなっていきますので最初に使用 & 荒削りで効率よく削れます。 ・番手の数字が大きいなるにつれて、細かくなっていき仕上げに使用する事が多いです。 ・最初に小さい番手を使用して徐々に数字をアップして仕上げていくと綺麗に仕上がります。
塗装時については
<耐水ペーパーの用途別>
・120番~240番: キズの整えからパテ削り~塗装剥がし&サビ(最初~パテ前&後) ・320番~400番: 盛り上がったパテ慣らし~面出し(パテ前&後) ・600番: 面を出したパテの仕上げ用(パテ後) ・800番: プラサフ後~塗装用で塗装を塗る前には最低800番以上~理想は1500番で終わらす事が必須。理想は1500番(パテ後~プラサフ後) ・1000番~1500番: 塗料後の研磨 & プラサフの研磨用(プラサフ後~塗装前~塗装後) ・2000番: 塗装後
どれを購入しておけば良いの?
・番手の購入は120番・180番・240番・400番・800番・1000番を購入しておけば間違いないです。 ・ハーレー&バイクの整備で一番多く使用するのは「120番」「180番」「240番」「400番」になります(800番以降は塗装等です) ・この中でも特に「120番」「180番」「240番」3点の使用頻度がもっとも高いです。 ・板金塗装で使うのは120番・240番・400番・600番・800番・1000番・1500番になります。 ・この中でも特に240番・400番・600番・800番・1000番・1500番は頻繁に使う事になります。
セット売りとして
・紙やすり サンドペーパ 耐水ペーパー 120番~3000番 12種類x各3枚(合計36枚入り) ・紙やすり サンドペーパー 耐水ペーパー 240番~3000番 11種類x各3枚(合計33枚入り) ・紙やすり サンドペーパー 耐水ペーパー 400番~3000番 9種類x各4枚(合計36枚入り)
・紙やすり 耐水ペーパー 80番/150番/240番/400番 4種類x各3枚(合計12枚入り) ・紙やすり(耐水ではない)60番/120番/240番 3種類x各3枚(合計9枚入り)
・サンドペーパー専用パッド(大小2個入り) / その2 ※ ペーパーを挟んで使うホルダー
バラ売りとして
・紙やすり 耐水ペーパー 120番(12枚入り)/ 240番(12枚入り)/ 400番(12枚入り) ・紙やすり 耐水ペーパー 120番(18枚入り)/ 240番(22枚入り)/ 400番(22枚入り) ・真鍮ワイヤーブラシ
ぜひ1つの参考にして頂ければ幸いです。
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