車のバッテリー寿命(8年目で故障)

● 車のバッテリー寿命&故障
バッテリー上がり(8年目で完全NG)
近年の車のバッテリー寿命について
8年目にてバッテリー上がりで故障する事が分かりました。
新品の純正バッテリーを使用し続けて8年が経過しました。
その間、一度もバッテリー上がりの
トラブル症状は見受けられませんでしたが…?
8年+1ヶ月目で、1つの前兆症状となりました。
詳しくは車のバッテリー寿命(トラブル前兆症状)で解説しております。
それから4ヶ月間は、まったく問題なく使用できておりました。
その後…
8年5ヶ月目にして
バッテリー上がりを起こして
完全にエンジン始動不可能になりました。
充電しても電圧は回復せず
完全にNGの寿命を迎えました。
詳しい当時の症状として
朝の始動時は、まったく問題なし
いつもと変わらずに前兆症状すらなく
スムーズにエンジンは始動可能でした。
そのまま問題なく出先でも1軒目と2軒目と
すぐに一発で正常にエンジンは始動しています。
3軒目で帰宅しようとした所…?
ブレーキを踏みながらスイッチON後、
エンジン始動時に一瞬だけかかりが悪くなり
メーター周りが消灯して、すぐに再始動可能となりました。
ここで覚えておきたい豆知識として
バッテリーはエンジン始動時に
もっとも電圧(電気)を消費します。
そのままエンジンを切って「再始動を試すのは絶対にNG」となります。
これはガソリンも同じですね。
へたしたらエンジンが始動出来なくなる可能性がありまして、ロードサービスだけで1時間も損をしてしまい最悪の場合はレッカーとなります。
このようなトラブル前兆症状が出ましたら、必ず帰宅後に実験を行うのがベストですね。
この時、「たまたま偶然の勘違いかなぁ~?」と思いつつも
帰宅後、すぐにバッテリーの健康状態を確認しました。
一旦、駐車してからエンジンを停止後、
再びすぐにエンジンを再始動してみても「問題なし」
すぐに一発でエンジンは始動可能になります。
但し、帰宅時の走行中もバッテリーに電気は充電されています。
車は走行中に発電しているため、バッテリーを充電してくれる仕組みになっています。
この事からバッテリーが活性化した状態にて
尚且つ、”1回だけの実験・検証では絶対にNG”となります。
再びすぐにエンジンを切り
無理やり電圧を消費しまして
2回目の実験を試みます。
と思っていた所…?
2回目で同様のメーター周りが点灯せず
少しばかり始動しづらくなる先ほどの同じ現象(症状)となりました。
そして…
3回目以降ではエンジンが全く始動しなくなりました。
やはり、帰宅時に見逃せなかった症状は勘違いではなく
”バッテリー寿命の前兆”という事で間違いなかったです。
これにてバッテリー上がり(寿命)の症状が確認出来ました。
念の為、バッテリー上がり(NG)の状態を確かめるために
すぐにCCAテスター測定器を取り出して測定した所…?
(CCA = バッテリー健康状態診断機)
・CCA: 110(健康状態は30%)
・抵抗値: 25.68mΩ(10%)
・電圧: 12.68V(89%)
なぜかバッテリー電圧は
12.68Vと正常(数値)なのですが…?
電圧降下(低下)が激しくなりまして
結局、充電しても電圧は回復することなく
そのまま復活せずに「NG」となりました。
エンジン始動中の負荷電圧も一気に低下しています。
バッテリーを回復させるパルス充電(サルフェーション除去)のフルパワー充電を複数回行っても回復する兆しはありませんでした。
こうなりますと、新品交換が必要となります。
近年の車のバッテリー寿命として
GSユアサの純正バッテリーについて
「8年5ヶ月目」にて完全に故障で寿命となりました。
ここで覚えておきたい大切な内容として
バッテリーは電圧の数値が正常(12.68V)であっても
抵抗値(25mΩ)が増えて電流がダメになるケースもございます。
という事が分かりますね!?
正確には
朝一にてエンジン始動時の
電圧数値 = 負荷電圧の数値
上記を見て総合的に判断する事が大切となります。
つまりは
最低5年(6年~8年)使用している方は
何も負担をかけていない状態である
”バッテリー電圧の数値だけを頼りにしてはNG”です。
この事から
バッテリー状態を見る時には
電圧計(テスター)の数値(12.00V以上)みならず
始動性能の健康状態が分かる「CCA数値+抵抗値」を測定する事が大切になります。
そして、過去の実験からも分かっている事として
車のバッテリーについて
電気の通りが悪くなってしまう
抵抗値が25mΩあたりを超えますと
徐々に”バッテリー上がりを起こす”という事が判明しています。
但し、必ずしも抵抗値が高いからいっても
バッテリー寿命と判断出来ない点が難しい所になります。
なぜならCCA数値が高ければ、抵抗値が高くてもエンジンが始動出来るからです。
特にバイクの新品バッテリー状態で10~13mΩも沢山あります(酷いと20~35mΩ)
国産アイドリングストップ新車の正常抵抗値として
メーカー純正品は4~5mΩ以下の場合が多いです。
その他の平均は5~7mΩにて激安品は10mΩを超える物が沢山あります。
バッテリー交換時期については
定期的に充電すれば、車検の2年ごとに交換しなくても済みます。
当方と同じく最低8年以上は長持ちさせる事は可能でございます。
最後におすすめのバッテリー充電器&電気テスターについて
◆ バッテリーの充電に必要な物とは?
自動車 & バイク専用の 「バッテリー充電器」になります。
自動車用のバッテリー充電器だけになります。
原付~大型バイク・軽自動車・普通車まで
オールマイティーに対応していますので、大変おすすめです。
テスター同様に複雑な機能がなく使い方もシンプルで簡単です。
もっともコストパフォーマンスに優れた格安のおすすめの充電器とは?
当方では下記バッテリー関連商品を全て購入してフル活用して以来
バッテリー上がりによるトラブルとは完全に無縁になっております。

・【Amazon.co.jp限定】セルスター バッテリー充電器 DRC-300AMZ ・高機能版(バッテリー上がり時にセルスタート機能搭載)
・大型トラック対応(12V/24V対応版) ・最上位高性能版(12V/24V対応)
安心・安全の日本製で「1年保証」となっております。
価格は4,500円~5,000円前後になります。
Amazonが一番安い最安値になっております。
Amazon限定版(DRC-300AMZ)と通常版(DRC-300)では
性能(機能)&付属品に違いはありませんので、ご安心下さいませ。
一見すると高く感じてしまうのですが、
長い目で見て十分な元が取れますので、大変お買得だと思います。
最大の特長としてバッテリーの電圧を回復してくれるだけではなく
ワンタッチ接続にて自動的に最適な充電をしてくれます。
さらにバッテリーを復活してくれる回復充電機能を搭載(サルフェーション除去のパルス充電 = 電気の通りを悪くしてバッテリー液が結晶化してしまう不純物を除去して回復してくれる機能)となります。
当方ではバッテリー充電器と電気テスターをセットで購入したのですが、もう10年以上持っています。
+突然バッテリーが上がった時にエンジンがかけられるジャンプスターター(モバイルバッテリー搭載)もあると安心ですね!(別で詳しく解説しております)
貧乏性な自分が思いっきって購入したくらいですので、間違いないと思っております。
沢山ありすぎるバッテリー充電器については
セルスターが一番おすすめだと思っております。
他に電源の延長コードは絶対に必須ですね。
大抵10mあれば必要十分でございます。
電源延長コード10m / その2 / その3(3口)
さらなる高機能バッテリー充電器を希望される方は
◆ 原付~中型バイク~軽自動車まで
・OptiMate3(通常鉛バッテリー):充電時の最大出力0.8A/バッテリー容量2.5Ah~38Ahまで対応/充電可能な電圧2V~14.4V/サルフェ除去3段階+最大20V/バッテリー診断2段階 ・OptiMate4 Quad(通常鉛+リチウム対応):最大出力1.25A/対応4Ah~60Ah リチウムは2~15Ah/電圧0.5V~14.4V/サルフェ除去3段階+最大22V/バッテリー診断5段階
◆ 中型バイク~普通車以上
・OptiMate6 amp.(12V):最大出力6A/バッテリー容量3Ah~144Ahまで対応/電圧0.5V~14.7V/サルフェ除去3段階+最大22V/バッテリー診断5段階/容量サイズに応じた最適充電の最大出力調整機能あり ・OptiMate6(12V+24V対応):最大出力6A/対応6Ah~240Ahまで対応/電圧0.5V~14.4V/サルフェ除去3段階/バッテリー診断5段階/容量サイズに応じた最適充電の最大出力調整機能あり
・OptiMate7(12V+24V対応):最大出力10A/バッテリー容量10Ah~240Ahまで対応/電圧0.5V~15V/サルフェ除去3段階+最大22V/バッテリー診断5段階/容量サイズに応じた最適充電の最大出力調整機能あり ・OptiMate7 select(12V+24V対応):最大出力10A/バッテリー容量3Ah~240Ahまで対応/電圧0.5V~14.4V/サルフェ除去3段階+最大22V/バッテリー診断5段階/容量サイズに応じた最適充電の最大出力調整機能あり ・Optimate PRO1 DUO(12V+24V対応):最大出力10A/バッテリー容量3Ah~50Ahまで対応(リチウム2~20Ah)/電圧4V~14.4V/サルフェ除去3段階+最大22V/バッテリー診断5段階/容量サイズに応じた最適充電の最大出力調整機能あり
・Optimate1 DUO+(6V+12V+リチウム対応):最大出力0.6A/バッテリー容量2Ah~28Ahまで対応(リチウム2~8Ah)/電圧4V~14.4V(12V)+電圧4V~7.2V(6V)/サルフェ除去は簡易回復充電のみ/簡易診断段階 ・OptiMate5(6V+12V):最大出力3A(12V)+4A(6V)/バッテリー容量3Ah~120Ahまで対応(12V)+バッテリー容量3A~160Ahまで対応(6V)/電圧0.5V~14.4V(12V)+電圧0.5V~7.2V(6V)/サルフェ除去3段階/バッテリー診断2段階/容量サイズに応じた最適充電の最大出力調整機能あり
・Optimate リチウム専用(0.8A)/ 2.5A / 10A:最大出力0.8A or 2.5A or 10A/バッテリー容量1~10Ah or 2~30Ah or 3~120Ahまで対応/電圧0.5V~14.4V/バッテリー診断2~5段階&業界初のBMSカット解除モードを搭載
最後にまとめますと
・充電器:セルスター バッテリー充電器(DRC-300AMZ)【Amazon限定】 / 高機能版(バッテリー上がり時のジャンプスタート機能搭載)/ 大型トラック対応 / 最上位高性能版(12V&24Vの両対応)
・電気テスター(電圧用):デジタル電気テスター OHM(オーム電機)/ デジタルテスター(ワニグリップ付き)・・・一家に一台は絶対に必須です!シンプルで余計な機能がなく必要な機能のみで、とても使いやすいです(厚さも薄くて手の平のコンパクト携帯用サイズが嬉しいです)
・電気テスター(電流用):電気テスター1 OHM(安物)/ 電気テスター2(AstroAI)/ 電気テスター2(AstroAI 真の実効値+温度計搭載)・・・しばらく乗らずにバッテリーが上がりしやすくなった時の待機電力&電気がリークしたりの漏電を調べる時に使用します(バッテリー上がり予測日数も調べる事が出来ます)
・電気テスター(電圧+電流の高精度版): 電気テスター3(ELPA)/ 電気テスター4(SANWA)その2 その3 / 電気テスター4(SANWA 真の実効値+温度計搭載)・・・電圧+電流の両方を搭載した高機能版になります。正確で高い精度数値を求める方は必須になります。個人的には計測器専門会社で長年の歴史で定評があるSANWA(三和電気計器株式会社)を購入しておけば間違いないと思っています。
・ジャンプスターター:12V エンジンスターター 12800mAh大容量 / 大容量21800mAh / 大容量26800mAh
・バッテリー寿命が分かるCCAテスター測定器: CCA1 / CCA2 / CCA3 / CCA4 / CCA5 / CCA6 / CCA7
電気テスターの使い分けとしましては
過去に色々な電気テスターを購入してきた経験から申し上げますと
ちょっとした車&バイクの電圧を測定したい方や電気テスターの入門用&携帯用にコンパクトなOHM(オーム電機)のTDB-401を持っておけばOKです。
しっかりと正確な数値を求められたい方は自宅用にSANWAのCD771 その2 その3 / CD772(真の実効値+温度計搭載)を購入しておけば、絶対に後悔はなく間違いありません。
上記の携帯用&自宅用の2個持ちがベストで最強という事が経験から判明しております。
ご予算的に厳しい方は最低でもAstroAI / AstroAI 真の実効値+温度計搭載の購入をおすすめいたします。
ぜひ1つの参考にして頂ければ幸いです。
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