ダイニチ 石油ファンヒーター E09&E13エラー解決策(修理/直し方)

ダイニチ 石油ファンヒーター E09&13エラー解決策
エラーコード E09&E13の原因を解説(修理&直し方)
ダイニチの石油ファンヒーターは
故障 & 故障前兆の症状になりますと…?
液晶画面にエラーコード(番号)を表示してくれます。
長年使用している事により
・E09エラー(稀にあります) ・E13エラー(稀にあります)
上記のエラーコード(番号)が出やすいですね。
E09&E13エラーコードの意味について
内部の燃焼室 & 本体背面についている回転ファンのフィルター付近にある 空気出入り口が塞がれたり「埃がたまってしまう症状」になります。 自動消火により過熱防止装置が動作します。
本体背面にある回転ファンのフィルターを清掃します。
フィルターの清掃でもNGだった場合には回転ファンを清掃する必要があります。
E09&E13エラー問題を解決する方法
これらのE02・E03・E09・E13エラーコードについては
灯油フィルターの清掃で直る事もあるのですが、長年使用している場合には内部の火をつけている燃焼系の清掃が必要になる事が多いですね。
どんな作業が必要になってくるのか?
下記の清掃をする必要がございます。
もっとも多いトラブル事例の
大抵の原因としましては
火を燃やす付近& 回転ファンの「埃(ほこり)の汚れが原因」
→ 外側のカバーを外して内部を掃除機 & ブロワーで清掃で解決します。
E09 & E13による換気エラーが頻繁に出る方に多いエラー内容となります。
E02&E03にも関係してくる事もあります。
これらのエラー番号が出ている内は
・本体裏面にある「排気フィルター&回転ファンの清掃」 ・灯油タンク内の最下部にある「灯油フィルターの清掃」
ダイニチ 石油ファンヒーター 給油ランプ点滅が消えない原因&解決策(対処法)
↑ 灯油フィルターの清掃手順を含めて分かりやすく解説しております。
ダイニチ 石油ファンヒーター分解修理 回転ファン&フィルター清掃手順(E09/E13/換気)
といった誰にでも出来る簡単な修理で直る事が多いですね。
それでも解決しない場合には
気化器の本体の故障が原因となりますので、 気化器を新品に交換する事で解決します。
火を燃やしている内部へアクセスするのは
大変そうに思いがちなのですが、とても簡単です。
本体の外側カバーは取り外すだけなので、手順は意外と簡単です。
1.必ず電源コンセントを抜きます。
2.本体の前下にある2つのプラスネジを外すだけです。
(一昔前の古い本体は真下の左右横にネジがついています)
3.(+)プラスネジを2つ外してカバーを↑へ引き上げるだけでOKです。
カバーの取り外しましたら、
左側の斜めに入っている銀色カバーの手前にあるネジを2つ外して
左右にある爪をマイナスドライバーで曲げて手前の下に引っ張れば
火を燃やしている内燃機のプラグ(細い銀色の棒2本)へアクセス可能となっています。
ダイニチ 石油ファンヒーター分解修理 本体カバー取り外し手順解説(E02/E03/HHH)
ダイニチ 石油ファンヒーター分解修理 回転ファン&フィルター清掃手順(E09/E13/換気)
上記を試しても改善しない場合には
本体内部にある「基板側の故障(緑色の基盤)」
といった可能性が高いです。
ダイニチへ修理を依頼する必要がございます。
その場合の費用目安として
家庭用の石油ファンヒーターの場合
1.技術料:6,000円~1万円(税込) 2.部品代:1,000円~5,000円前後(最大1万前後)
最低でも1万円以上は掛かってしまうようです。
業務用の石油ファンヒーターの場合には
技術料が2倍~3倍(1万7,000円~2万4,000円)に跳ね上がります。
さらに誰もが忘れがちではありますが、
絶対に忘れてはいけない
重要な内容として
ダイニチは「3年保証」となっております。 保証期間内でしたら「無料」で修理を受けられます。
もし購入してから3年~5年以上経過している方は
素直に新品を買い直した方が後々の事も考えて安上がりだと思います。
◆ おすすめ石油ファンヒーター
・ダイニチ 石油ファンヒーター本体(木造7畳まで/コンクリート9畳) ・ダイニチ 石油ファンヒーター本体(木造9畳まで/コンクリート12畳)
・ダイニチ 石油ファンヒーター本体(木造10畳まで/コンクリート13畳) ・ダイニチ 石油ファンヒーター本体(木造11畳まで/コンクリート15畳) ・ダイニチ 石油ファンヒーター本体(木造15畳まで/コンクリート20畳)
当方では既に一番新しい機種で10年以上経過しておりますが、いまだに故障する気配がありません。
もっとも古い機種では20年以上も使用しておりますが、まったく故障知らずです。