室蘭女子高生失踪事件の真相 前編(行方不明の真犯人)

室蘭女子高生失踪事件の真相 前編(行方不明の真犯人)
パン屋本店13時すぎの約束が招いた先入観という罠(誤解)
2001年3月6日(火)午後1時31分
北海道室蘭市で、1人の女子高生が行方不明になりました。
当時、高校1年生だった千田麻未さん(ちだあさみ/当時16歳)になります。
※ 失踪当日・昼前後の天候は晴れ一時雪、気温0度(湿度50%)/ 積雪1cm未満(最大2cm)/ 風速かなり強い(8-9m/s)
現在までに有力な手がかりは見つかっておらず
千田麻未さんの行方は失踪から25年以上経過しても分かっておりません。
パン屋オーナー説以外の真犯人を考察した内容となります(妄想から盲点へ)
◆ 室蘭女子高生失踪事件の考察シリーズ
・前編(事件概要と不可解な点)【今見ているページ】
・中編(行方不明当日の行動)
・後編(有力説検証)
・最終結論(事件の真相について)

テレ朝 スーパーJチャンネル(室蘭女子高生失踪の謎)より
バスを降りてからバイト先の
パン屋までへ向かう間(約20メートル)
突如、姿を消したまま行方不明になっています。
※ このわずか20mの間に不思議と千田麻未さんが失踪して消え去ってしまったと言われています。
その後、25年目の新事実として、この場所から北東方面へ1km弱移動していた事が明らかになりました(別で詳しく解説あり)
失踪当日は公立高校の入試で、休校日となっています。
3月5日 期末テスト終了の翌日で、3月6日~9日まで三連休の初日。
失踪してから現在までに千田麻未さんの行方は分かっておらず
テレビでは夕方の特集をはじめとして
・2001年: TBS(ストーカー説)
→ 2000年ストーカー規制法が話題になった影響
・2003年: テレ朝 奇跡の扉 TVのチカラ(拉致説)
SOS-027 室蘭美人女子高生失踪事件
→ 小泉純一郎による北朝鮮拉致問題が話題になった影響
・2011年: テレ朝 スーパーJ(パン屋のオーナー説)
→ 探偵ブログ発信によるネットで噂になった情報を頼りにまとめている感あり
上記3点で取り上げられて話題になりました。
これらの内容については、別で解説しております。
本記事の考察シリーズだけ見ても当時の事件内容が分かるように
時系列にて分かりやすくまとめて解説しておりますので、ご安心下さいませ。
まず千田麻未さんの情報として



・名前: 千田麻未さん(当時16歳)
・身長: 153cm
・血液型: O型
・体型: やせ型
・髪型: ストレートで黒髪
・手: シルバーの指輪
・靴のサイズ: 23.5cmくらい
・特長: 右目(目尻)の下に小さなホクロあり(両耳にピアスの穴があいています)
・その他: 失踪当日は制服ではなく、私服(姿)となっています。

「将来の夢は看護師になりたい」
そう将来の夢を語っていた千田麻未さん。

千田麻未さんは
誰からも好かれる人気者だった

友人 A子さんより
(中学時代の同級生)
明るかったし、勉強も出来たし
おしゃべりとかも上手で、みんなと盛り上がっているタイプでしたから人気者でした。

やっぱ、いきなり
いなくなったって言われても、信じられないんですよ。

で、「家出?」って最初聞いたんですよ。
でも、そういう事する子じゃないと思ったし、
え、大丈夫なの?どこにいるの…?
疑い深くなりますと…?
一瞬、この同級生・A子さんこそが
まさかの”千田麻未さんではないか?”と
疑いかねる所でありましたが、違います。

2021年10月(段階)で
年齢37歳を推定した千田麻未さんとなっています。
さすがに、ここまで老けてはないだろう…と
ネット界隈では不評の荒らしで話題となりました。
失踪してから25年の月日が流れて
現在41歳になっています。
(2026年3月時点)
北海道県警・室蘭警察署では
現在の姿を推定して情報を求めています。
◆ 北海道警察の情報提供先について
・室蘭警察署捜査対策室: 0143-43-4220
・室蘭警察署(代表): 0143-46-0110
※ 通話料が掛かるために最寄りの警察署などでも対応可能となっています。
北海道県警では2025年12月までに
捜査員延べ4万8,139人を投入して捜索されています。
失踪当時の服装について

・上着: ベージュのブレザー(防犯カメラ映像では少し薄着のミリタリー系カーキ色に見えてしまいます)
・パンツ: 紺色のジーンズ(2000年前後に流行っていたハイカットジーンズを着用)
・靴: 緑色の23.5cm(カラーが珍しいダークグリーンの革靴)
・小物: バーバリ製チェックマフラー+ミニショルダーバッグ(カーキ?ベージュ?)

室蘭サティ(現イオン室蘭店)の防犯カメラより
バイトへ向かう前に寄った店内を歩いている写真になります。
化粧品コーナーを行ったり来たりしてウロウロしていた事が分かっています。
パン屋さんは本店の他に支店(団地の食品スーパー内)と合計2店舗ありました。
千田麻未さんは普段、自宅から近い支店の方でアルバイトをしており、行方不明になった日は本店へ出向いた最中に失踪してしまいます。
当日の時系列として
◆ 午前11時30分

午前11時30分頃に
千田麻未さんはパン屋本店に電話をかけて
今日の午後1時すぎに行きたいのですが、
オーナーはいますか?
→「午後1時すぎに行きます」と伝えます。
電話を受けたのは女性店員さんになっています。
当時テレビのインタビューでも取材を受けています(後半で画像解説あり)
通話はオーナーではなく女性店員さんに伝言を残す形となっています。
もしかしたら、折返し電話をもらっている可能性もあるかもしれません。
現在、千田麻未さんが住んでいた団地の建物は閉鎖されています。
2010年のJチャンネル取材当時はあった事が確認できています。

失踪当日はバイト先の
パン屋本店オーナーから
コーヒーの淹(い)れ方の講習を受ける予定となってました。

室蘭栄高校の教頭より
お父さん、お母さんは
コーヒーの入れ方を習うと講習を受けると
そういう事で聞いていたようです。
「千田麻未さんの両親から聞いた」と教頭先生が記者会見で発言しています。
後にパン屋・本店オーナーの取材でも言っています。
なぜ、この日に支店ではなく、本店へ行く事になったのか?
学校帰りにそのまま寄れる or ストーカー被害に悩まされていたので、自らバイトの転勤を希望していた事もあり、それで本店に来るならコーヒーを習うという説があります。
ストーカー説で事前に相談していたので「早番にしてもらいたい」という理由から支店から本店になったとも言われております(当時テレビ報道されており、後半で詳しく解説しております)
オーナーからは呼んではおらず、千田麻未さん側から申し出たとされています。
オーナーからは「いつでもいいから習いに来て」みたいな事を言われて、千田麻未さんから電話で予約したとされています。
※ コーヒーの入れ方講習・研修は、そんな立派なものではなく、よくありがちな初めてのバイトさんに一通りの簡単な作業手順と大まかな流れを教えるだけだと思われます(報道過程で大げさ風に”講習”・”研修”と言い換えられただけとも言えそうです)
◆ 12時00分頃

お昼の12時頃
午後1時すぎに約束しているパン屋本店へ向かうため
「1時間前」に自宅を出発します。
自宅からパン屋本店までは7キロほどの距離になります。
ここで千田さんの行動として
自宅すぐのバス停留所からは乗らずに
自宅近くのコンビニ(徒歩13分~15分)or パン屋支店(ショッピングセンター白鳥台ハック)のどちらかに立ち寄った可能性ありと言われています。
※ ここで立ち寄った際に約束時間を変更する事も一応は可能になります(PHSで本店に連絡 or 支店経由で本店に伝えてもらう方法)
◆ 12時31分(31分後)
道南バス55 停留所「白鳥台中央」を
12時25分発「東町ターミナル」行きのバスに乗車。
千田麻未さんはバスの後部座席あたりに座っていた事が分かっています。
バスの中から車外にいる友人に手を振っています(目撃情報あり)
※ しらとり台中央(自宅)→ サティ(東通)までの所要時間は約24分~27分。
バスは渋滞状況+信号待ち+横断歩道(歩行者優先)+高齢者の乗り降り+当時は風速がかなり強めの悪天候を考慮しても若干前後あり。
◆ 12時56分

12時56分 パン屋本店がある本来は降りるべき
(約束時刻の4分前ぎりぎりです)
バス停留所の「東通(ひがしどおり)」に到着するのですが、
なぜか千田麻未さんは下車せずに通り過ぎます。
→ 最初の不可解な疑問点になります。
電話では「13時すぎに行く」と伝えているのにも関わらず
なぜか千田麻未さんはパン屋本店からすぐのバス停で降りなかった点が不可解とされているポイントになります。
ここで降りなければ、
13時すぎの約束に遅刻してしまい
次の約束時刻が14時(午後2時)になってしまう事になります。
PHS(携帯電話)を所有しているので、事前に連絡はしていなかったのか?
バスで寝過ごして通り過ぎた説もありますが、
それだったらすぐに戻れば良い事なので可能性は低くなります。
ただ、寝過ごしたついでに次のバスが来るまで
サティで時間潰しをしていた可能性もなきにしもあらずです。
どちらにしても13時すぎに到着しなければ、一般常識を持ち合わせない素行が悪い人物でもない限りにおいては、常識としてパン屋本店へはPHSから連絡していなければ、ちょっと不可解になります。
事前にPHSから時間変更の連絡をしていた可能性もあったり
もしかしたら、女性店員さんが時間帯を聞き間違えていた可能性もありえるとも考えられます。
たまたま偶然タイミング悪くPHSのバッテリー切れ寸前だった!?(万が一の緊急時のために節電)
もしも、前日に充電を忘れて昼前に目が覚めてギリギリで出掛けたとしたら、サティの公衆電話からかければ良い事ですね。
まさかの外出先からパン屋の電話番号が分からなかった…
もしくは
そもそも「13時すぎにパン屋本店でオーナーとの約束」はなかったのではないか?っと、いくらでも妄想案が思い浮かびます。
※ 午前中に電話でオーナーの予定を確認した際に女性従業員と話の食い違いが発生していた可能性です(女性従業員からオーナーへは伝言ゲームのようにして約束を誤って伝わってしまった可能性)
少し深読みすしぎか分かりませんが…
ここで1つだけ気になった点として
あまりにも突発的で急すぎる
今日の今日で、午前11時30分の電話で
「今日の午後1時すぎに行きたいのですが…」
”当日の直前に会う約束”をしているという点です。
会う約束を”1時間30分前にしている”という少しばかり気になる点です。
一般的には少し余裕をもって
”数日前から会う約束”をしそうな気がしますが、
この点においては
千田さんはO型となりますが、
O型特有の大雑把で、AB型(B型)にありがちな”非常に気まぐれな性格(気分屋)”ではないですが、後から「急な用事が出来たので…」と事前に時間変更をしてもおかしくはないのかなとも思ってしまいます。
少なくとも千田さんのケースでは几帳面なA型に多い傾向の言動ではない事だけは確かです。
※ 血液型診断と性格の関係性は科学的に何の根拠もないとされていますが、稀に当てはまるケースもあるために念のためです(こういう些細な所から妄想を膨らませておきます)
それこそ、千田さんに限らずではありますが、O型の方でも気まぐれで、突発的に直前間近になって予定を変更する方もチラホラいますので、油断なりません(経験談より)
それだけ血液型は当てにならないとも言えますが、そっくりさんこと顔の似ているジャンルと同じく大カテゴリの大きなグループ分けの括りでは共通している特長が多いとも言えそうです。
それこそ、途中で気が変わって
サティに新作の化粧品を見に行くから時間変更した。
まさに一昔前に流行った土壇場(どたんば)でキャンセルこと「ドタキャン」です。
それだったらパン屋本店の帰りにいけば、良い話となってしまいますね…。
そもそもサティに寄る行為がパン屋の講習終わりに行けば良い話になりますが、午後からは電話相手の彼氏 or 友人との約束も入っています。
その他に
パン屋本店へ電話をした際に
「じゃあ、3時で」
「じゅーさんじ = 13時(午後1時)」
のやり取りによる
話の食い違いによる”聞き間違いがあった”のではないか?(やり取りのずれ)
それでも、次のバス時間帯(下車)が1時40分前後ですから1時間20分前の到着は、少し早すぎる事になります。
遅刻しないためにも余裕をもって約束時間よりも早く待ち合わせ場所(仕事場)へ行く事は考えられそうですが、暇すぎて約束の1時間20分も早く行くのは、ちょっと考えづらい気もします。
せめて約束時間の20分~30分前とか、100譲って1時間前とかですね。
それでも早い気がしますが、一応は可能性としてはなくはないですね。
それも一度も行った事がない場所でしたら、余裕をもってという意味でありえます。
※ 千田麻未さんが最初の面接時に普段バイトしていたパン屋支店ではなく、オーナーがいる本店まで出向いていたかどうかは不明です。支店には店長がいますので、本店まで行っていなかった可能性もあります。
一説には数日前に本店まで親御さんと給料を取りに行っていたという話もありますが、いずれも真偽は不明です(前年の2001年11月から自宅近くのパン屋支店でバイトを開始しています)
仮に途中で、約束時間変更をしていたとしたら…?
約束時間を1時間ずらして「午後2時」からの約束となれば、時系列と辻褄が合う形になります。
当時のバス本数の時刻から調べても午後1時40分(約束時間の20分前)に到着しますので、何とも辻褄が合うことが判明しています。
パン屋本店へ行く約束の時間は、後から変更可能だったのではないかとも考えられます。
直接、パン屋支店に出向いて時間変更(代わりに本店へ連絡を入れてもらう) or 自宅を出た後~サティまでの間にPHSにて時間変更を連絡していた可能性もありえそうですが、従業員&オーナーは13時すぎという認識という事が後に判明しております。
もう1つ案としましては
相手がPHSで直接の連絡先を知らなければ難しく可能性は限りなく低いのですが、当時のPHSでしたらPメール機能がありますので、後からメールでもやり取りは一応は可能ではありますが…
最初に約束した際には直接本店へ電話をかけているので、Pメールでのやり取りはなさそうな気がします(彼氏とのやり取りはPメールもありえそうですが…)
※ Pメール = 今で言う所の電話番号で送れるSMSショートメッセージの先駆けみたいな感じです(1996年に半角カナ+英数字+絵文字の最大20文字まで送受信可能でした。1998年6月1日に進化版として、全角1000文字まで送れるPメールDXが登場)
当方でも当時PHSを所有しておりまして、070時代のPメール+PメールDXをフル活用してました(DDIポケット時代から、いつしか“H゛エッジになって2023年3月をもってサービスは終了してしまいました)
事件当時、一部で囁かれていた内容として
コーヒーの講習は、本当は「前日」に約束していた可能性を疑われていました。
※ 事件当時、”前日の約束をすっぽかした”という噂も出てしまっていたくらいでしたが、真偽は不明です。
コーヒーの講習は前日の予定で、千田さんは本店に現れずに、従業員が「(千田さんに)電話しますか?」店長「ほっておけ」前日の約束をすっぽかし、改めて失踪当日約束した時間にも大幅に遅れてしまった時間にルーズ説。
◆ 13時3分

午後1時3分に
「東通」から3つ先にある
「東町2丁目」で千田麻未さんは下車します。
サティ室蘭店(現イオン室蘭店)に行きます。
◆ 13時4分~13時26分まで

午後1時4分~1時26分まで
サティ室蘭店(現イオン室蘭店)
1Fにある化粧品売り場へ寄ります。
当時の防犯カメラより失踪直前の
千田麻未さんが写っている所を確認されています。

この当時、化粧品売場を
2度に渡り、通過しています。

1度目は
午後1時4分56秒
(13:04:56)

2度目は
約22分後の
午後1時26分52秒
(13:26:52)
ストーカー説も囁かれている事から
(後半で詳しく解説しております)
化粧コーナーを2度も行き来していた理由については
たまたま偶然に2度通っただけと思いたい所ではありますが、
自宅近辺から、ずっと付きまとわれていたストーカー男から逃れるため、一時的に化粧品コーナーへ避難していた可能性も疑われますが、緊迫して慌てふためく様子には見えない気がします。
ストーカー被害者の方々より「男に後をつけられた時に逃げ場の避難場所として使えるよ」という豆知識もあるくらいです。
それでも、この後に路上でバッタリ会う同級生へ気軽に声をかけている事から、ここまでは何事もなさそうな感じを受けます。
本店オーナーに会うために、わざわざサティへおめかしの化粧をしに行ったとも考えられづらく…
節約生活ではないですが、家で化粧をせずにスッピンで出発して外で化粧をしに行くためだけにサティに出向いたとかも考えられそうですが、可能性は低いです。
まさかのパン屋オーナーではなく、電話相手の彼氏 or 第三者(新たなる変質者)と会う約束のために出向いたという妄想まで出来てしまいます(意外と盲点かも分かりません)
先ほど申し上げた通りになりますが、
”気まぐれ”で、新作の化粧品を見たり、サンプルを試しに行っただけという理由も考えられそうです。
単純に次のバスが来るまでの時間潰しとしての可能性が高そうですが、なぜパン屋本店には行かず、サティ(化粧品コーナー)に立ち寄ったのかどうかが、少しばかり気がかりではあります。
なぜなら、最後に防犯カメラとして確認された千田さんの映像(姿)という事もありますが、約束時間である13時すぎとのズレとも大きく関係してきますので、とても重要な部分ではないかと思っています。
サティに出向いた件ついては、後編~最終結論にかけて改めて考察しております。
※ 現イオン(旧サティ)には正面入口(南側)だけではなく、バス停に近い東側の入口が存在しています。正面入口からバス亭まで徒歩5分~6分・東側入口では3分~4分で辿り着きます。
実は、上記以外にも最短ルートの近道が存在している事が判明しております。東側入口を出て、すぐ左に曲がるとサティ建物沿いにバス停に抜ける細い道があり、サティ裏の業者トラック納入エリアに続く超近道ルートで、ここを抜ければ”わずか1分でバス停に到着”。この超近道は地元サティのヘビーユーザーしか知らず、栄高生なら知っている子もいたという事であります。
◆ 13時30分
なぜか「非通知着信あり」(真偽は不明)
※ 非通知着信は13時30分に入った友人 or 彼氏からの電話からの誤報の可能性もありますが、真偽は不明です(4月6日付の北海道新聞より)
午後1時30分頃までサティにいたとされています。

サティ北側の路上で
(東町2丁目にあるバス停付近の場所)
反対側の道を逆方向に歩く同級生2人と出会い

千田麻未さんから道路越しに声をかけて
「どこに行くの?」と少しだけ話をしています。
※ 警察・公開捜査直後の報道では「同日午後1時すぎ、市内東町の”室蘭サティ北側の市道東支所通線”で、同級生が会ったのを最後に行方が分からなくなっている」となっております。

同級生の友人2人より
「ボーリング場に行く」
この会話が最後の目撃情報となります。
※ HBCニュース(2001年3月18日)より
室蘭で(2021年3月)6日に消息を絶った女子高生、千田麻未(ちだあさみ)さんの行方は依然としてわかっていません。警察は家出する理由もないことなどから事件か事故に巻き込まれた可能性もあるとみて調べています。「道警です」室蘭栄(さかえ)高校1年の千田麻未(ちだあさみ)さんを探すため街頭ではきょうも情報提供を呼びかけるチラシが配られました。
千田さんは6日の正午過ぎに外出し午後1時頃、室蘭市東町(ひがしまち)の路上で同じ高校の友人と会話したのを最後に消息を絶っています。
◆ 13時31分

午後1時31分に
サティすぐ近くにある
バス停留所「東町2丁目」
中央町・工大循環線(外回り)に乗車(した可能性が高い)
このバス停から3人乗っています。

利用客は合計24人いましたが、誰一人と目撃情報はなし
サティから乗車した
3人中1人だけ通学定期券を使用した記録が残っており
千田麻未さんではないかと言われています。
※ 一緒に同乗していた目撃者が覚えていないのは無理もありません。
毎日通っている時間帯ならまだしも、滅多に乗らない時間帯にて3日前~数日前に見ず知らずの誰が乗っていたかどうかなんて、ほとんど覚えていない方が大多数ではないかと思います。
※ 詳しくは「最終結論」で解説しております。
◆ 13時41分
サティで時間を潰してから
再びバイト先のパン屋さんにバスで向かったとされています。
バイト先のバス停留所「東通」へ到着後、ここで12人が下車します。
※ 失踪半年後の2001年9月5日に12人中1人だけ定期券という報道があります(朝日新聞/北海道版2001年9月5日)
その後、失踪から3年経過した2004年9月までに11人中8人の身元を特定されましたが、残る3人の乗客は不明とされています(週刊ポスト)

通学定期券を使用した記録が1人だけ残っており
千田麻未さんの可能性が高いと言われています。
※ 但し、警察では乗客24名という事だけは把握していますが、
千田麻未さんを記憶していた者は誰一人と確認できなかったと発表されています。
◆13時42分
当時交際していた男性から
PHS(携帯電話)に着信が入ります。


「もう(今)、下に着いた」
と伝えています。
※ ”下”という言葉の意味については
地元民が「繁華街周辺 = 室蘭市中島町周辺」を呼ぶ時に使う言葉と言われています。

近所の住民より
白鳥台の方は「山」っていうんだけど

こっち(繁華街)の方は「下」だから
多分「下」だって言ったんだと思う。

もう一人の住民より
だから、「下に着いたよ」っていうこと

・山 = 千田麻未さんが住んでいた白鳥台団地は高台にあるため「山」と呼び
・下 = アルバイト先がある繁華街の事を「下」と呼んでいると言う。
※ 地元民の中には白鳥台団地を山と言う事はあっても、”下”と呼ばない方がチラホラといるようでした。
単純に千田麻未さんと彼氏(友人)との会話で成立していた呼び名こと繁華街(中島町周辺)を指すスラング用語の可能性が高いです。
◆ 13時46分

午後1時46分に
再び、すぐに着信があり
「今、ちょっと無理だから」
「後でかけ直すね」
と伝えています。
※「今、ちょっと無理だから」or「今、話せないから」or「今、ちょっと話せないんで」or「今、無理なんだけど、後でかけるね」は新聞記事・ニュース報道・テレビ番組によって言葉のニュアンスが変わっています(詳しくは中編で解説)
電話のやり取りは「合計2回」となっています。
当時交際していた男性のお母さんより
午後4時の段階でも「電話は繋がらなかった」
と当時のインタビューで答えています。
最後の会話として
「周りは静かだった」
「室内にいる気がした」
「特に緊迫した様子ではなかった」
「夕方4時頃まで通話できず」
という最後の通話は短かったという事が判明しています。
※ 画像は左上~右上~左下の順にご覧下さいませ。

バス停留所「東通」より
約20メートルもないパン屋本店へ
向かう途中で行方不明になります。
警察の捜査ではパン屋本店に来ていない事が確定しています。

唯一の手がかりとなったPHSのアンテナは特定できており
バス停留所「東通(付近)」という事が判明しています(2003年テレビのチカラより/テレ朝)
そのまま消息が絶ち、PHSの電源も切れたまま行方不明になっています。
PHSアンテナの電波が届く範囲はアンテナ中心点として
半径50m~100m(実用レベルの位置精度)となっています。
ここで忘れてはならない内容として
当時のPHSの位置情報は「不正確」となります(GPS機能なし)
※ 当時のPHS中継機は、(余裕をみても)実際には400メートルおきに設置されている事が多く、今いる位置(現在地)から最も近い基地局の電波を受信する仕様になっています。
PHS端末は基地局のカバー範囲が非常に狭く100m~500m範囲にて頻繁に基地局が切り替わる仕様で、位置の特定が基地局のIDエリアベースで変わります。構造物に電波が反射する跳ね返りが頻繁に発生してA時点の基地局の範囲にいるのにB時点の基地局の電波を拾ってしまう問題も頻繁に発生(エリアに基地局を密集させて狭いカバー範囲を補う副作用あり)
都市部で100m~300m(半径)/ 郊外で300m~500m(半径)となりまして、理論上は100m~300m単位で位置情報の特定が可能となりますが、実用レベルでは「数十m~200m程度の精度」と言われています。
当時、アンテナは東通バス停留所 or すぐ近くの教会付近にあったと言われています。
そのため、バス停留所「東通」からパン屋本店の20メートルの間で姿を消した事になっています。

バス停留所~パン屋本店の前は
かなり交通量が多い大通りとなっています。
国道107号線は合計5車線道路で、すぐ先には信号あり。
(片側3車線/反対車線は2車線)
1時間に約600台が通る交通量となっています。
現在は、すぐそばに左にコンビニ(セイコマート)があります。
この理由から強引に車で連れ去る行為は難しいと考えられます。
但し、ビル駐車場の従業員出入り口より
左に曲がった所に細い道路上に裏口が存在しています。
13時42分~46分の間に接触した相手が
パン屋オーナーでなければ、一体誰が真犯人となるのか?
→ 次の記事:室蘭女子高生失踪事件の真相 中編(行方不明当日の行動)へ続きます。
◆ 室蘭女子高生失踪事件の考察シリーズ
・前編:事件概要と不可解な点【今見ているページ】
・中編:行方不明当日の行動へ続きます。
・後編:パン屋オーナー犯人説の検証
・最終結論:事件の真相について
◆ 室蘭女子高生失踪事件シリーズ(全記事一覧)
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