ルーター故障時の確認手順(ONU/ホームゲートウェイ)

● ルーター故障時の確認手順 簡単解説
ルーターはどのくらいで故障するの?(平均寿命)
ネット接続のインターネット回線について
当方ではアナログ回線から始まりまして
ISDN回線 → 地元のCATV回線 → ADSL回線(NTT)→ YahooBB回線 → TEPCO光(後にau光回線に名称変更)→ NTTフレッツ光回線へ乗り換えてきました。
NURO光が新登場した時には
乗り換えを検討したりもしたのですが、
・NURO光は電話回線の契約は1回線のみの提供(2回線以上は持てず) ・地デジ&BS機能がなかった(後から光テレビサービスとしてレンタルチューナー形式で対応)
という条件だけが合わなかったので、
結局はNTTのフレッツ光回線に落ち着いています。
フレッツ光回線に乗り換えてから10年目を目前とする前に
そろそろNTTからレンタルしている機器である
1.光回線終端装置の「ONU」(白い小型機器) 2.ホームゲートウェイの「ルーター」(大きな機器)
上記2点が故障するのではないか?と心配をしていました。
特に経年劣化によって故障しやすい
(2)のルーターの故障ですね。
残りの寿命はもう時期だろう…と数年もしない内に故障する事は十分に想定出来ていました。
一時的にネットが繋がらない状況になってしまうのは困ってしまうため、ヤフオク or メルカリにて新品の予備を確保しておこうと考えている最中でありました。
皆様も使用しているルーターにおいては
5年~10年の間に「故障しやすい」
消耗品と覚えておけばOKです。
当方では無線LANによるWi-Fiルーターの方は何度も故障を経験しております。
当方の今までのルーター使用経験ではNEC製 & バッファロー製の両方を試しておりますが、平均で5年~8年の間に故障する事が多かったです。
そんなこんなしている内に
遂に、その悪夢の日がやってきてしまいました…
8年4ヶ月 + 2週間目で 見事に故障してしまいました。
何の前触れもなく突然の故障となりました。
もうすぐ8年を迎える方は要注意であります。
というよりも5年以上使用されている方は、故障する事を前提に考えておかなければいけません。
NTTからレンタルしているネット接続の機器について
簡単に説明させて頂きますと…?
最近のフレッツ光回線では「ONU」と「ホームゲートウェイ(ルーター)」が1つの機器に集結されているONU一体型という物が主流になっております。
当方ではONU一体型の機器が出始める前だったために、このONUとルーターが別々になったONU分離型になっています。
NTTフレッツ光回線(ひかり電話/フレッツテレビ)を接続するために、わざわざNTTから機器を2つもレンタルして別々につなげて接続しなければいけないという事なのです。
当方の環境は下記の構成でインターネットへ接続されています。
電信柱(外)─ 室内壁(光ケーブル)--- ONU --- ホームゲートウェイ(ルーター)=== PC
といった接続になっています。
※ --- 白い光ファイバーケーブルを通って各機器に接続されています(根本がブルーです)
どんなトラブルに遭ったの?
2022年4月6日(木)朝8時10分
突然、何事もなかったように
・ネット接続(ネット回線) ・電話機能(ひかり電話回線) ・フレッツテレビ(アンテナ不要で地デジが見れるフレッツ光回線のサービス)
上記全てのフレッツ光全般サービスが同時に利用出来なくなってしまいました。
ネットと電話が繋がらず、テレビも見れない状態になりました。
完全にお先真っ暗で、こりゃ参った状態になってしまいました。
まずは何を確認すれば良いの?
このように、まずトラブルにあったら
過去にまとめておいたメモを見つつ
まずはじめに確認すべき事として
NTTフレッツ光回線 & プロバイダーの
メンテナンス & 障害情報を確認します。
その上で、
1.電話が繋がるかどうかを確認します(自分の携帯宛に電話をかけて確認&携帯から自宅宛も確認) 2.NTTからレンタルしている機器のルーター状態を確認(認証/光回線/ひかり電話の点灯を確認します) 3.最終的にダメだった場合にはNTTのフレッツ光回線へ電話をします。
という流れになります。
詳しい手順については下記にてまとめておりますので、ぜひ一緒にご覧下さいませ。
その結果…
1.電話は繋がらず
自宅&携帯から電話をかけても受けても両方ダメでした。
2.NTTからレンタルしているルーター機器
明らかにLEDランプの点灯&点滅が異常です。
必ずルーター(ONU機器&ホームゲートウエア)のLEDランプを確認する必要があります。
最終的にはNTT東日本より
フレッツ光回線の故障&トラブル受付専用番号
・電話番号: 0120-000-113(1 → 1)
・受付時間: 朝9時~夕方5時まで
一般的なネット接続/ひかり電話/フレッツテレビによる
故障トラブル相談は1 → 2になります。
公衆電話の方は1 → 2になります。
事故&災害の方は最初から2になります。
NTTフレッツ光回線の故障&トラブル窓口へ電話をかける事になりました。
電話をかけようとした所…?
肝心な所で、今度は楽天モバイルが通信エラーで
電話が繋がらない状態になってしまいました。
楽天モバイル 圏外&不具合時の対処方法 簡単解説(着信&発信不可時の解決策)
楽天回線の問題はiPhoneの再起動& Wi-Fi機能をオフにする事が解決できました。
無事にフレッツ光回線の窓口へ繋がったのは良かったのですが…
どうやら最近の故障&トラブル対応では、すぐにオペレーターには繋がらないみたいでした。
自動音声の応対によって
1.連絡先電話番号の入力 → # 2.NTTフレッツ光回線の契約電話番号 → # 3.発信音の後に名前をしゃべる(録音)
という形にて後ほど担当者から折り返しの連絡が来るという事でありました。
当方では朝9時10分をかけて
10時30分(1時間20分後)に折り返しの電話がありました。
別の日に何度か問い合わせした事があったのですが、その時の折り返しが時間は「2時間~3時間」が平均となっています。
気長に待つ必要がありそうです。
急いでいるからといって総合窓口(0120-000-116)へ問い合わせしましても、結局は故障&修理担当者へ伝えておくので「折り返しの電話をお待ち下さい」といった同じ対応をされます。
しばらく待っていると折り返しの電話が入りました。
フレッツ光回線の故障専門の担当者へ
すぐに事情を説明するために以下の内容を伝えました。
1.何の前触れもなくフレッツ光サービスの全てが利用出来なくなった 2.NTTからレンタルしている機械(ONU&ホームゲートウェイのルーター)のランプ状態 3.ルーターの再起動&電源抜き差し待機(光ファイバーケーブル/LANケーブル)の抜き差し
いずれも「全て一通りの出来る限りの事は試してもNGだった」という事を伝えました。
すると…?
トラブル & 故障の対応としましては
1.故障担当スタッフが直接、お伺いして修理する方法 2.NTTからレンタルしている2つある機器の内のルーター(ホームゲートウェイ)だけを送付するので、まずはご自身で交換して試して頂く方法
という内容が提案されました。
今回、当方のエリアでは新年度の春という事で大変混雑しているようでした。
最短でお伺いできる日が1週間以上先になってしまうという事でありました。
1日でも早く改善&1週間以上もネットに繋がらないのは少々困ってしまいます。
まずはルーター(ホームゲートウェイ側)だけを翌日手配で送ってもらう事になりました。
ルーターを交換してもダメだった場合には再び連絡して下さい その際には修理担当者がお伺いする事になりますので、改めて日時の予約を取る事になります。
本元のONU(白い小型タイプ)は送ってもらえず、作業スタッフが訪問しなければ交換出来ない決まりになっているという事でありました。
ダメ元でも「ルーターを交換してだめだった事を考慮して、事前に訪問日時を予約しておく事は出来ないか?」といった質問をしましたが、ルーターの送付を希望した場合には出来ない決まりがあるようです。
というよりも1つの対応につき、1までの対応というルールがNTTにはある事が分かりました。
改めて翌朝に届いたルーター(ホームゲートウェア)については
故障した機器と、まったく同じ機種のままでありました。
型番は「PR-400NE」になっています。
基本的にNTTからレンタルしているルーターの型番が異なりましても「LEDランプの点灯&点滅状態」の見方は共通で一緒になっておりますので、参考にして頂けると思います。
上記にて詳しく解説しておりますので、ぜひご覧下さいませ。
LEDランプの異常を確認できたり
ネット接続が頻繁に切れる or 不安定な状態の場合には
ルーター(ONU器機/ホームゲートウェイ)の故障が考えられます。
特に最低5年以上使用されている方は経年劣化により故障前兆の症状がでやすくなりますので、要注意であります。
少しでも心配な方はNTTのフレッツ光のサポートへ電話をして状況を確認する事をおすすめいたします。
また後ほど経過と共にご報告させていただきます。
その後、原因が判明いたしました。
今現在Wi-Fiルーターの買い替えを検討されている方について
当方が厳選に厳選を重ねたおすすめルーターとして
余計な高機能は一切不要にて
標準的なシンプルな機能を搭載した上で
現在のおすすめ商品は下記となっております。
◆ 必要最小限の格安ルーター
格安で必要最小限の機能で十分な方で
もっとも安くて少人数の方におすすめです。
・接続環境: Wi-Fi6(11ax) ・最大速度: 1.2Gbps(5Ghz時)/ 300Mbps(2Ghz時) ・利用台数: 最大18台(6人) ・ストリーム対応数: 2ストリーム(2x2)

NEC Aterm 無線LAN WiFiルーター AX1500HP / WX1500HP(Wi-Fi6)
NEC Aterm 無線LAN WiFiルーター AX1800HP / WX1800HP(Wi-Fi6)
ADSL~CATV~光回線1Gbpsまで契約されている方になります。
少人数接続の方で高機能を求めていない方は
こちらの格安版を購入しておけばOKでございます。
余計な機能もついていないために消費電力もわずか11Wとなっています。
価格は1万円以下(6,000円~8,000円)にて
最大速度は1.2GbpsにてWi-Fi6対応で必要十分な機能を兼ね備えております。
一般の少人数家庭は渋滞しませんので、2ストリームで十分でございます。
WX(AX)1500と1800の違いについては
1.メッシュ機能
→ 複数のWi-Fi(アクセスポイント)を設置する事で、広い家で部屋中どこにいても途切れない安定接続を実現する機能 = 鉄筋コンクリ・金属・壁や障害物があって繋がりづらい場合に複数のメッシュ対応機器を設置する事でクモの巣のように部屋中隅々までWI-Fiをカバーしてくれる機能になります(広い家以外は不要)
2.QRコード読み取りの簡単設定
→ スマホ&タブレットからカメラのQRコードを読み取って接続設定ができる機能になります(管理画面に入って設定できる方は不要)
上記2点の機能有無の違いになります。
(1500にはついておらず、1800にはついています)
AXとWXの違いについては
本体の仕様(性能&機能)は変わらず
型番表記の”名称のみの違い”になっています。
A = Amazon限定版(Amazonだけで販売)
W = 一般販売向けの違いになっております。
※ Wi-Fiルーターでは問題ないのですが、Amazon限定版の商品は安い代わりに何かしらの「機能が省かれている」といった事が極希にありますので、他の商品を購入する時にはご注意下さいませ。
◆ 中級グレードのルーター
同時に接続する人数が多くいる方で
少しでも安定した速度が欲しい方におすすめです。
・接続環境: Wi-Fi6(11ax) ・最大速度: 2.4Gbps(5Ghz)/ 1.1Gbps(2Ghz) ・利用台数: 最大36台(12人) ・ストリーム対応数: 4ストリーム(4x4)
NEC Aterm WiFiルーター AX3600 / WX3600(Wi-Fi6)
一般的な家庭では、こちらを購入しておけばOKでございます。
◆ 上位グレードのルーター
現在NECが販売されているWi-Fiルーターで
もっとも安定していると評判の上位グレードになります。
・接続環境: Wi-Fi6(11ax) ・最大速度: 4.8Gbps(5Ghz)/ 574Mbps(2Ghz時) ・利用台数: 最大36台(12人) ・ストリーム対応数: 4ストリーム(4x4)
NEC Aterm 無線LAN WiFiルーター WX5400HP(Wi-Fi6)
高機能・安心・安定を求めている方で
接続人数が多い方で安定した速度を重視される方におすすめです。
特に最大速度を重視されている方向けになります。
◆ 最上位グレードのルーター
Wi-Fi6から進化したWi-Fi6E(11ax)となっております。
最高速度の10Gbpsに対応したWI-Fiルーターになります。
・最大速度: 4.8Gbps(6Ghz)/ 4.8Gbps(5Ghz)/ 1.1Gbps(2Ghz) ・利用台数: 最大36台(12人) ・ストリーム対応数: 合計8ストリーム or 12ストリーム ※ 6Ghz = 2ストリーム(2x2)/ 5Ghz = 4ストリーム(4x4)/ 2Ghz = 2ストリーム(2x2)
NEC Aterm WiFiルーター10Gbps有線LANポート対応(Wi-Fi6E)
光回線10Gbpsを契約されている方で
高機能・安心・安定を求めており、接続人数が多くても
常に安定した速度を重視される方におすすめです。
そこまでの高機能が必要ない方は
NEC Aterm Wi-Fiルーター AX5400T6 / WX5400T6(Wi-Fi6E)/ その2 / その3
上記で必要十分だと思います。
◆ 安定版のWi-Fi5ルーター
Wi-Fi6の最新機能は必要とせず
少し前の古い製品にて安心・安定の
Wi-Fi5(11ac)で十分な方におすすめです。
・最大速度: 1.7Gbps(5Ghz)/ 600Mbps(2Ghz時) ・利用台数: 最大18台(6人) ・ストリーム対応数: 4ストリーム(4x4)
NEC Aterm WiFi ルーター AG2600HS2(Wi-Fi5) NEC Aterm WiFiルーター WG2600HP3(Wi-Fi5) NEC Aerm Wi-Fiルーター WG1800HP4 / WG1800HP3 / WG1800HP2
Wi-Fi6は必要なく安心・安定の
Wi-Fi5で十分の方におすすめでございます。
普通に使用する分には、まったく問題ございません。
Wi-Fi6と速度の体感的にも大きな変化は感じられません。
その中でも特に「WG2600 & WG1800シリーズ」は安心・安定の動作で評判が高いです。
注意点として、WG1800HP4を使用する場合にはオートチャンネルセレクト機能を無効すればOKです。
WG2600HP3とHP4の違いについては
WG2600HP3は安心・安定の高性能CPUにてQualcomm=クアルコム・メッシュ非対応となっています。
WG2600HP4は、新たにメッシュ対応となりますが、CPUチップはHS系と同じMT7621にスペックダウンとなっております。
※ Atermシリーズでは昔からQualcommが”当たり”と言われるモデルになります。
これまで当方では旧製品のWG1800HP2(WG2600HP3)を2016年から長年に渡り使用しておりましたが、まったく9年以上使用しても故障知らずでした。
その前に使用していたNEC製Wi-Fiルーターは型番を忘れてしまいましたが、5年目で故障してしまいました。
何の前触れもなく「カチッ!」という不思議な音がしてダメになってしまいました。
突然エラー(赤ランプ点滅)が出てしまいWi-Fi接続が出来なくなってしまい故障しました。
当時で1万前後で購入した記憶があります。
以上を簡単にまとめますと
WI-Fi6でしたら
NEC Aterm Wi-Fiルーター AX1500HP / WX1500HP(Wi-Fi6)/ その2 / その3
NEC Aterm WiFiルーター AX1800HP / WX1800HP(Wi-Fi6)/ その2 / その3
NEC Aterm Wi-Fiルーター AX3600HP / WX3600HP(Wi-Fi6)/ その2 / その3 NEC Aterm Wi-Fiルーター WX5400HP / WX5400HP(Wi-Fi6)
Wi-Fi6Eでしたら
NEC Aterm Wi-Fiルーター AX5400T6 / WX5400T6(Wi-Fi6E)/ その2 / その3
NEC Aterm Wi-Fiルーター AM-AX11000T12 10Gbps有線LAN対応(Wi-Fi6E)
Wi-Fi5でしたら
NEC Aterm WiFi ルーター AG2600HS2(Wi-Fi5)/ その2 / その3 NEC Aerm Wi-Fiルーター WG1800HP4(Wi-Fi5)
NEC Aterm WiFiルーター WG2600HP3(Wi-Fi5)/ その2 NEC Aterm Wi-Fiルーター WG1800HP2(Wi-Fi5)
上記いずれかを購入しておけばOKでございます。
いずれも大変おすすめでございます。
※ AXとWXの違い = Amazon限定がAXとなりまして、その他の販売がWX。製品は、まったく同じ仕様で中身も同一商品になります(販売ルート+簡易梱包有無+付属LANケーブルが爪折り有無の違いのみとなっています)
WI-Fiルーターの価格関係なしに一番安い低グレード商品(1500/3600シリーズ)でも安定動作を確認出来ておりますので、ご安心下さいませ。
世間では5400シリーズが安心・安定と評判良いです。
ぜひ1つの参考にして頂ければ幸いです。
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