生卵の賞味期限切れ(いつまで食べられるの?)
● 生卵の賞味期限切れ
いつまで食べられるの?
生卵の賞味期限について
”生で食べられる期間”として
生卵の期限は「2週間」と決められています。
これは気温25度(常温)で保存した場合でも
「2週間は生で食べても大丈夫」
という実験の元に決められています。
賞味期限は、サルモネラ菌の増殖が発生しない期間として
英国のハンフリー博士の研究に基づいて決められており
夏の賞味期限は短く
冬の賞味期限は長く設定されています。
上記の期間に一般家庭の「冷蔵保存(10度以下)の7日間」をプラスして加えられたものになっています。
保存方法が常温 = 気温が高くなるにつれて
生で食べられる賞味期間(日数)が短く減っていきます。
そのため、生卵の賞味期限については
たまご焼き・目玉焼き・ゆで卵をはじめとして
加熱して食べる分には
賞味期限は「1ヶ月過ぎても問題ない」
と言われています。
2~3日は当然として
1週間~10日でも全然平気で
2~3週間過ぎても問題とならず
1ヶ月過ぎても「食べられる」
というのです。
正確には70度で1分以上加熱すれば、
食中毒の原因となるサルモネラ菌は死滅すると言われています。
70度 = 完全に熟した卵料理となりますので、半熟系の玉子調理はNGとなります。
※ ケトル(ティファール等)で、お湯が沸騰した温度が90度~100度前後となっています。
そして、忘れてはならない内容として
保存の際には必ず「冷蔵庫に保存(10度以下の保存)」をしておく事が推奨されています。
というよりも購入直後から冷蔵保存が安定・安心ですね。
また、卵かけご飯の生卵として食べる場合には
”必ず賞味期限内に食べきる事が必須”となります。
生卵として食べる場合には冷蔵保存していたとしてもNGになりますので、要注意です。
最後に生卵の食中毒(原因)となる
サルモネラ菌は熱で死滅しますが…?
それよりも恐ろしいのがウエルシュ菌となります。
翌日のカレーは危険(ウエルシュ菌は熱で死滅しない)に要注意です。
ぜひ1つの参考にして頂ければ幸いです。