SNK創業者の川崎永吉(ネオジオ)

SNK創業者の川崎永吉
ネオジオ(NEOGEO)

岡本吉起さんの【格ゲー裏話】SNKが倒産し、競売に掛けられていた時のお話より
SNK創業者である川崎英吉さんになります。
元ボクサーであり、大阪で喫茶店と土木建設業を経営。
神戸の電機会社から資金提供の相談を受けた際に電機会社を買収して1973年に新日本企画を創業(後のSNK)
川崎永吉という名前だけ見てもインパクトがあります。
反町隆史さんで一世を風靡した漫画のGTOこと鬼塚英吉
バイクメーカーの川崎「カワサキか…」が頭をよぎってしまいました。
余談になりますが、GTO作者はスパルタンXが大好きのようです。
このスパルタンXを作られた元CAPCOMに在籍していた西山隆史さんが訳あって
CAPCOMを退社した後にSNKへ移籍するのですが、
もし、西山隆史さんがいなければ
SNKの「2D型 対戦格闘ゲーム」
(餓狼伝説~龍虎の拳~KOFまでの流れ)
が生まれておらず、実現していなかったとも言われるくらいであります。
もしも西山隆史さんがカプコンに残っていたら
一世を風靡したストリートファイター2は「餓狼伝説みたいなゲーム」になっていた!
という事を元CAPCOMの岡本吉起さんと西山隆史さんの対談で語られています。
西山隆史さんはストIIことストリートファイター1の「生みの親」でもあります。
西山 隆史(たかし)の漢字である”隆”は別名で「隆(りゅう)」とも読みますね?
実はこれ!
後のストIIの主人公ことリュウ(RYU)の名前に由来されていたというのです。
これは知らなかったです。
その上司でもあり、社長でもある完全に名前負けしないくらいまでに川崎英吉さんは魅力的な人物でもあるようです。
※ 元SNK・川崎社長の側近で働いていたスタッフ談より
そんな川崎英吉さんではあるのですが、
SNK 餓狼伝説スペシャルよりリョウ・サカザキが乱入(挑戦者現る!)
挑戦者 現る!
この挑戦者 現るについてなのですが、
あの餓狼伝説スペシャルの隠れキャラであるリョウ・サカザキの代わりに
社長の川崎英吉さんを登場させよう!(乱入させよう)
という逸話(いつわ)まであるくらいなので驚きでありました。
さらには餓狼伝説SPでは叶わなかった夢を諦めきれずに龍虎の拳2の隠れキャラであるギース・ハワード代わりにも社長の川崎英吉を乱入させようともしていたようなのです。
たまげてしまいました。
これには思わず
もう冗談はネオジオCDの「ロード時間だけにしてくれよ」
って話であります。
でも、本音は新キャラならぬ川崎英吉さんが乱入したゲームも見たかったですね。
ある意味では、ようやく時代がSNKに追いついた感じで幕を閉じました。
この現象は、どこかで見覚えがあるような最先端を行き過ぎているSEGAさんと一緒であります。
駄菓子屋での”100円の価値の重み”から改めてSNKさんで学べる事が多かった事が分かります。
実はSNKさんと同じくらい魅力的な会社が、もう1社存在するのです。
それがソニックで有名なセガ(SEGA)さんであります。
