ネオジオCD ロード時間の長さ(SNK)

ネオジオCD ロード時間の長さ(SNK)

NEOGEOネオジオは失敗だらけの名機(迷機)

1990年代にはゲームセンターで

対戦格闘ゲームが流行っていました。

ゲームセンターで稼働している

最新ゲームが”そのまま家庭用ゲーム機で遊べる!”といった

それは、それは…夢のようなネオジオ(NEOGEO)でありました。

一世を風靡した対戦格闘ゲームがブームになったきっかけは、誰もが一度は聞いた事があろう「波動拳」で有名なCAPCOM(カプコン)のストIIことストリートファイターIIが全ての始まりでした。

そんな中、セガ(SEGA)と同じ運命を辿ってしまうゲームメーカーが大阪にありました。

それがSNK(エスエヌケイ)になります。

当時はCAPCOMとSNKと言えば…?

2D格闘ゲームの二大メーカーと呼ばれるくらいまでの存在でした。

昼夜問わず、地上波のテレビでは

バンバンCMを流しまして

少し大げさ風な言い回しで

100メガショック!
(ゲーム容量の事です)

NEOGEO♪
(ネオジオ)

というキャッチフレーズまで生まれました。

そんなSNKさんよりゲーム好きの方でしたら

一度は見かけた事があるであろう

”顔文字風”のNEOGEOロゴが

最大の特長になっています。

さらに

誰もが一度は駄菓子屋さんやビデオレンタルショップ

中古ゲーム屋・古本屋で見かけたであろう

懐かしのゲーム筐体(きょうたい)の青いゲーム機械がありました。

お店の外には無法地帯のように置かれている事が多かったです。

画面上部の左右には親切なまでに「屋根」がかかっています。

雨濡れ防止対策なのか?直射日光対策なのか?分からない所ではありますが…

当方が知る限りでは屋根の周りには雨具対策として、カッパのように透明な硬いビニールを被さっているお店もあるくらいでした。

NEOGEOのロゴと同様に一度でも見たら忘れなさそうなインパクトがあるデザインです。

当時はゲームをプレイする事ばかりに夢中だったので、外観すらも気にもかけていなかったです。

屋根に関しても、こうして時代を越えて、じっくり改めて眺めて見ると不思議ですね。

やはり、画面周りの屋根のデザインが個性を表しているのだと思いました。

でも、この屋根に関しても直射日光が激しい場所だと画面が非常に見づらく眩しかったのも、今となっては良い思い出であります。

しまいには格闘ゲームブームが終わる頃には時代の流れととも”色あせている筐体”も頻繁に見かけるくらいでありました。

SNKゲーム筐体の最大の特長として

真ん中にある黄色い丸いボタン(セレクトボタン)を押す事で、4つある中から好きなゲームを選択して遊ぶ事が出来ました。

1台のゲーム機の中に4つのゲームが入っているなんて事は、当時としては画期的でありました。

さらに100円で、2PLAY(2回ゲーム)を楽しんで遊ぶ事ができました。

つまり、1PLAY 50円で、SNKのゲームをプレイする事ができました。

90年代当時はゲームセンターでも1プレイ50円が当たり前の時代でした。

当時から疑問に思っていた事ではありましたが…?

無理やり100円を入れさせて2ゲームにしてしまうのは、さすが本社が大阪にあるSNKさんでありました。

でも、子供たちでも遊べるようにと

駄菓子屋にも置いているのだから、

そこは「50円」にして欲しかったよ

と子供ながらの意見は内緒です。

そうすれば…?

駄菓子を買いながら、もっと気軽に誰でも楽しむ事が出来たのかなぁ~と思いました。

駄菓子屋での「100円」は、それはx2 もう貴重であります。

駄菓子屋にいるのに、このSNKのゲームを楽しむための

「100円が非常に痛かった思い出」があります。

子供からしたら”100円の価値”というものは

本当に計り知れないくらいまでに大きかったですね。

そのお陰もあってか?

なけなしの100円を必死にかき集めた苦労と同時に”100円という価値の重み”を知ることが出来ました。

改めてSNKさんからは100円の価値を学べた気がしています。

これはドラゴンクエストで学べた”1円の重み”と似ておりました。

ドラクエ6 貴族の服から学べる教訓

そんなSNKのゲームを

ゲームセンターのゲームを

そのまま家庭(家のゲーム機)で遊べる!

といったコンセプトを元にネオジオ(NEOGEO)といった家庭用ゲーム機が開発された経緯がありました。

NEOGEOは高級・家庭用ゲーム機となりまして

一般大衆の万人向けをフルシカトの無視状態でありました。

1991年7月1日に

家庭用ゲーム機として発売されまして
(業務用は1990年に発売しています。)

驚いた事に

本体価格は 5万8,000円からの?

カセットのソフト代金が

1本あたり軽く「3万円」もしてしまう

という当時では、ありえないくらいの高級ゲーム機になっています。

もはや子供向けではなく、大人が買うためのゲーム機になっています。

聞いて誰もが驚くとは思いますが、

NEOGEOのゲームソフトを1本買うためには

家庭用ゲーム機の本体を1個買うみたいな感覚になってしまうレベルです。

あまりにも価格が高すぎるものですから誰からも見向きもされず状態でした。

もしくは

通称「一部のお金持ちの家だけが持っている贅沢ゲーム機」となってしまいました。

その後、あまりにもネオジオ本体が一部のゲーセン通いのマニア層にしか売れないものですから

SNKさんも困ったのか?

一度、痛い目に遭ってから

ようやく学習してくれたようです。

ネオジオ本体を発売してから3年の時が過ぎて…

1994年9月9日

遂にネオジオに「CD(シィーデェー)」をつけて生まれ変わってくれました。

その名は「ネオジオCD(NEOGEO CD)」の本体を発売してくれます。

ちょっとだけ世間の空気を読んでくれまして、価格を5万8,000円から気持ち程度だけ下げて発売してくれました。

本体価格は4万9,800円と

あまり値下げはされなかったのですが…?

ゲームソフトの代金が「3万超」からの

1本あたり 7,000~8,000円前後に抑えて下さったのです。

でも、もう一度だけ

よく画像に注目してもらいたいのですが、

わざわざテレビCMで発表した

コントローラーのジョイスティックは

本体に付属されておらず「別売りのオプション」というのです。

そこは駄菓子屋さんにあった100円で2プレイを強制させる姿から何も変わっていないようです。

ネオジオのゲームソフト(カセット)については

任天堂のスーパーファミコンのカセットを何倍にも大きくした感じだったのですが…?

な、なんとっ!?

新発売したネオジオCDでは音楽CD(シーデェー)と同じく世界のソニーこと後に発売されるプレイステーションと同じCD-ROM化になっています。

さらには

「CDで遊べるネオジオ、誕生」

「ゲームをしよう、ネオジオCD。」

というキャッチコピーまで出来てしまいました。

ゲームセンターのゲームが

1.家で気軽に遊べて

2.保管場所も困らず

3.さらに価格も安い

といった見事なまでに

言う事なしの三拍子になりました。

キン肉マンで言う所の牛丼一筋 300年 早いの~ 旨いの~ 安いの~に習っています。

でも…このネオジオCDで喜んでいられるのも残念なことに「発売日まで」だったのです。

そこは、さすがのSNKさんであります。

な、なんとっ!?

これまたやらかしてしまうのです。

ネオジオCDでは

ゲームソフトの価格が安い代償として

長いロード時間(待ち時間)が発生してしまうのです。

安くした代わりに「待ち時間は我慢してね♪」

という前代未聞の大問題が発覚してしまったのです。

重要な事なので繰り返しますが、今後は色々なゲームソフトが安くなったので気軽に買えるようになるぞっ!ラッキー♪と言っていられるのも束の間の「発売日まで」でした。

せっかくゲームソフトの価格を安くしてくれたのに

それじゃあ、何もかも台無しになっちゃうよ

という世間の期待を裏切るべき行為をやらかしてしまいました。

ネオジオCD本体を買った方々は、さぞかし騙された気持ちが大きかったと思います。

100歩譲って本体価格が半額程度以下まで値下がっていたなら、まだしも3年も待って、たった本体価格は8,000円しか値下げされず

ゲームソフトが安い代わりの代償として

人生の中でも貴重で重要と言われる”時間を消費してしまう”といった

この、あまりにも長いロード時間(待ち時間)ではSNK本社には今で言う所の大炎上でクレームの荒らしになりかねません。

少し大げさに語りますと…?

お湯を入れたカップラーメンが

出来てしまうくらいの「待ち時間」だった

これには思わず

志村けんさんの

ケンちゃんラーメンが

食べられるレベルの”待ち時間”

と思ったくらいでありました。

ネオジオCDのロード画面が気になりますね?

NOW LOADINGこと
(PLEASE WAIT)

ロード中による

”待ち時間の画面”になります。

KOF94のゲームをする度に何十回と顔を合わせなくてはならず

このお猿さんの

”お手玉芸”に殺意を覚える所か?

最終的には呆れてしまった方も多いのではないでしょうか?

モンキーこと「猿」と「チンパンジー」の違いがいまだに良く分かっておらず大変恐縮ですが、

これはチンパンジーだったのでしょうか?

多分、チンパンジーだと思います。

あまりにも人様の時間を奪いまして

クレームの多さと評判が悪い物だから

時代も関係していた事もあり、実際にはクレームは全然入らなかったようです(後にPSでもロード時間があるくらいでしたので、誰もが当たり前だと思ってました)

さらなる強化と改善を加えて

1995年12月29日には

「ネオジオCD-Z」という

”2倍速”のCD-ROMドライブが搭載して

さらに本体価格を1万円下げて

3万9,800円(税別)で、こっそりと発売しちゃうくらいになりました。

でも、その頃になりますと…?

時既に遅し状態です。

当たり前だった幸せの日々の日常が失った後に

改めて、その大切さに気づくとは?

まさに、この事であります。

格ゲーファンのみならず

もう誰からも相手にされなくなってしまい

人々の記憶からは消されてなかった事にされてしまいました。

というよりも…?

ネオジオCD-Zが発売された事すらも知らなかったよ

という方が大多数だと思います。

当時から中古でも見かけた事すらなく存在すらもなかった事にされてしまいました。

正確にはプレステ全盛期の90年代後半に一度だけ中古で見かけた事がありました。

ちなみに、このネオジオCDーZにも

キャッチコピーが存在しておりました。

マジンガーZならぬ

「極めろ!Z」

でした。

なんでもかんでも”Z”をつければ良い話ではありません。

これには思わず

水木一郎さんもびっくりであります。

せめてCM用に主題歌を作ってあげてぇ~と誰もが思いかねません。

しかしながら、この頃になりますと…?

もう何を極めれば良いのかすらも

見失ってしまいました。

そんなロード時間に問題を抱えた中、

ネオジオCDで大逆転をさせるべき

予想を裏切る超大作が発売されるのです。

その名は…

ケンタッキー・フライド・チキンを略して「KFC」と同じく

キング・オブ・ファイターズを略してKOFこと

ザ・キング・オブ・ファイターズ94においては
(THE KING OF FIGHTERS)

これまたネオジオCDとの相性が抜群でありました。

夢のタッグバトルとして

キャラクターが3対3のチームバトルになっているのですが…?

1キャラごとに

ほんのちょっとだけ体力を残して死なれた日には

嫌がらせ行為のごとくに

立て続けに”待ち時間の荒らし”で

もう本来あるべきゲームを楽しむどころか?

素直に”ロード時間を楽しむゲーム”

に変わってしまいました。

あまりの長さに一瞬、故障しているのか?と

誰もが勘違いしまいかねないレベルの長さとなっております。

過去のゲーム作品のキャラクターが勢揃いで演出するといったチーム戦が、あまりの衝撃的な出来事で嬉しかった思い出があります。

そんなKOF94のテレビCMもインパクトがありすぎました。

学生の池田孝司さん(19才)より

本当に見たんだよぉ~!

嘘じゃねぇ~よ!

かなり大げさに言っておりました。

ゲームセンター経営の

富島一也さん(38才)より

そんなゲームソフトの噂は聞いたこと…(カット)

「聞いたこと…」と言った瞬間に

見事なまでにVTRは強制的にカットされてしまいつつ

コンパニオンの

青山修子さん(20才)より

えぇ~~?

ゲェ~ム?

といった

”おとぼけ気味の一言”で終わり

某ゲームメーカー勤務

A氏(32才)より

餓狼とか…(餓狼伝説シリーズ)

竜虎とか…(龍虎の拳シリーズ)

というインタビュー形式のCMをモザイク仕立てて作っちゃうくらいであります。

わざわざテロップには

 プライバシー保護のため音声をかえてあります。

という感じで音声も「犯人仕立て」になっておりました。

しまいには

SNK本社の近くで

(慌て気味に)

SNKの方ですね?

出るんですか?出ないんですか?

一言お願いします。

きちんと大阪にある

SNK本社ビルより

NEOGEOのロゴマークが映っている所も最大のポイントであります。

画質が荒いために見えづらくて申し訳ございません。

ちゃっかり映している所は、さすが大阪にあるSNKさんであります。

ここで

ナレーターが

かなり興奮気味&発音良さげに

「その噂は本当なのか?」

「SNK歴代人気キャラが総登場!」

「ゲームは待望、夢のチームバトルッ!」

このナレーターの方も

わくわくさせるような言い方で、

とてもCMとマッチングしていましたね。

最後に一瞬だけゲームセンターにて

KOF94のゲームが実際に稼働している大型画面の筐体でプレイしているシーンを映しつつ

これは当時、本当にわくわくさせるくらいセンスが良いと思いました。

ほんとに出るぞ。

という事でありました。

第二弾の続編では

SNK社員がKOF94を

地面に落としてしまう

という失態から

リポーターに拾われて

慌てるシーンになっています。

第三弾のCMでは

(せかして慌てる素振りで)

出るんですか?

出ないんですか?

いい加減、本当の事を言って下さい。

レポーターより

あぁーーー!?

これ一体、何ですか?

な、なんとっ!?

スーツの背中に堂々と

ネオジオCD版のKOF94を貼り付けている

という衝撃的なCMでありました(笑)

これに思わず

KOF94の頃には

ネオジオCMのキャッチフレーズであった

100メガショックならぬ

194メガという200メガショック近くになってしまいました。

ショック = 予期しない出来事&事態が起きた時に感じる心の動揺(ショックを隠しきれない)という意味になります。

もう北斗の拳のOP曲

愛をとりもどせ!!のクリスタルキングより

you は shock
(ユアーショック!)

と同じく

あなたはショックを受けましたね。

状態であります。

これが今の時代だったら、メガショック所の話ではありません。

もうGB(ギガバイト)のギガショック所からTB(テラバイト)のテラショックになっていると思います。

さらに格闘ゲームが下火になる頃には

SNKさんは自暴自棄に入りまして、何を思ったのか?

類は友を呼ぶではないですが、

SNKとSEGAの夢の共演として

「ドリームキャスト」と「ネオジオポケット」が通信できる連携をしちゃおう!

という子どもたちに大人気だった任天堂さんの

初代ポケットモンスター(赤/緑)のあまりの人気に嫉妬してしまい

単に”通信ケーブルをマネして出したいだけ”だったのか?

まったくもって「意味不明な商品が発売」されたくらいでありました。

ドリームキャストとネオジポケットそれぞれに対応したソフトを用意して通信ケーブル(120cm)を使う事でポイントが送れる仕組みになっています。

ドリキャス ネオポケ / ネオポケ ドリキャスは対応ソフトによって変わります。

例:ドリームキャスト版の「CAPCOM VS SNK」とネオジオポケット版の「頂上決戦最強ファイターズ CAPCOM VS SNK」を通信してポイントのやり取りができる物になっておりました。

KOF98ことドリームマッチ1999(R-2) / KOF99(バトルDパラダイス) / ビックリマン2000(ビックリマン2000) /  COOL COOL TOON(COOL COOL JAM) / CAPCOM VS SNK1(地上決戦 最強ファイターズ)/ CAPCOM VS SNK2(カードファイターズ)といった6タイトルしか対応していませんでした。

世間様がソニーの「プレイステーション」と「任天堂64」で賑わっている中、

当時ドリームキャスト & ネオジオポケットカラーを同時に所有している人は本当に極わずかの限られた人だけという条件であります。

誰がどう考えても条件に当てハマる = 買う人と言えば…?

ほんの一握りのファンの中でも”相当のマニアしか絶対に買わないであろう”という事が明らかに素人目からしても発売する前から分かっちゃうくらいまでの商品でありました。

これは、まさに…

そんなユーザーの気持ちを理解していないもんだから

ダメになってしまうんだよ

という総ツッコミはおいておきまして

この通信ケーブルは発売日なのにも関わらず、

ほとんどのお店では入荷していないせいなのか?

全然、お店に売っていないという「レア商品」でありました。

これには思わず、スーパーファミコン版の「龍虎の拳2」を思い出してしまったくらいです。

発売日に近所のゲームショップを探しに探しましたが、どこにも売っておらず…ようやく苦労した末に1件のお店で売っているくらい入手困難でした。

なんともSNKさんには踏んだり蹴ったりでありましたが、

そんな

「SNKさん」と「SEGAさん」は何か通じるものがある

ゲームメーカーであると確信しました。

たまたま偶然なのかもしれないのですが、

・イニシャルが同じ「S」から始まる共通点を持ち合わせる。

・斬新 & 最先端すぎるアイデアのアーケードゲームをいち早く発売。

・世間大衆の空気を読まなすぎて個性がありすぎる家庭用ゲーム機を平気で出しちゃう。

どちらもアイデアが斬新すぎる&最先端すぎたあまりに失敗に終わってしまいました。

もしも時代とタイミングが少しでも違っていたら…?

今頃はゲーム業界の天下を取っていて

任天堂&ソニーを上回っていた可能性もあったかもしれません。

ちなみにSNKさんは超一流格闘ゲームを出した

ストリートファイターで有名なCAPCOMと同じく

大阪にある会社でして、会社名のイニシャルに疑問を抱いた事はないでしょうか?

実は会社名のSNK(エス・エヌ・ケイ)といった

英語表記については

新日本企画を略してSNK

と言うのです。

新の「S」

日本の「N」

企画の「K」

ですね。

(しん)は新しいという意味だと思います。

新しい日本企画を「新日本企画」とした

この古臭いネーミングから略して「SNK(エスエヌケイ)」

といったグローバル世界の英語に変換した辺りは、さすがでありました。

関係ないですが、

岡本吉起さんの【格ゲー裏話】SNKが倒産し、競売に掛けられていた時のお話

さすがはSNK創業者の川崎英吉さんが元ボクサーなだけあります。

この名前を見て、もうインパクトありすぎました。

反町隆史さんで一世を風靡した漫画のGTOこと鬼塚英吉

バイクメーカーの川崎「カワサキか…」が頭をよぎってしまいました。

余談になりますが、GTOの作者はスパルタンXが大好きのようです。

このスパルタンXを作られた元CAPCOMに在籍していた西山隆史さんが訳あって

CAPCOMを退社した後にSNKへ移籍するのですが、

西山隆史さんがいなければ

SNKの「2D型 対戦格闘ゲーム」
(餓狼伝説~龍虎の拳~KOFまでの)

が生まれておらず、実現していなかったとも言われるくらいであります。

もしも西山隆史さんがカプコンに残っていたら

一世を風靡したストリートファイター2は

「餓狼伝説みたいなゲーム」になっていた!

という事を元CAPCOMの岡本吉起さんと西山隆史さんの対談で語られておりました。

ちなみに西山隆史さんはストIIことストリートファイター1の生みの親でもあります。

西山 隆史(たかし)の漢字である”隆”は別名で「隆(りゅう)」とも読みますね?

実はこれ!

後のストIIの主人公ことリュウ(RYU)の名前に由来されていたというのです。

これは知らなかったです。

その上司でもあり、社長でもある完全に名前負けしないくらいまでに

川崎英吉さんは魅力的な人物でもあるようです。
(元SNKの川崎社長の側近で働いていたスタッフ談より)

そんな川崎英吉さんではあるのですが、

挑戦者 現る!

SNK 餓狼伝説スペシャルよりリョウ・サカザキが乱入(挑戦者現る!)

挑戦者 現る!

この挑戦者 現るについてなのですが、

あの餓狼伝説スペシャルの隠れキャラであるリョウ・サカザキの代わりに

社長の川崎英吉さんを登場させよう!(乱入させよう)

という逸話(いつわ)まであるくらいなので驚きでありました。

さらには餓狼伝説SPでは叶わなかった夢を諦めきれずに龍虎の拳2の隠れキャラであるギース・ハワード代わりにも社長の川崎英吉を乱入させようともしていたようなのです。

たまげてしまいました。

これには思わず

もう冗談はネオジオCDの

「ロード時間だけにしてくれよ」

って話であります。

でも、本音は新キャラならぬ

川崎英吉さんが乱入したゲームも見たかったですね。

ある意味では、ようやく時代が

SNKさんに追いついた感じであります。

この現象は、どこかで見覚えがあるような…?

最先端を行き過ぎているSEGAさんと一緒であります。

駄菓子屋での”100円の価値の重み”から

改めてSNKさんで学べる事が多かった事が分かります。

実はSNKさんと同じくらい魅力的な会社が、もう1社存在するのです。

感づいていた方もいらっしゃると思うのですが、

それがソニックで有名なセガ(SEGA)さんであります。

ぜひ1つの参考にして頂ければ幸いです。

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