ASAYAN 男子オーディション(驚異的な歌唱力)

Step001

アサヤン 男子ヴォーカリストオーディション

藤岡正明さん(当時17歳)

テレビ東京で毎週日曜に放送されていた

夢のオーディション番組 ASAYAN(アサヤン)になります。

1995年10月1日~2002年3月24日まで報道されていた男子ヴォーカリストオーディションになります。

後のCHEMISTRY(ケミストリー)が決定したオーディションになります。

オーディションでは落ちてしまった人物になりますが、17歳とは思えない程の歌唱力の方がいました。

(ASAYAN)藤岡正明 ネスミス - LA・LA・LA LOVE SONG

その名は「藤岡正明さん」となります。

久保田利伸さんの名曲

LA・LA・LA LOVE SONGを

とてつもなく良い声で歌いあげます。

この当時の声が心地よく聞こえます。

歌の終盤で

勇気をくれた君に(藤岡さんの唄うパート)

の後に

照れてる場合じゃないから(藤岡さん&ネスミスさん共通パート)

と歌う部分があるのですが、

ネスミスさんの高い声に被さってしまうのが

とてつもなく嫌に感じたからなのか?

露骨に嫌そうな

顔をしているのが

とても印象的でありました。

確かに聞いていても藤岡さんの声がネスミスさんの高い声に消し去られるように

ちょっと相性が悪い感じにも思えました。

そんな藤岡さんではありますが、今は地道にYoutubeをやられているようですが、

この当時の声が素敵すぎるくらいであります。

今まで聞いたLA・LA・LA LOVE SONGのカバー曲の中で、藤岡さんが圧倒的にNo1だと個人的に思ってしまうくらいでありました。

どんな感じで凄いのか?

プロの歌手の方々から素人の方を問わず、一番歌が上手い人は誰か?といった質問に対して誰もが口を揃えて「玉置浩二さん」と言うくらいのセンスとレベルであります。

17歳で、このレベルは…凄すぎるくらいであります。

歌が上手いだけではなくリズムというかセンスが凄すぎます。

(ASAYAN)堂珍嘉邦 藤岡正明 - Everybody Needs Love

VlidgeさんのEverybody needs loveも

本物さながらの震え声をあげながらセクシーに歌いあげます。

若干、堂珍さんとは良い部分をお互いに潰し合っている気もしないでもないですが、ソロパート部分では惚れ惚れとする上手さがありました。

もう素人レベルではありません。

(ASAYAN)藤岡正明 川畑要 - 陽の当たる場所

MISIAさんの「陽のあたる場所」の曲も相性抜群のベストマッチすぎるくらいであります。

男性ボーカリストオーディションの課題曲も最後のama-otoといい、これまたセンスがありすぎる選曲になっています。

これまた川畑さんとの相性も良いくらいなのですが、

藤岡さんが、やらかしてしまいます。

もしも あなたがいなくても Oh

までは順調だったのですが、

藤岡さん

不安になればなる…

あれっ?

すみません

これには

川畑さんも思わず、この表情であります。

途中で歌詞を「ド忘れ」してしまうハプニングが発生してしまいます。

戸惑った顔をしながら、そのままメロディーだけが流れつつも

再び気を取り直して歌いはじめの歌詞が驚いた事に

もしも(藤岡さん&川畑さん共通パート)

”言葉がなくなっても”(藤岡さんの歌うパート)

歌えるよ Oh~(川畑さんの歌うパート)

というMISIAさんの歌詞との奇跡のコラボレーションが、まさかのまさかで起きてしまいました。

もしも”言葉がなくなっても” 歌えるよ oh~

その前の「不安になればなる…」といった所までもが繋がってしまいました。

さらに歌い終わった後、楽屋でのやり取りもナイスでありました。

肝心な本番で、やらかしてしまった訳なのですが、大切な本番で歌詞が完全に飛んでしまった藤岡さんに対して

川畑さんの第一声が

「仕方なかったね~、間違いはね」

「忘れちゃったね」

と優しく声をかけ

藤岡さん

「本当にすみません」

川畑さん

「大丈夫、俺も間違えたしっ!」

この当時の藤岡さんは性格に難ありと言われており

尖っていたのですが、この時ばかりは「素直に謝罪」

そして、川畑さんも決して相手のミスを責める事はせずにナイスフォローでありました。

この二人のコンビは当日のライブ発表まで

何かと合宿中は強く言い合う程までに揉め事や衝突が多く

非常に仲が悪いくらい相性でありました。

二人で観客に披露する音楽の打ち合わせ中でも

川畑さんより

(藤岡さんに対して強めな口調で)一回やってみて

俺が俺なりにも少しやってみるから
それじゃあ、俺の意見じゃ何でもないからさぁ~

本当に初めてこうやったからって、合宿の先なんて誰にも見えないから

藤岡さんより

(川畑さんに対して強めな口調で)

この合宿に来た目的はデビューしたいからなんですよ。

デビューしたいから、この二人で残りたいから来た訳じゃないですか?

さらに川畑さんは

(藤岡さんに対して)一番やりづらい

と放送事故のごとく

はっきりと”やりづらい”と言い放ってしまうくらいでありました。

音楽経験と言えば、

川畑さん「音楽はカラオケのみ」

藤岡さん「17歳の若さで作詞・作曲を手掛けて積極的にライブ活動」

といった相反する相性でありました。

なので、尚更の感動がありました。

やりづらいとは言えデビューを目指す気持ちは、まったく変わらないのでありました。

このオーディションにはEXILEのボーカル ATSUSHIさんも参加していました。

藤岡正明さん × 佐藤篤志(ATSUSHI)さんによるコラボも披露されております。

藤岡正明さんが作詞・作曲を手掛けた個人的には大好きだった「名曲」

曲名: Can't help falling love

晴れた朝には 何処(どこ)かで♪

雨の降りの日は 寄りそって

夏の夕日に くちづけで

二度と離れぬように

Oh Oh Oh~

Wow Wow Wow~

トゥルル トゥトゥ

song for you

君のぬくもり 感じて

君のやさしさ 包まれたい

あふれる炎 この愛に

満たされて

というメロディーが心地よく素敵な曲でシングルCDがあったら絶対に欲しいくらいの名曲であります。

さらに、この二人の声の相性も最高に良いくらいで素敵に歌い上げる程までに相性抜群でありました。

そんなATUSHIさんは人の事を気にかけてばかりいて性格が良すぎるくらいでありました。

うる覚えではありますが、同じく素敵な歌声を持ち合わせているEXILE(エグザイル)の清木場 俊介ことSHUN(シュン)さんもいた気がしています。

最終メンバーには残っていなかったのですが、ハットの帽子を被った姿で地方オーディション段階での映像を見かけた記憶があります。

確かライオンハートか何かを歌っていた覚えがあります。

その後、

清木場俊介 20歳 会社員

歌手になるのが子供の頃から夢だったという彼

音域の広さが自慢だと言います

といったナレーションが入りました。

Mr.Childrenの「抱きしめたい」を歌っていました。

このオーディションは最終的に

(ASAYAN)堂珍嘉邦 川畑要 - ama-oto

Skoop On Somebodyさんの曲名: ama-otoを披露して

堂珍嘉邦さん x 川畑要さんで決定となります。

これを聞かされた日には、この二人の絶妙なバランスと相性による組み合わせが「化学反応が起きた」と言われている通りのまま、もっともベストであった事には違いなさそうです。

この二人は楽屋でも和気あいあいと

仲が良い雰囲気だったのですが、

こんな歌唱力を持ち合わせているのに

平然とタバコを吸っているシーンが印象的でありました。

男性ボーカリストオーディションに合格後はCHEMISTRY(ケミストリー)として曲名:PIECES OF A DREAM(ピーセズ オブ ア ドリーム)で晴れてデビューを果たします。

その後の活躍は皆様の知っている通りですね。

川畑さんのグラサンを耳にかけるといった独特のスタイルが話題になりました。

でも、個人的には藤岡正明さんが合格してデビューしていたら…?

どんな感じになっていたのかも見たかった次第でありました。

ASAYANオーディションについては女性版も見逃してはなりません。

ASAYANオーディションに驚異的な歌唱力の持ち主(女性編)