新型コロナウイルス事情と今後ワクチン接種後はどうなっていく?

目次
新型コロナウイルス事情と今後のワクチン接種後はどうなっていくの?
コロナウイルスの素晴らしい解説者
アベプラ(アベマニュース)にて新型コロナウイルスについて
大変分かりやすい解説をされている医師の方がいらっしゃいます。
木下喬弘さん(医師 コロナワクチンの正確な情報発信「こびナビ」副代表)
峰 宗太郎さん(米国の国立研究機関研究員)「変異ウイルスは、どのくらい驚異なの?本当に空気感染はするの?」同様に個人的に大変信頼のおける医師の方の情報源となっております。
個人的に重要だと思う部分のみを簡単にまとめてみましたので、ぜひご覧下さいませ。
コロナウイルスに詳しい木下さんの解説によりますと…?
今後の感染者数について
緊急事態宣言の実効性が物凄く落ちている
緊急事態宣言中でも人が減っておらず旅行のキャンセルがない状態
感染者数1,000人程度では麻痺している状態
本当に3,000人が超えたくらいになって、
やばいといった空気が出始めた頃になると(もう時既に遅しで)
5,000人、6,000人と増えていくと思います。
感染者数よりも病床の埋まっている数と重症化&死者数の方が重要じゃないの?
感染者数って「先行指標」になります。
※ 先行指標 = 全体の変動に対して先行して変動する事を言います。
これが増えてくると、その後に「重症患者数」と「死者数」が増えていきます。
そして、病院のベッドや集中治療室が埋まっていきます。
イギリスみたいにワクチン接種が成人の9割程度が済んでいる状態ですと感染した人が重症化しないので重症化数を指標していきましょうという戦略は合理的になります。
今、日本で、それをやってしまうと
感染が増えてくると、その後に重症患者が増えてくるのが目に見えているので、間違いかなぁと思います。
どのくらいまでいけば指標が参考になるの?
現在は40代、50代ぐらいまでが重症化のリスクが高いです。
この年代がワクチンを打ち終えたら指標のシフトっていうのが考えられると思います。
東京都のワクチンの提供が間に合っていない?
東京がもっとも感染者数が増えていますので、
東京が頑張ってワクチンを打たなければいけない状況なのに一部の自治体ではワクチンが減らされている状況で打てていないです。
東京都は感染の中心で、そこから日本全体に広がっています。
これは明らかであります。
アストラゼネカのワクチンを使えばいいんじゃないの?
アストラゼネカは承認はされているのですが、公的接種の対象にはなっていないです。
誰に打つかを決めていないという状況です。
なんで使えないかと言いますと
・ドイツでは60歳以上
・イギリスでは40歳以上
と決められています。
その理由は、
若い人に打つと「血栓症」という副反応が出て、その中で亡くなった方が、それなりにいます。
死亡に繋がる副反応になるワクチンを使う事は怖い事なので、少なくとも副反応が出にくい年齢層に打ちたいと考える訳です。
死亡に繋がるワクチンを台湾にあげたんじゃないの?
日本の状況だけ考えますと、
ある程度のメッセンジャーRNAワクチン(ファイザー/モデルナ)を打てる状況でアストロゼネカを誰に打つんですか?って事を考える事になるので、基本的に対象は「高齢者」になるんですね。
でも、高齢者は結構ワクチン接種が済んでいる状態なので余りますよっていう状況になって
じゃあ、まだワクチンを打てていない国へお譲りしますというのが経緯になっています。
アストラゼネカでも良いですという人に打たせてあげればいいんじゃないの?
リスクを理解して重々承知していれば良いと思うのですけど、
日本は世界でワクチンの受け入れが悪い国となっています。
ワクチン接種によって副反応で亡くなったという方がドーンと報道されると全体のワクチンが接種率が落ちてしまうリスクが出てしまうためです。
これはアストラゼネカに限らず、ファイザー&モデルナですね。
ワクチンを混ぜて接種すると強力になるの?
はっきりしている事は、
・ファイザー&モデルナの「メッセンジャーRNA」
と
・アストラゼネカ(ウイルスペクター)
を混ぜて接種する事になります。
アストラゼネカ → アストラゼネカと打つよりは、
・アストラゼネカ → ファイザー
・アストラゼネカ → モデルナ
と打つ方が良いと言われています。
とにかく、
メッセンジャーRNA(ファイザー&モデルナ)は
めちゃくちゃ良くて、本当に良く効きます。
アストラゼネカ2回打つよりも
1回でもメッセンジャーRNAを打つ方が良いと分かっています。
それとは別に違うワクチンを使って違う免疫刺激した方が良いんじゃないかと言われていますが、まだ実証は出来ていない状態です。
3回目の接種は、どうなの?
最初の1年くらいは3回目は不要と言っていたんですけど、
これには根拠がありまして
抗体化の推移を見てると「半年でも高い数値を保っていて下がってはいる」んですけど、
下がる速度は少しずつ緩やかになっています。
1年目の所までは結構の防御力が残る事が分かっていました。
そうした中、変異のデルタというウイルスが出てきました。
むちゃくちゃの伝染力のデルタが出てきた事により、
さらにワクチンも効きにくい事が分かっています。
イギリスとかだとデルタに対しても「90%近い有効性」が分かっているのですが、
イスラエルのデータを見ると「64%(有効性)」という事が分かっています。
この差は何かと言いますと、
イスラエルは早くからワクチンを打ち始めているので抗体が下がってきています。
この事から少し期間が経過すると、デルタ株(変異ウイルス)に対しての有効性は、このくらいしか効かないという事が分かってきた事なんだと思います。
そうなると…?
3回目のワクチン接種が必要になってくるという事になります。
ワクチンを永久に打たなければいけないの?
まずワクチンの効果は3つになります。
1.感染予防効果
ウイルスが入ってきても感染すらしない
他の人にうつすという事もしない
2.発症予防効果
症状が出る効果を抑えられます
自分がしんどくなることはありません。
3.重症感染の予防効果
簡単に言うとコロナワクチンを打つと死ななくなるという事になります。
インフルエンザみたいなものです。
インフルエンザのワクチンを打ってもインフルエンザになってしまうけれど、ワクチンを打ってなかった時より軽くなるといったようにですね。
インフルエンザはワクチンを打っても感染予防効果が低いのが最大の特長となります。
気道粘膜に出てくる抗体(ウイルスを守る力)が作られるといった理論があります。
今回の新型コロナウイルスのワクチンは「感染予防効果」もあるんですけど、
元々、一番重要なのは3番の「重症感染の予防効果」になります。
ワクチンを「打った人が死なないという事が一番大事」です。
この効果に関しては、結構長く続くと思います。
なんですけど、
感染すら予防できて集団の中で多くの人が打ったら集団免疫が達成できるウイルスの流行の感染がなくなるといった効果自体は、結構早く切れてしまうという事が考えられます。
それを求めるなら3回目を打つって事になりますし、
また切れてくるならば、4回目、5回目って事もありえます。
鼻から入れるワクチンはどうなの?
実はインフルエンザでもやっているんですよね。
これは何でかっていうと
インフルエンザのワクチンって気道粘膜(鼻等)にIGAというタイプの免疫が出てこなく
感染はしにくいけれど重症化はしにくいという事なんですね。
気道粘膜から入れるワクチンを作っておくと、そこに抗体(ウイルスから守る)が出来て感染も防御力も高いワクチンがコロナでも主流になると言われていたのですが、
実際に作ってみたら意外とIGAも誘導されるし、感染予防効果も高いというお話もあるので、そういうのが出来たら良いですね。
ワクチンが出来たら人口密度が高い所から打つのがベストになります。

