通行禁止違反 時間指定の意味と見方(時間帯)

通行禁止違反まとめ(進入禁止/罰金/点数/標識/時間指定/時間帯/右折/ゴールド/反則金)

通行禁止違反 時間指定の意味と見方(時間帯)

簡単な覚え方

通行禁止違反について

時間指定の意味と見方の解説になります。

はじめて通る道では瞬時に見分けたり理解するのが困難になりかねない

指定方向外標識の時間指定(時間帯)になります。

赤信号待ちの猶予があったとしても

ややこしい時間指定がついてるだけで

誰もが迷って戸惑ってしまうという声が多いです。

例えばなのですが、

この”直進だけ()”に進む事ができる

指定方向外標識だけだったら、誰も迷わないですね。

すぐに左折・右折は不可能で、直進のみ進む事が出来ると理解できます。

ややこしい事に指定方向外標識には…

)左右()のみ進む事ができる以外の

下側に余計なおまけの追加として

・7-9

・16-18

と時間が指定されて書かれている標識があります。

この意味については

・朝7時~9時

・16時~18時(夕方4時~6時)

上記の決まった時間帯だけは

直進してはいけません

という意味になります。

上記の指定された時間帯においては

「左折」または「右折」しか許されず

直進した日には交通違反で捕まってしまいます。

簡単に説明しますと

指定された時間外では「直進してもOK」

という意味にもなっています。

2つの意味で捉えられる事が出来ますので、非常にややこしく感じます。

この説明だけでは少し分かりづらいと思います。

そこで、運転中に一瞬でも迷いかねない非常にややこしく難しい複数パターンによる指定方向外進行禁止(時間帯指定)の例を挙げて、分かりやすく解説させて頂きますね。

下記の例では複雑すぎて非常に戸惑いやすいです。

意味としては

平日(月~金)& 土曜日の

7時30分~8時30分の1時間だけは

「直進」と「右折」のみしてOK

という意味になります。

一言で簡単に言いますと

この決まった時間帯の「左折は禁止」(朝の1時間だけ)

という意味になっております。

もう1つの意味として

平日(月~金)& 土曜日でも

朝8時31分以降~翌朝7時29分までの間は

「左折してもOK」という意味になります。

つまりは、決まった指定時間帯以外では

”標識が何もない状態と同じ意味”になりまして

左折()・直進()・右折()は全てOKです。

さらに、この標識には

Ws000000

「日曜・休日を除く」と書いてありますので

日曜 & 祝日のみは時間帯を気にせず「左折してもOK」です。

当然、直進 & 右折も全てOKになります。

さらに標識には「自転車を除く」と書いてありますので…?

自転車(チャリ)は標識に関係なく「左折・直進・右折してもOK」です。

車 & 原付を含むバイクはNGです(ごく稀に軽車両を除くもありますので、要注意です)

これだけの理解をしておかなければいけないのです。

そこで、もっともシンプルで簡単な覚え方として

標識(矢印)と関係ない時間帯においては

”標識が何もない状態と同じ意味”なので、「全て通行してもOK」

と覚えておけば分かりやすいと思います。

復習の意味を兼ねまして

新たな例題として

今回は「日曜・休日を除く」がありませんので、曜日は一切関係なくなりますね。

朝8時31分以降~翌朝7時29分まで

「左折」「直進」「右折」は全てOKという意味になります。

一言で簡単に説明しますと

この時間帯において「右折は禁止」(1時間だけ)

という意味になっております。

「自転車を除く」と標識に書いてありますので…?

自転車(チャリ)は標識の矢印関係なしに「左折・直進・右折してもOK」です。

番外編として

指定方向外標識では時間指定以外に

大型車両のトラックとバスだけ通行NGという標識も多く見かけます。

トラック&バスは「直進のみOK(左折&右折NG)」

トラック&バスは「左折 or 右折のみOK(直進NG)」

トラックは朝7時から夜8時までは

直進 or 左折しか出来ません(右折NG)

上記ケースでは道路幅の狭さが関係しています。

住宅街の狭い道路だから大型車は進入してはいけませんという事を意味しており、これは大型車のみならず普通車~軽自動車にお乗りの方も”お互いに行き交えない狭さになる危険道路”という事を理解しておくと安心ですね。

住宅街の危険道路に関連しまして

ここで1つだけ覚えておきたい豆知識として

近くに学校がある場合の通学路にて指定方向外の時間指定されている事が多いです。

というよりも…?

時間指定されているであろう

道路のほとんどが「通学路」になっています。

他にも渋滞が発生しやすい場所”で、左折のみ()or 右折のみ()と指定されている事が多いです。

例: この道路は常に混雑して渋滞を作りやすいので、「(無理に)右折するのではなく、(おとなしく)左折しなさい」という意味ですね。

1.狭い生活道路(脇道)から県道・国道沿いの「大通りに合流する道路」
2.踏切手前等の「一時停止場所」

3.一方通行道路の手前
(車両侵入禁止と同時に併設)

上記の場所で指定されている事が多くあります。

通学路の場合には

近くに学校がある場所 = 小さな子供が「急に飛び出して危険」

という事を意味します。

時間指定(標識)がある道路を通る時には、ゆっくりと徐行して通ると覚えておけば完璧です。

もっとも多い時間指定として

朝の通学時間帯である

・朝7時~9時(2時間限定)

・朝7時30分~8時30分(1時間限定)

になっている事が多いですね。

他にもスピードが出やすくて

無茶な運転をしやすい

二輪・自転車を除く
(7-9)

と書かれている事が多くあります。

2つある標識の意味は、まったく同じになります。

ワンセットで標識が置かれている事も多くあります。

この標識の意味として

自転車(チャリ)& バイクだけは

”時間指定に関係”なく「直進も通ってOKです」

この標識が設置されているケースとして

特に狭い道路では自動車(車)のみが時間指定されている事が非常に多くありまして

朝7時~9時(2時間限定)は進入する事は許されません。

つまりは、車だけが「左右のどちらかへ行って下さい(直進してはNG)」という事を意味します。

近年では誤って進入する方が多いからなのか?

過去に交通事故が多発した影響なのか?

親切設計として分かりやすく

大きな看板が建てられている所もあります。

正直、矢印で指定されるよりも、この方がすぐに理解出来て分かりやすいですね。

しいていうならば「自転車(チャリ)& バイクだけは直進してOK」といった直感的に理解できるマークがつけば完璧ですね。

特に通学路近辺でも狭い片側一車線(道路)があります。さらに曲がった直後が急な坂道になっていて、片側一車線の状況で対向車線の状況すらも分からずに事故が多発している重大危険箇所も存在します。

そんな危険道路では曲がる数メートル手前あたりから

大げさなまでに2回に繰り返して大きな警告をしてくれる看板があるくらいです。

このくらい何度も警告をしてくれると分かりやすくて助かりますね。

当然ながら、この場所ではネズミ取り(取り締まり)もやっていない親切設計となります。

人はうっかり見過ごしたり、ミスをする生き物ですので、このくらい大げさがベストだと個人的には感じます。

近年では認知症や外国人の運転手も増えているくらいですので、尚更ですね。

他にも通学路がある狭い道路では朝7時~夜7時までの「12時間」も”通行止め”されている道路も存在します。特に車が2台同時に行き来出来ないであろう車幅が狭い通学路がある生活道路で指定されている事が多いです。

そのため、近くに学校がある道路を通る時には

「時間指定されている場所が多くある」

と覚えておくと安心ですね。

最後に簡単にまとめますと

1.朝の通学時間帯の指定が多く(朝7時~9時の2時間限定)

2.夕方に時間指定されている所もあります(夕方4時~6時の2時間限定)

3.朝から夕方まで1日中(12時間)通行止めの場所もありますので、要注意です。

特に気をつけたい点として

子供の”急な飛び出し事故が多い”ために

通学時間帯だけ「時間指定されている」

という事を頭の隅に入れつつも

これらの引っかかりやすい場所では

白バイ & 警察車両がこっそりと隠れて

定期的にネズミ捕りをやっておりますので、ご注意下さいませ。

これらの内容を覚えておけば完璧です。

時間帯指定標識を通る時の注意点へ続きます。

交差点内のお店&脇道から出る時は信号に従う?

生活道路の法定速度 30km/hに引き下げ

通行禁止違反の点数&反則金

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