車の冠水(水深何cmまで走行可能?壊れない?)

冠水(陥没)13

車の冠水実験

水深何cmまで車が走行可能?(壊れない?)

車の冠水事故について

水深、何cmまで走行可能なのか?

車の部品は壊れないのか?問題の疑問解決になります。

いざという土砂災害・冠水になった時のために覚えておくと良いかもしれません。

一般的に多少の冠水であれば通過時間が”数秒程度”であれば問題ないと思いがちですね。

長時間に渡りまして、水に入りっぱなしの水浸し状態では…?

車のエンジンを動かしている

電気&点火消耗パーツ部品がサビて故障してしまい

結果的に高い出費になりかねませんので、ご注意下さいませ。

その場限りは一時的に通れる事が可能であったとしても…?

後から思いがけない故障が発生したり(特に後から大ダメージになりかねない水によるサビですね)

へたしたら水中でエンストしかねませんので、大変危険な行為となります。

マネする時にはお気をつけて下さいませ。

道路冠水については

・水深30cm: エンジン内にあるエアクリーナー&マフラーから水が入るとエンジンが停止して車が動かなくなります(短時間なら問題なく通過可能ですが、長時間だと問題になります)

・水深50cm: 水圧の勢いに負けてドアが開かなくなって閉じ込められてしまいます(車内に閉じ込められた時のために窓ガラスを割るためにハンマーが必須になります)

・水深1m: そのまま車が水の勢いに飲み込まれて流されてしまいます。

もっと正確な内容として

JAFが行った走行実験で判明している内容として

電気自動車(EV車)・ハイブリッド車・ガソリン車(軽自動車)にて

・水深:30cm(深さ)

・速度:30km/h(走行)

・結果: 全ての車で問題なく走り切る事が出来ました(EV/ハイブリッド/ガソリン車でOK)

EV車ではボンネット内部に水は入り込み

ハイブリッド車ではフロントのフックカバーが外れて右リアのホイールカバーが外れています。

ガソリン車ではエンジン内のエアクリーナーボックス内に少量の水が溜まり、運転席の足元からは水の侵入があります。

いずれも警告灯エラーメッセージ等は出ません。

水深30cmの速度30km/hであれば、問題なく走り切る事が可能となりました。

続きまして


水深60cmになってきますと

”走る速度”と”車の種類”によって変わってきます。

電気自動車(EV車)・ハイブリッド車・ガソリン車(軽自動車)にて

・水深:60cm(深さ)

・速度:10km/h走行(走行)

・結果: 一応は全ての車で走り切る事が可能です(EV/ハイブリッド/ガソリン車でOK)

EV車では、わずかに車内に水が入り込んだような痕跡がみられています。

ハイブリッド車ではエンジン内のエアクリーナーボックス内に少量の水が入り込みます。

ガソリン車には同じくエアクリーナーの一部が水で濡れて溜まり込んでいます。車内の運転席・昆布座席の足元は水で浸水した状態になっています。

水深60cmの速度10km/hであれば、一応は全ての車で走り切る事が可能となりました。

・水深:60cm(深さ)

・速度:30km/h(40km/h含む)

・結果: ガソリン車のみ走り切る事がNGでした。EV車&ハイブリッド車は走り切りました。

ガソリン車では冠水路侵入後、すぐにエンジンが停止してしまいました(同時に複数の警告灯が点灯)

車内には少しずつ水が侵入して10分程度で、水深と同じ60cmの水が溜まり大変危険状態となりました。

車内に水は溜まったものの窓の開け閉め(パワーウィンドウ)・ワイパー・クラクション(ホーン)・ヘッドライト・ウインカー・ハザードは正常に動作しています。

さらにドアの開け閉めも可能になっています(但し、成人男性の場合で、強めの力が必須)

ハイブリッド車 & EV車では最後まで走り切る事が出来ましたが、警告ランプがつきます。

EV車はナンバープレートがわずかに曲がって、複数のシステム故障の警告が点灯します。

ハイブリッド車はエンジン内にあるエアクリーナー全体が浸水して水が溜まります。さらにエンジンとHVに故障診断が表示されます。

一般的にはドアの底から50cm前後の水深があると「開けられなくなる事が多い」です。

ドアのタイプ(スライド式・リアハッチ)・幅・形状によって浅い水深でも開けられなくなる事が多く早めの避難の決断と緊急脱出用のハンマーが必須になります。

水深60cmの速度30~40km/hの条件では、ガソリン車のみNGとなりました。

意外にも電気自動車(EV)・ハイブリッド車は後から色々と問題が発生しましたが、走り切る事が判明しております。

最後に簡単にまとめますと

・水深30cm(速度30km/h)は問題なく走行可能(全車両で警告ランプがつく程度)

・水深60cm(速度30km/h)が1つの限界(ガソリン車のみすぐに走行不可能)

と覚えておけば完璧です。