難病ALS患者と元医師らの安楽死事件

難病ALS患者と元医師らの安楽死事件
全身の筋肉が徐々に弱くなり
手足が動かなくなり意思疎通が難しくなる
難病ALSの女性患者から依頼を受けたとして
薬物を投与して殺害した元医師二人の裁判が始まりました。
今から4年前に被害者から依頼を受けて殺人をする「嘱託殺人の罪」で起訴されました。
医師らは凶暴もしてないし、実行もしていないとして容疑を否認しています。
片方の元医師は父親も殺害した罪として
懲役13年が求刑されているようです。
ALSは時間が経過していくにつれて病状が悪化していきます。
いまだに根本的な治療方法が見つからない難病となっています。
一時的はiPS治療薬 体全体の筋肉が弱くなるALS の”進行を止める効果がある”と新たに判明(京大研究チーム)も期待されておりましたが未だに進展がないようであります。
寝たきりの状態だった女性(林さん)は
自ら死を望む思いをSNSで発信していました。
ALS患者"嘱託殺人"事件 被告の元医師「共謀していない」と起訴内容を否認 ALS患者も傍聴に駆け付け裁判に注目【関西テレビ・newsランナー】より

女性(林さん)より
医師は気持ちは分かると言うけれど現状を理解していると思わない。
常に身体的苦痛・不快を抱え・手間のかかる面倒臭いもの扱いされ、「してあげてる」「してもらってる」から感謝しなさい
侮辱的で惨めな毎日がずっと続く
ひとときも耐えられない
#安楽死させてください
#ALS
本人の心境からして女性(林さん)は
医師らに罪を求めていなさそうな感じはしますが…

元医師のSNSより
たしかに作業はシンプルです。
訴追されないならお手伝いしたいのですが。

「お手伝いしたいのですが」
という言葉が嬉しく泣けてきました。
おかしいですよね?自分でも変だと思います。
だけどよく言われる「自分だったら同じように思う。」と明らかに違う感じです。
日本では高齢化社会の老老介護問題を始めとして
このように医師も罪に問われる時代となりましたので、
もしかしたら「日本でも安楽死が求められる時代(尊厳死制度)」に来ているのかもしれません。
誰だって”色々な悩み”や”心配事が尽きないもの”だとは思いますが、
なるべく、、、なるべくなら…
自分で自分の命を絶つ行為だけは可能な限りは避けた方が良い
のだと個人的には思っています。
とは言いつつも
医療の力でも限界があり
最終的に自分ではどうしようもなくなって
一生死ぬまで永遠と痛くて苦しくて
しんどいくらいまでのつらい症状が続いたりがあるのならば
自分で自分の命を選択できる権利 = 安楽死は認めても良いのかもしれない
とも思ってしまう悲しい自分がいますね…
(非常に難しい問題であります)
1つだけ判明している事としましては
本人が希望しない「延命治療」は全ての要素において
地獄でしかない未来が安易に想像出来てしまいそうです。
少なくともメリットよりもデメリットの方が遥かに上回るのは間違いなさそうです。
◆ 2024年2月1日(木)
京都地裁より
検察は医師の男に対して
医療知識を悪用し、死にたい人間を殺害する極めて悪質な事件として
「懲役23年」を求刑しました。
◆ 2024年3月5日(火)
裁判長より
真に被害者のためを思っての犯行ではなく
利益を求めた犯行で実刑をま逃れない重みを持つ
生命を軽視する姿勢は顕著で強い非難に値するとして
ALS患者+被告の父親を殺害した罪を合わせて
「懲役18年」の実刑を言い渡しました。
◆ 3月18日(月)
弁護人は判決を不服として
大阪高裁へ控訴しました。
◆ 2024年11月25日(月)
大阪高裁(二審)
裁判長より
人の命はいったん失われたら取り返しがつかないため、林さんの意思を慎重に見極めることが必要だった。
被告は診察などの病状を把握しなかった上、林さんのへの説明もせずに社会的相当を認める余地はない
として一審判決を支持して「被告の控訴を棄却」
「懲役18年」の実刑のまま変わらず
◆ 2025年6月10日(火)
最高裁より
上告を棄却する決定をしました。
これにより懲役18年で判決が確定となりました。

