車のキズ補修&塗装(失敗しないコツ)

目次
車のキズ補修&塗装(失敗しないコツ)
塗装で大切なポイント
車のキズの直し方(パテ補修~塗装含む)
タッチペン & 缶スプレーを上手に塗る際のコツになります。
過去に車のキズを修理した際に箇条書きにて
大切な要点のみを簡単にまとめたメモ形式となります。
まず塗装時の大切な心得として
1.左斜上から見ながら塗装します(時計の10時~11時がポイント)
2.スプレー缶を20秒~30秒しっかり振る事が何よりも大切になります。
3.スプレー缶の噴射口ノズルは縦 or 横に切り替え可能な事が多いです(縦に切り替えた時は横に塗る/横に切り替えた時は縦に塗ります)※ 横に切り替えて横に塗るとタレルので絶対にNGです。
4.タッチアップペンの筆タイプは違和感の痕が残って上手く修復できないので、スプレーで薄く3~5回ごとに塗り重ねるのがベストな修復方法です(タッチアップよりスプレー缶を購入した方がお得で見栄え的にも綺麗です) 5.キズ直しは下地 = 完成度にもろに影響するので、じっくり時間をかけて地道のコツコツに行うのが最大のポイントです(急いで一気に塗ろうとすると必ず失敗します)
塗装時に失敗しないコツとして
・塗装直前の最終仕上げは800番 → 1000番~1200番で仕上げる事が大切です。
・パテ後~プラサフ後は1500番で仕上げる事が大切です。
・600番で塗装するとキズが残りますので、要注意です。
・手の平分の15cm~20cm離して平行に1秒感覚で20~30cm横にスライドしてスプレーを噴射します ・塗料がタレたりダマが出来ないように薄く何度も重ね塗りする事が大切です(1回で何度も厚塗りするとムラになったりタレルので絶対NGです) ・5分~10分ごとに乾燥させて「3回~5回」に分けて徐々に塗るのがベストです(かなり薄く1回スプレーしたら必ず終えて5分~10分待機して下さい)
・1回塗ったら完全に乾かして溶剤を抜く → 1回塗ったら完全に乾かして溶剤を抜く。この方法が一番光沢が出て綺麗でトラブルもないです。これをするかしないかで仕上がり状態が大きく変わって経年劣化のツヤ引きも全然違います。 ・カラー&クリア共に吹き付けパターンは縦 → 横 → 縦 → 横など1方向にならないようにすればムラにならずに均一な膜になります(一度塗った直後に逆方向から絶対に繰り返したり塗ってはいけません)
・塗装の縮れ(チヂミ)= ぎょう虫のようにちじれた状態の事を言います(この原因は下塗りが乾いていない or プラサフの溶剤が強い事で起こります) ・塗装後は家庭用ドライヤー or ヒートガンで乾かすのはベストです。近い距離にて塗装は2分ですぐ乾きます。2分中の1/3は冷風。クリアの乾かしは3分の長めです(バンパーのみヒートガンだと熱すぎてNG)
・塗装をかけすぎてたれてしまったら、シンナー or 乾燥させてから1000番~1500番以上で削って 塗り直しがベストになります(絶対に布で拭き取ったりしてはいけません) ・塗装失敗時は元の240番~400番 → 600番 → 800番 → 1000番 → 1500番と削ってから塗り直しがベスト(1000番~1500番だけ軽く削って塗り直すと失敗します)
もっとも手軽にマスキングしやすい方法として
ダンボールを使い穴を切り抜いた所から 塗る方法が手っ取り早くておすすめです。
特にプラサフは他の箇所へ粉末が飛びやすいため必須です。
塗装時はボカシ剤があるので、後から何とでもカバーできます。
大きなビニール袋もマスキング代わりに使えます。
塗装時のマスキングは裏からテープを貼って反対へひっくり返す方法がベストです。
リバースマスキングという手法で粘着面を半分に折った状態で、少し浮かした具合にして貼るのが最大のポイントになります(浮いた所に塗料が入ってくれて綺麗な仕上がりになります)
パテで大切なコツ
・パテ補修時はボディ(鉄)とバンパー(樹脂パーツはPPことポリプロピレン)は別物と覚えておく事が大切になります。 ・バンパーにボディ用(鉄)のパテを使うと十分な密着性が得られず、脱落や剥がれの可能性があります(必ずバンパー用を使用します)
・パテは硬化剤と混ぜるタイプを購入しておけば間違いないです(混ぜない = 1液タイプはプラサフ&塗装時に溶かすので要注意です) ・前後にあるバンパーはかなり厚みがあるので、ガサガサになろうが気にせず削ればOKです。
・パテは塗装時に穴が空いたり余計なトラブルになるので、なるべくなら使用しないに越したことはないです。 ・空気が入って出来る気泡による穴が出来やすいです。段差が残りやすく下地失敗で塗装が上手く塗れない事が多々あります。 ・パテを盛りすぎるとパテ痩せが発生しやすいので、要注意です。
・パテ痩せ = 混ぜない1液性パテは塗装時にシンナーで溶かす性質を持っているので、なるべくなら硬化剤と2種類混ぜるパテがおすすめでございます。 ・パテ痩せ = 乾燥後に全体が縮んで傷が目立ってきます。パテを多様してヘコミを無理やり修復しようと厚く盛る事でプラサフ~塗装後に傷跡が浮き出てしまいます。最小限にパテを盛る事が何よりも大切です。
プラサフで大切なコツ
・プラサフ後にキズが目立つ現象 = プラサフは溶剤(シンナー)でパテを溶かす事があるので、十分な乾燥時間が必要 or キズが深い場合が考えられます。(もしくは耐水ペーパー1000番~1500番後、そのまま塗装を塗ればOK) ・パテからプラサフを塗る場合にはパテ後は400番~600番程度にしておく事が大切になります。 ・プラサフ前にバンパー表面を荒らして表面積の定着力を高めるために粗い番手の400程度にしておく事が大切です。ツルツルの1500番にするとバンパーとパテの定着力の差が大きくなりキズが浮き出でます。 ・プラサテが塗装面にかかったら、ボカシ剤 or 乾燥させてから1500番でペーパー後、3Mコンパウンド(エフ1)で磨けば取れます(取れなければ1500番→1000番で数回削れば取れます)
ボカシ剤で大切なコツ
・ボカシ剤は溶剤が一杯入ったクリアみたいな物となります(クリアデモ剤) ・塗装を馴染ませてるために水みたいにすぐに垂れやすくなるので、要注意です。 ・1000番~1500番のペーパー後にかけてもぼやけます。
ボカシ剤の活用法として
キズ周辺を目立たなくする小技として
軽く1500番で削ってからボカシ剤を使う方法も有効です。
塗装別の用途解説
・パテ補修: 半日~1日乾かしてからペーパーで削るのがベストです(手で触って平行のすべすべになるまで何度も繰り返し盛って行う事が大切/早ければ1時間で乾く) ・プラサフ塗装: パテ補修後に塗装の密着性を高めてザラつきを隠して平滑にする & 傷を隠します(塗装後30分~1時間)
・クリア塗装: 塗装後5分~10分経過後(ソリッドカラーには不要でメタリックに必要)※ ソリッド = キラキラと光るメタリック&パールが含まれていない1色だけの単色 = 原色カラー(白/赤/青/黄...etc)
・ボカシ剤: 塗装後2分以内。塗った箇所の元の塗装との堺の溝を分かりづらくするためにあります。塗装前に境目に塗ったり、塗装後に全体に馴染めて塗るのもあり。ボカシ剤は溶剤が一杯入ったクリアみたいな物となりますので、すぐに垂れやすくなるので、要注意です。
・シンナー: 塗装の失敗&塗り直し時にシンナーをかけて拭き取ります。
車のキズ直しについて
基本的にはスプレー缶がベストになります。
完璧を求めずに少し離れて見ても気づかない補修レベルで問題なければ、タッチアップペン or エアータッチにてスプレーでも大丈夫です。
純正カラーの調べ方については
型式表示プレート or シール表示より
COLORと書かれた英数字で書かれています。
位置は車種によって異なりますが、
一般的にボンネット or 助手席ドア付近の内側にあります。
もしくはネットで「車種 + 型式とカラー」を入力すれば、すぐに適合車種の色が見つかります。
純正タッチアップペンは
Amazon or 楽天でも純正カラー番号で購入できます。
もしくは
ディーラーにて1,000円~1,500円前後で注文可能です(来店注文して翌日に到着)
その他、スプレー缶でしたら
近くにある量販店で作ってもらえます。
参考までにオートバックスでは
(2022年当時の価格)
・ホルツのMINIMIXで色の調合可能: 3,580円(税込) ・イエローハットではソフト99工房で色の調合が可能: 2,880円(税込)
いずれもお店に出向いて注文後、
20分~40分待てば、すぐその場で完成します。
ソフト99 エアータッチアップ(スプレー変換)
タッチアップペンのスプレー変換器になります。
内容量はハガキ1枚分で、噴射が細かく軽いキズ直しにおすすめです。
1回購入しておけば、次回以降はエアーダスター缶で代用可能です。
・コンパウンドスポンジ ・3M コンパウンド 細目 300g ・コンパウンド細目(タッチペン前に塗る) ・コンパウンド極細目(タッチペン後に塗る)
・ボディ&バンパー用小さなこすりキズのうすづけパテ(深さ2mm)※ あまり目立たない程度のちょっとしたキズにおすすめです。太陽光で硬化パテとなります。 ・パンパー用キズのうすづけパテ ダーク&ブラック(深さ2mm)/ ライト&ホワイト ・バンパー用キズのうすづけパテ(深さ5mm)※ バンパー用では、すぐ乾いて一番おすすめです。
・バンパー用キズ直しパテ ブラック(直径5cm/深さ1cm)/ ホワイト / シルバー ・バンパー用ねんどパテ ブラック / ホワイト / シルバー / 金属表面用
・ボディ用小さなひっかきキズのうすづけパテ(深さ2mm)ダーク&ブラック / シルバー&メタリック / ホワイト / 全塗装色対応 ※ ちょっとした軽いキズにおすすめです。 ・ボディ用大きなキズ&ヘコミ補修の厚づけパテパテ ダーク&ブラック(直径15cm/深さ20mm)/ ライト&ホワイト / 全塗装色対応 ※ ちょっとしたキズで迷ったら、おすすめです。 ・ボディ用大きなヘコミ補修のパテ(直径20cm/深さ30mm)※ 深い傷には乾いておすすめです。 ・ボディ用大きなヘコミ補修のパテ(大容量タイプ)/ その2 ※ かなり深い傷には乾いておすすめです。
・ボディ用ねんどパテ ・ボディ用の厚づけパテ ダーク&ブラック(直径15cm/深さ20mm)/ ライト&ホワイト / 全塗装色対応 ※ 開封したら一度の使い切りなので、要注意です。
・金属パテ(エポキシパテの切って練るだけのお手軽版) ・金属パテ(エポキシパテの混ぜて塗る最強版)
・ソフト99 シリコンオフ : 脱脂に必須になります。 ・クリアはソリッドカラー(単色)には不要でメタリックに必要(塗装後5分~10分経過後):ソリッド = メタリック&パールが含まれていない単色カラーに必須にないrます。 ・プラサフはパテ補修の際に密着性を高めザラつきを隠して平滑にする&傷を隠します(塗装後30分~1時間)
・ボカシ剤(塗装後2分以内): 塗った箇所の元の塗装との堺の溝を分かりづらくするためにあります。塗装前に境目に塗ったり、塗装後に全体に馴染めて塗るのもあり。 ・シンナー:塗装の失敗&塗り直しに使用します
・耐水ペーパー 120番~3000番 12種類x各3枚(合計36枚入り) ・耐水ペーパー 240番~3000番 11種類x各3枚(合計33枚入り)
・耐水ペーパー 400番~3000番 9種類x各4枚(合計36枚入り) ・サンドペーパー専用パッド(大小2個入り) / その2 ※ ペーパーを挟んで使うホルダー
・コンパウンドスポンジ / その2 / その3 ・マイクロファイバークロス ・ウエス(スコット)
・エレコム エアダスター ECO 逆さ使用OK / 3本セット ※ エアータッチスプレー缶の容量がなくなった時の代用品です。 ・マスキングテープ+新聞紙(ダンボール+梱包材) ・水を入れる霧吹きスプレーボトル
・家庭用ドライヤー(ヒートガンその1 / その2) ・手袋(使い捨てビニール)
車のキズ直しに必要な商品
車の塗装スプレーをやる前に
キズ直しで試して見る価値があります。
◆ 最初に試すキズ消し用
・車のキズ消し マイエターナル100g ・ホルツ キズ消し&ツヤ出しセット ・ホルツ コンパウンドのミニセット(粗目/細目/極細)
・ソフト99のキズ消しセット(細目/中目/極細) ・引っかき擦り傷 100g
◆ 最強のキズ消し~ツヤ出し~仕上げ
・3M コンパウンド エフ1 = 細目 300g(キズ消し調整に最適) ※ 耐水ペーパー1500番~2000番のキズ補修除去にも役立ちます。 ・3M コンパウンド ハード1 = 極細目 300g(キズ消し調整に最適) ※ 耐水ペーパー2000番~3000番のキズ補修除去にも役立ちます。
・3M コンパウンド ハード3 = 仕上げ用 270g ※ 耐水ペーパー4000番以降のキズ補修除去にも役立ちます。 ・3M コンパウンド エフ2 = つや出し用 270g ※ つや出し仕上げにも最適です(6000番~1万5000番に該当) ・ワコーズ バリアスコート(最後に仕上げ)
◆ へこみ直しのデントリペアツール
・デントリペアツール(総合セット)/ その2 ・デントリペアツール(最低限)+デントリペアハンマー
・無水エタノール(グルーガンの跡除去)
◆ 熱風で乾かし工具「ヒートガン」
(一家に1台あると何かと便利です)
・白光(500℃)/ 白光(440℃/ヘラ型ノズル)or スポット型ノズル ・ 高儀(500℃) / 激安品1 / 激安品2 / 激安品3 ・マキタ(550℃/電源タイプ) / マキタ(18V/コードレス/バッテリー充電器別)
ヒートガン工具については
はんだ付け商品が世界中で知られていて
一番有名な「白光(HAKKO)」が安心・安定で一番おすすめです。
※ 電動工具で有名なマキタのヒートガン(電源タイプ)は一部耐久性に問題あり。工具では優れていても熱だけははんだ付けで有名な白光が間違いありません。
軽い傷~簡単なキズ直しにはどれを購入すれば良いの?
簡単なキズ直しについて
最初にどれを購入すれば良いか迷われている方については
・車のキズ消し マイエターナル100g ・3M コンパウンド エフ1 細目 300g
+
・コンパウンドスポンジ
まずは上記3点を購入すればOKでございます。
・コンパウンドスポンジ / その2 / その3 ・マイクロファイバークロス ・ウエス(スコット)
擦るスポンジ&拭き取るクロスも忘れずにですね。
これらでキズが消えなければ、塗装という感じですね。
浅い傷については
耐水ペーパーで削る → 塗装(ソフト99のタッチアップペンをスプレーに変換)
深い傷については
耐水ペーパーで削る → パテ補修 → プラサフ塗装 → 塗装(クリア&ボカシ剤必須)
という流れになります。
ジャンプスターターの選び方&使い方(バッテリー上がりの始動方法)
紙やすり&耐水ペーパー簡単解説(種類/選び方/使い方/使い分け)

