地震後の火災対策で消火器は必須(使い方)

消火器

地震後の火事&火災対策で消火器は必須

今後は複合対策が必須

自然災害の大地震について

現代では当たり前になっている

地震 + 津波に加えまして

今後は前代未聞となりえる

地震A + 地震B + 津波の他にも

火災(炎の渦)+ 台風 or 雷 or 大雪 or 真夏の熱中症

といったトリプル以上の最大コンボによる

”複合災害(地震)”にも万全に対策しておく事が

何よりも大切な教訓なのかもしれません。

阪神大震災当時、電気復旧時に起きた火災による

二次災害(被害)が最も酷かったと言われております。

石川・能登半島地震では、地震直後(地震発生から約1時間後)の夕方5時23分に火災を覚知しまして、輪島市(河合町)の240棟を焼く大規模火災が発生しております。

ここで誰もが知っておくべき知識として

市の一部エリアに過ぎない

火災が発生した場合であったとしても

火が完全に消えるまで「5日も掛かってしまう」のです。

という事を意味しております。

1月1日の夕方5時に火災発生
地震直後の約1時間後)

1月6日の夕方5時10分に

ようやく完全鎮火となっています。

仮に消防活動が行われなかった場合には

さらに「被害は倍以上」に及んでいた可能性がある。

と消防庁が発表しております。

これは地方という場所が場所だけに需要と供給ではないですが、”消防車の台数”と”被害者宅の数”が割に合わなかった事が原因となっています。

参考までに1923年9月1日に起きた

関東大震災でも鎮火するまで2日掛かっています。
(9月3日午前10時頃に鎮火)

地震被害による死者 & 行方不明者は合計10万5,000人。

この内の火災被害は9万1,781人で

9割以上が「焼死が原因」となっています。

火なんて”水さえあれば数時間程度で消えるもの”だと簡単に考えがちですが…

そのくらいまでに地震による「火災」という二次災害は恐ろしいものという事を意味しております。

今後、南海トラフ地震&関東大震災(首都直下型地震)が襲ってきて大規模火災が発生した日には、とんでもない事になりえるという事を意味しております。

火元の原因は調査中となっておりますが、屋内の電気配線に溶けた痕跡が残っている事が判明しております。

家の倒壊によりホコリや荷物が散乱して、電源コンセントの配線に傷がつき絶縁コード(被覆)が剥き出しになり、内部の電線に大きな電流が流れた事で火災になった可能性が考えられそうです。

よくありがちなスマホの充電ケーブルが劣化して被覆が剥き出しになって火花が出る症状ですね。

iPhone充電中に発火(日本で2人死亡)

特に地震時には、これらの電気ショートによる火災が原因になる事が多いと言われております。

これらの教訓から学べる事として

家から飛び出して逃げる際には

電気のブレーカーを「落とす作業」を忘れてはなりません。

なぜなら、消防車には数に限りがございまして

地震による倒壊で問題なかったとしても

電気復旧時に火災で家が燃えてしまったら

それこそ全てが台無しになってしまいます。

大地震の震源地がすぐ近くで発生してしまう直下型地震が発生した日には余裕はないかもしれませんが…これは豆知識として覚えておく必要性がありそうです。

もしくは、一家に一台 消火器は必須となります。

大きな火災(二次被害)を防ぐ意味でも

消火器は一家に一台絶対に用意してあった方が良いと思います。

当方もスマートフォン(iPhone)から直接の発火はないのですが、

・モバイルバッテリーの膨らみ&異音

・エアコンのリモコン電池からの液漏れ&異音

・2000年前後にパソコンのマザーボード&電源から発火と煙

・古いバイクで消防車を呼ぶ程の火災になりかねない経験をした事があります。

ちびまる子ちゃんの長沢くんがひねくれてしまう気持ちが分かるではないのですが、そのくらいまでに火災というものは本当に恐ろしいくらいでした。

あっという間という言葉もないくらいまでに

見る見る内に物凄い勢いで、数秒~数分で大きく燃え上がります。

小さな火の灯火(ともしび)から数秒もしない内に人間を超える数メートルの高さまで一気に燃え上がる瞬間を目の前で見ております。

一度でも、あの怖い経験をしたら、絶対に「消火器&火災スプレー」は一家に一台必要だと教訓から学べました。

よく見かける消火器は大きすぎますので、

一般家庭用にはミニタイプの消火器が一番ですね。

ミニ消火器(高さ38cmx幅13cmx重さ1.0kg)ミニ消火器のホースなし(高さ38cmx幅18cmx重さ1.2kg)ミニ消火器(高さ44cmx幅20cmx重さ3.9kg)

一般家庭用としましては

上記いずれかで十分になります。

大変おすすめでございます。

消火器の使い方(手順を解説)

消火器の使い方