日本国内でオミクロン株 1人目 初確認の簡単解説(ナミビア外交官)

オミクロン2

南アフリカでオミクロン株の感染拡大後、

日本でも外国人に対して本格的な入国制限が行われました。

その直後の当日 2021年11月28日(日)夕方

南アフリカ南部のナミビアから日本(成田空港)へ入国した方の

1人が新型コロナウイルス検査で陽性になった事が分かりました。

そして、本日 11月30日(火)夕方

この男性が

日本で始めて「オミクロン株へ感染」が確認されました。

新型コロナウイルス先進国であるイスラエルと同じ対応を

11/28 深夜0時 = 男性が帰国する当日に行っていれば、

何とかなっていたかもしれないといったタラレバの話しであります。

新型コロナ先進国のイスラエル 全ての外国人の入国を禁止(オミクロン株の水際対策)

岸田首相の対応は迅速で良かったのですが、

1日遅かった感じであります。

でも、この男性が日本人だった場合、

外国人のみ禁止されているだけで入国出来てしまいますので、

結果的に1日早くても意味がなかったという事であります。

オミクロン株へ感染された方は

・30代男性

・国籍不明(現時点で明らかになっていません)

・ナミビア政府の外交官(ナミビア人)という事が判明しました。

・コロナワクチンを「2回接種済み(2021年7月にモデルナ製)」

・成田空港に到着した時点では「無症状」

・その後の症状は「発熱のみ(翌日の月曜)」

・重篤ではない(重症化していない)

・他に家族2名と一緒に入国しました。

・成田空港に到着時点で家族2人は「感染なしと判明(陰性反応)」しています。

・30代男性と家族は隔離措置を実施しています(成田空港に到着時点)

・同じ飛行機に乗っていた71人を濃厚接触者と認定されました(通常は前後2列ずつ)

・飛行機の同乗者 71人全員は「陰性(コロナ感染なし)」と判明しています。

・その後、同じ飛行機に乗っていた1人が発熱の症状があり新型コロナ感染は確認されず

・71人中40人は東京都内に在住していることが判明しました。

・71人の方は「自宅&宿泊施設で待機中」をお願いするとなっています。

・東京都内在住の40人に対しては宿泊医療施設に入ってもらう事が分かりました。

・連絡が取れない方は見回りで早急にお伺いして確認をするとしています。

・71人中10人は千葉県内に滞在していた事が分かりました。10人と同居家族に連絡を鳥宿泊療養施設へ移るように要請をしています。

・今後、飛行機搭乗者全員の健康観察(アプリで健康状態&位置情報)が行われて2日ごとに検査が行われます。

・健康観察に応じてくれない方は名前が公表される事が分かりました。

・感染した男性の渡航歴は日本 ナミビア(一時帰国) 再び日本に戻った所で陽性反応(コロナ感染)

・ナミビアの大統領「(29日時点)国内でオミクロン株への感染者は確認されていない」としています。

・男性はエチオピア(首都アジス/アベバ発)の飛行機に登場 韓国の仁川国際空港を経由 日本の成田国際空港に到着した事が判明しました。

・オミクロン株へ感染した人は今後、医療機関へ入院を求める措置を取る事が決定しました。

男性は成田空港に到着した時点にて医療機関(病院)で隔離生活を送っています。

一緒にいた家族は新型コロナウイルスに感染しておらず

「陰性」のまま問題ないようであります。

となりますと…?

空気感染はしない可能性が高そうですね。

この30代男性と一緒に飛行機に搭乗していた

他の方の行方が、とても気になりますね。

乗務員&空港スタッフから同じ日時に空港にいた方もです。

30代男性 濃厚接触者が感染 同じ日時に空港にいた方へ次から次へ感染

となっていない事を願うばかりであります。

現時点で、同じ飛行機に乗っていた方は

新型コロナウイルス自体に感染していない(陽性反応なし)

という所まで分かっています。

濃厚接触者としましては

30代男性が座っていた座席から

前後2列ずつの座席の人が候補者となるようです。

上記の該当者に対してメールを送っているとしています。

濃厚接触者になるかどうかは最終的に保健所の判断となります。

濃厚接触者の段階では待機施設への入所は求められていないようであります。

乗っていた飛行機はナミビアからの直行便ではなかったようです。

これによりナミビア等の対策が強化された国への滞在歴がない場合、

入国時の検査で陰性反応が出ていれば自宅待機が認められています。

自宅へ帰宅する際に公共交通機関の利用は認められないです。

今回は飛行機に同乗していた

乗客71人に対して確認を取る

という事が分かりました。

現時点で厚生労働省より

・濃厚接触者の人数は把握していない

・既に街の中に出ている可能性は否定できない

としています。

帰国してから

なぜオミクロン株に感染していたから

判明まで「丸2日」も掛かってしまったのか?

現在までの経緯として

・11月28日(日)夕方 

新型コロナウイルスで陽性反応

・11月30日(火)夕方

ようやくオミクロン株に感染していたと判明

となっています。

<日本の対応>

1.PCR検査を実施(SGTFでオミクロン株と判明)= 数時間

2.国立感染研究所でゲノム解析(全遺伝情報)を行い確実にオミクロン株を確定させる

ゲノム解析により「丸1日~2日」掛かってしまう遅さがあるようです。

<世界各国の対応>

・PCR検査を実施(SGTFでオミクロン株を確定)

上記のやり方の違いにより

日本の初動対応が遅れてしまうようであります。

でも、これまでの世界中の報道を見る限りでは

現時点の段階で

オミクロン株というのは

・感染力は脅威で「強い」かもしれない(でも、空気感染はしなさそう)

・感染後の症状は多くの方が想像している以上に「弱い」(中等症状~重症化しない)

・コロナワクチンも効きづらいくらいまでの「変幻自在に進化する未知なウイルス」の可能性

のような気がしてきました。

となると…?

今後、オミクロン株の感染者が増えても

これまでのように病院(病床)が圧迫するまでの

「大きな影響がない可能性」が高いのかもしれません。

現に南アフリカでは感染者数は1ヶ月で

100人から爆発的に3,000人に達成してしまいましたが

重症化の人がほとんどいないとまで言われています。

ただ、人生と一緒で何が起こるか分からないのがウイルスになります。

その間に、さらなる脅威の変異株へと進化する可能性もありえそうです。

まるでポケモン(ポケットモンスター)のような進化を繰り広げそうであります。