世紀末リーダー伝たけし

世紀末リーダー伝たけし
どこで見れるの?
週刊少年ジャンプによる
応募者全員サービスの限定ビデオとなりまして
1.ワンピース
2.ハンターハンター
3.世紀末リーダー伝たけし
上記作品(3本)の中から選ぶ形でした。
同じくらい好きだったハンターハンターと悩みに悩んだのですが…
結局、世紀末リーダー伝たけしを選択した経緯がありました。
結果的に大満足といった感想になりまして、選んだ目に狂いはなかったです。
現在はヤフオク・メルカリでしか入手する事が出来ないのが残念であります。
とても良いストーリーとなっておりまして、
当時ビデオが擦り切れるほど見た思い出があります。
学校の教材ビデオにもおすすめなの?
人が生きていく上で
もっとも大切な事が語られています。
全国の先生方には申し訳ないのですが、
普通の授業よりも何倍もの価値がある
「真の道徳ビデオ」
であると個人的には思っています。
学校の先生や大人の誰もが教えてくれない
いじめ対策にも有効となりますので、ぜひ全国の小中学校へ導入される事をおすすめいたします。
ここでの最大のポイントは1回だけではなく
1回だけですと時間の経過とともに忘れるため、
何度も見せてストーリーを頭に焼き付かせるくらいとなれば完璧であります。
どんなストーリーなの?
このビデオには30分で、合計3話収録されています。
◆ 第1話:上級生にいじめられている「みつる」
主人公のたけしが新しい学校へ転校生として転校してくる所から始まります。
転校してきたばかりのたけしは、すぐに人気者になります。
ある時、友達と廊下を歩いている時に上級生であるアンドレカンドレと肩がぶつかって殴られます。
その時、同級生の少年(みつる)が上級生に物凄く怯えている様子に気づく「たけし」
体育の時間の時に、いつもみんなとは着替えずに一番最後に着替えているみつるの事が気になりだして、みつるの体を見て傷だらけのアザに衝撃を受けるたけし。
といった所からストーリが展開されます。
◆ 第2話:普段から嘘ばかりついて誰からも信用されない「キムモー(おっさん)」
キムモーにはヒロという親友がいました
課外授業の花のスケッチの時に事件が起きます。
立ち入り禁止エリアと知らずに壊れかけそうな橋へキムモーとヒロが入ってしまいます。
そこで橋の一部が崩れてしまってヒロが今にも崖から落ちそうになります。
急いでキムモーは、みんながいる所へ助けを呼びに行きます。
キムモー「みんなー大変だぁー助けてくれ~!ヒロが…ヒロが橋から落ちそうなんだ。みんな来てくれぇ」
友達全員「ま~たぁ、始まったよ。キムモーの嘘が!」
キムモー「なんでだよっ!嘘じゃないって。こんな洒落にならない事、嘘つく訳ないだろ!」
友達全員「今回は白熱した演技だなぁ。そんなに言うなら証拠見せてみろよ。俺たち、もう騙されるの嫌なんだよ!」
そんな時に、たけしが「ばかやろう~!何やってんだ!どこだ!早く案内しろ!」
一体、どうなってしまうのか!?
◆ 第3話:貧乏だけど暖かい心を持った「ナナ」(バレンタインの日)
ナナの家は父親が最低な遊び人だったらしく、女と借金を作って家を出ていったそうだ。
母親は毎日パートで働いた、ささやかな収入でナナを含む6人の子供を見守っている。
6人の笑顔を守っている。
そんな中、突然、転校してしまうというナナ…
バレンタインの日にプレゼントをあげたいけど貧乏だからあげられない…
気になる方は、ぜひ本編のアニメを最初から見てお楽しみ下さいませ。
本日の忘れてはいけない名言集
◆ 第1話の名言
たけしの父より
「世の中には悪い事が一杯ある。許されてはいけない事が一杯ある。」
「今まで、父ちゃんはそれらを絶対に見逃さなかった…。だがな、たけし…お前はそんなことしなくていいぞ。」
「なるべく他人のいざこざにこだわるな。」
「父ちゃんみたいにバカみたいな正義感を持つとろくなことがない。」
「お前は自分の事を大事に考えればいい。自分を大事に…」
たけしより
「授業がなんぼのもんじゃい!もっと他に教えることがあるんじゃねえのか!」
「少なくとも、今ここにある重大な事態に比べたら、便所のくそに匹敵する程、くだらねぇーえんだよ!」
「一番、尊きは人の心だ。それを傷つけたお前らの罪は重い。」
「これで済んだと思うな…。」
「お前らが人の痛みを知るまで俺は何度でもやってくるぞ。その歪んだ心、今度は俺がいじめてやる。リーダー的にな!」
◆ 第2話の名言
たけしより
「人を信じるナイスな俺になる訳さ。」
「それでも信じなきゃだめだ。人間、人を信じる心を失ったら万事休すだぞ!」
「キムモーは信じ会える仲間がいる事に気づいていないんだ。本当はいるのに気がついていない…」
「俺はなぁ、もしも、そういう仲間が危険な目に遭って助けを求めていたら、自分がもっと危険な目にあったとしても助けるさぁ~
キムモー「ヴァ~~カァ、逆の立場になった時、お前を助けると思うか?」
たけし「(真剣な表情で)それが信じるって事だ」
キムモー「うちの親父は仲間に裏切られ、大事な事業に失敗した。」
「それからだ、親父が荒れたのは…。母ちゃんも家を出ていき、残ったものは多大な借金と人を信じられなくなった心だけ…。」
「親父は怒りを俺にぶつけた。毎日、毎日、俺を殴った。その内、俺はストレスから頭がハゲた。」
「親父は俺を置いて家を出ていった。一人残された俺は既に人を信じる心を失っていた。でも、そんな俺と遊んでくれるヤツが一人いた。それが(親友の)ヒロだ…」
たけし「嘘とか本当とか、どうでもいい。大切なのは信じるか、信じないかだろうが!!!」
キムモー「誰一人、俺の言う事を信じなかったのに、たけしだけは信じてくれた。」
「たけし、ごめんな。俺…本当は、たけしの事が羨ましかったんだ。」
「何度、騙されようと純粋に人を信じる心を失わないたけしを。」
「世の中の大人達が、みんな、たけしのようにリーダー的なハートを持っていればなぁ」
◆ 第3話の名言
ナナ「ナナんち貧乏だからプレゼント買うお金ないよ」
たけし「いいさぁ~何でも。別にお金で買うものだけがプレゼントじゃないさ。貧乏だからって何ナノさぁ~。人を好きになる事に、そんなもん、全然関係ないさ」
「自信を持てナナ。人を好きになる事は超スンバラシイィ事だから」
転校を知らされた最後の日に、たけしと一緒に帰るナナ
ナナ「ねぇ~、たけし君見て、このセーター。この前、もらってきてくれたんだ。このブタさんのセーター。たまぁにお母さんがバザーとかで買ってきてくれるんだよ」
たけし「また、バザーってのが素敵だなぁ」
通りすがりの女の子「あーっ!わたしのセーター。私が捨てたブタさんのセーターだ。あのお姉ちゃん、私が捨てたブタさんのセーター着てるぅー!」
ここでナナが涙を流します。
たけし「泣くな、もう泣くな。ナナ、いいか。よーく聞け!」
「世の中には、つらい事や悲しい事が一杯ある。一杯、一杯あるんだ」
「楽しい事は待ってるだけじゃ、なんにもやってこないけど、つらい事ってのはなんにもしなくてもやってくるんだ。誰にでもな」
「今のナナに言うのには、ちょっと、きついかもしれんが。今より、もっともっとつらいことはいくらでもやってくるぞ。いいかナナ。強くなれ!絶対に負けんな!」
「それでも、頑張って、頑張って、、、頑張って、、、頑張って、それでも負けそうな時は俺の所に来い。俺が一生守ってやるさぁ」

