セルモーター&スターターのデメリット(困ることってあるの?)

● セルモーター&スターターのデメリット
セルモーター&スターターが搭載で困ることってあるの?
メリットと比較しますと…?
特別これといったデメリットはありません。
しいて言うならば、セルモーターが搭載する事で車両の重量が重くなってしまうという点です。
他にはショベルヘッド後付セルモーターでも解説させて頂いているのですが、
昔ながらのキック始動オンリーのバイクにおいてはエンジンを始動させる際にはハーレー特有の儀式と手順が必要だったり、慣れるまでに色々とつらい事や苦労を絶えない事が多いと思います。
その分だけシンプルな必要最低限の構造設計と電気配線になりますので、何かトラブルがあったとしても比較的すぐに原因を特定して出来たりしますので、シンプルイズベストな状態になっています。
これに対しまして、セルを搭載する事によって電気配線が複雑になってしまったり、スタータースイッチ、スターターリレー、ソレノイド、ワンウェイクラッチ(スタータークラッチ/ピニオンギア)、スターターリングギアといったセル関連の沢山のパーツ部品が追加されますので、余計なトラブルを招くといった可能性が出てきてしまいます。
それが唯一のデメリットになると思います。
しかし、普段からセルボタンで誰でも簡単に楽々エンジンが始動出来る最大のメリットがあり、その恩恵(おんけい)を受けておりますので、そんな内容に比べたら、ちょっと部品が増えただけでも頻繁にトラブル故障が起きる訳ではありませんので、デメリットにはならないくらいですね!
そんな事よりも古い昔のハーレー(ショベルヘッド/パンヘッド/ナックルヘッド)のオープンプライマリーベルト状態のままフルカスタムされた車両へセルスターター/モーターを後から追加しようとすると、とんでもない金額が掛かってしまいます。
テックサイクル製(TechCycle製)セル付きスターターモーターの本体価格21万(以前は15万前後でした)+取付工賃と加工費用を含めましても、合計30万~40万を軽くオーバーしてしまいます。
これが何よりも最大のデメリットだと思っています(笑)
詳しい内容につきましては、ぜひ下記のハーレー内容をまとめたメモ帳をご覧下さいませ。
【ハーレー全般で使える!】ショベルヘッドまとめメモ帳(困った時の故障&トラブルノウハウ集
誰が見ても理解出来るように1つ1つ項目別に丁寧に分かりやすく解説した初心者向けの詳しい内容となっておりますので、他の解説や整備本で分からなかった方でも絶対に理解出来ると思います。
ハーレーによくありがちな故障&トラブルに関する知識が誰でも簡単に身につきまして
初めてのハーレーや古いバイクを購入して1円でも安く維持していくために失敗や後悔をしないための秘訣とトラブル経験ノウハウ集の対策になっております。
皆様にハーレーに関する「こういう事が知りたかったんだよ」と思って頂けるような内容に凝縮して全て解説した上で重要な要点だけをまとめた集大成になっております。
当方の説明が少しでも分かりやすいと感じられましたら、ぜひショベルヘッドまとめメモ帳に目を通してご検討頂けますと本当に嬉しく思います。
ショベルのキック始動で苦戦している方必見(真冬/季節問わず)