オロナミンCの味を再現する方法
● オロナミンCの味を再現する方法
元気ハツラツ
オロナミンCの味を再現するために
手作りを試みている方がいました。
当方でも昔から「オロナミンCの味を再現したい」と思っていたくらいでした。
実際に手作りしている方がいましたので、簡単にまとめてお伝えさせて頂きます。
大塚製薬の公式Webサイトにある
・内容量: 120ml
・原材料名: 糖類(国内砂糖)& ぶとう糖果糖液糖 / ハチミツ / 食塩 / 炭酸 / 香料 / ビタミンC / クエン酸 / カフェイン / ナイアシンアミド / ビタミンB6 / ビタミンB2 / 溶性ビタミンP / イソロイシン / トレオニン / フェニルアラニン / グルタミン酸Na
・アレルギー物質(28品目中): 該当なし
・栄養成分(1本分): エネルギー 79kcal /タンパク質 0g / 脂質 0g / 炭水化物 19g / 食塩相当量 0g / ビタミンB2 2.4mg / ビタミン B6 4.9mg / ナイアシン 12mg / ビタミンC 220mg
原材料を参考にして
作ってみた所…?
まずは本物のオロナミンCを
実際に飲んでみた感想として
フルーティー
改めて飲むと、めちゃくちゃフルーティー
フルーツジュースみたい
次に自身が手作りした飲料を飲んで
基本のベースは同じ
ほのかに、少しだけ薬品臭さがある。
甘さに関しては、ほぼ同じで問題なし
炭酸は、ほとんど抜けた感じ。
決定的に違うのは「香料」だね。
フルーティーな香りがないだけで、物凄く飲みにくいと感じた。
その後、試行錯誤を繰り広げた結果の
最終的なレシピとして
◆ オロナミンC(3本分)
・炭酸水: 250ml
・ブドウ糖果糖液糖: 30ml
・パイナップルシロップ: 30ml
・ミックスフルーツシロップ: 20ml
・はちみつ: 10ml
・食塩: 0.5
・ビタミンC: 0.66g
・クエン酸: 0.5g
・ビタミンB6: 0.02g
・ビタミンB2: 0.08g
・グルタミン酸Na: 0.5g
↓以下の材料については
・カフェイン: 0.06g
・ナイアシンアミド: 0.1g
・イソロイシン: 0.05g
・トレオニン: 0.05g
・フェニルアラニン: 0.06g
入れても入れなくとも味には影響しないという事でした。
肝心な味の感想について
ほぼ同じ
ほぼ同じなんだけど…
若干、甘さの幅が違う
今度は、より再現性を高めるために
オロナミンCの瓶(ビン)にいれて
飲んでみた所…?
さすがに「本物と違う」
と気づく「甘さ」と「香り」だけが本物を再現するのは非常に難しいという結果でした。
甘さがやや弱めという事で、甘さについては加工で解決できる問題。
香りは「香料を使わないと難しい」といった結果になりました。
それでも十分にオロナミンCの味を再現する事は素人でも可能という事が分かりました。
ただ、材料を揃えるだけでも、一苦労になります。
ぶとう糖は市販化されておらず
25L単位でしか売っていないようです。
炭酸メーカー本体セットを購入するだけで、最低1万円以上はします。
材料だけでかかった費用は「合計4万円」も掛かるという事でした。
約300本分のオロナミンCが作れるみたいです。
以上の内容から
結果的に材料費と作る手間暇を考えますと…?
オロナミンCは素直に買った方が安上がりだった
という事が判明してしまいました。
どうにか喫茶店のメロンソーダーみたいに
三ツ矢サイダーに”メロンシロップ”を入れるだけで
手間いらずの誰でも簡単に作れるようになってほしいものであります。
それで案を思いついてしまったのですが、
「オロナミンC味のシロップ」が出たら、売れるかもしれません。
サイダーに混ぜるだけで
簡単にオロナミンCを再現できる!
といった感じで発売されたら
個人的に欲しいと思ってしまいました。
今回の教訓から学べる事は
料理人でもない限りの多くの人々にとっては
1.余計な費用を掛けずに(長持ちのコスパ重視)
2.面倒な手間をかけたくもなく(難しい知識は不要)
3.いかにシンプルで簡単に味を再現する方法を求めている(誰にでも出来る!)
というのは間違いなさそうです。
食べ物とはジャンルは異なりますが、
それを上手く騙して再現したのが「iPhone」になります。
いつかオロナミンC専用シロップが発売される事を願いつつも
それまでは三ツ矢サイダーにかき氷用のメロンシロップでも入れて
メロンソーダー風にして我慢しておくのがベストです。
ぜひ1つの参考にして頂ければ幸いです。