安倍元首相の銃撃事件(無期懲役の判決)

安倍元首相の銃撃男
山上哲也被告に無期懲役の判決
安倍晋三銃撃事件(襲撃事件)について
銃撃男こと山上徹也被告(45歳)の判決として
2026年1月21日(水)午後1時30分
奈良地裁より
(田中伸一裁判長)
無期懲役の判決を言い渡しました。
裁判の争点として
母親の旧統一教への多額の献金が事件に与えた影響としています。
山上被告の生い立ちについて
裁判長より
不遇な側面が大きいとする一方で、
殺人という行為に至ることには大きな飛躍がある。
動機や経緯に大きく
くむべき余地は見当たらず
悪質性・危険性は他の事件に比べて著しいので無期懲役刑
生い立ちは考慮されずに全ての罪で有罪として
検察から求刑通りの「無期懲役刑」となりました。
弁護側は20年にとどめるべきで、無期懲役は重すぎるとしてました。
山上被告は、黒いタートルネックとチノパンで入廷。
まっすぐと裁判長の所を向き
主文を読まれると裁判長へお辞儀をして被告人席へ戻られています。
逮捕時と姿は変わり果て
髪は後ろへ束ねて、少しふっくらした印象。
無期懲役の判決を言い渡された瞬間、
動揺することもなく、これまで通り変わらずの様子。
時折、腕を組んだり下を向く。
◆ 裁判の争点について
<検察側>
・生い立ち:善悪を判断できる40代の社会人の影響は極めて限定的
・計画性: 試射を繰り返していて計画は年単位のもの
・危険性: 関係者や多数の聴衆殺傷する可能性あり
<弁護側>
・生い立ち: 未成年の時からの悲惨な経験犯行と一直線に結びつく
・計画性: 犯行日に安倍氏が奈良を訪れたのは偶然
・危険性: 周囲に銃弾を当たらないと考えていた。
殺人罪に関しては双方で争いなし
検察側:拳銃と同様(発射も罪で発射罪が成立する)
→ 無期懲役が妥当
弁護側: その他の装薬銃砲となるから(発射罪成立せず)
→ 懲役3年以下 or 50万円以下の罰金が妥当
◆ 生い立ちをどこまで量刑に考慮されるかどうか?
これまでの経緯として
旧統一教会に母親が入信して1億円を献金
父親が家を売ったりしたお金を母親が使い切る。
母と妹が家庭崩壊を法廷で語る。
山上被告の母親より
自分の子供たちの将来よりも
献金が大事だと思った。
山上被告の妹より
母親が私に連絡するのは
金の無心の時だけ。
この人は私の母じゃないと思った。
私たちは旧統一教会に家庭を崩壊された。
2015年には献金を恨んでいた兄が自殺。
その時、山上被告の母親より
(兄は)献金で天国へ逝った
山上被告より
(母親の言葉を聞いて)蓄積したものが全部爆発したという感じ
統一教会に一矢報いるというか…
打撃を与えるのが自分の人生の意味だと思った。
当初、安倍元首相ではなく
統一教会の教団幹部(ハンハクチャ総裁)の襲撃を計画。
来日見通しがせずに安倍元首相に狙いを定める。
弁護側の言い分として
生い立ちは、もっとも重要視されるべき事情
検察側の言い分として
生い立ちが犯行の意思決定に与えた影響は極めて限定的
暴力に訴えることは法治国家では絶対に許されない(生い立ちは関係なし)
として
無期懲役を求刑
襲撃相手の対象が教団幹部から
安倍元首相に変わった理由について
被告から最後まで納得のいく説明がなく合理的飛躍がある。
犯行は短絡的かつ自己中心的で人命軽視している。
我が国の戦後史において前例をみない犯行。
社会に多大なる衝撃を耐えた。暴力に訴えることは法治国家では絶対に許されない
◆ 安倍晋三銃撃事件までの山上被告について
・1980年生まれ
・1984年(4歳): 父親が自殺
・1991年(10歳): 母親が旧統一教会に入信(総額1億円を献金)※ 2002年に破産
・2005年(24歳): 海自入隊中に自殺を図る
・2015年(35歳): 兄が自殺
・2020年12月(40歳): 手製銃を作り始める
・2021年9月(41歳): 安倍元首相のビデオ演説映像を見る
・2022年7月8日(42歳): 安倍元首相の襲撃を決意して実行する
2018年~2019年に来日した協会幹部の襲撃を企て失敗
2021年9月に安倍元首相が関連団体に送った映像を見る
2022年7月7日(前日)に教団関連施設を銃撃。
翌日、安倍元首相演説中の銃撃事件へと発展します。
◆ 今後の控訴について
弁護団より
主張が認められなかったのは遺憾である。
控訴するかどうかについては
被告人と協議の上、判断する。
山上被告と接見したジャーナリスト(鈴木エイトさん)より
面会で語った内容として
控訴するかどうかは分からない(から会ってみた)
と語っています。
宗教社会学者である北海道大学院の
桜井良秀教授と面会で語った内容として
来週に弁護士の先生と相談して決めたい
その後、2月4日(水)
判決を不服として大阪交際へ控訴する事が分かりました。
今回、山上徹夜被告は長年の恨みから
手製銃を作り襲撃してしまいましたが
昔、駄菓子屋で売っていたであろう

火薬鉄砲のカネキャップ
火薬球で発砲する音(バーンッ!)が出る
おもちゃだったら、どれだけ良かったことか…
どちらにしても愉快犯による選挙妨害で最悪の場合には逮捕になりますので、ご注意下さい(恐らくは、口頭注意で終わると思います)
ちなみに1回の火薬で、8発連続音が出す事が可能となっております。

