車のキズ補修&塗装手順(詳細版)

車のキズ補修&塗装手順(詳細版)
車の傷直し&塗装(詳細版)
車のキズ直しのやり方手順(詳細版)になります。
塗装箇所のマスキング作業(ダンボールがおすすめです)
もっとも手軽でマスキングしやすい方法として
大きなダンボールで穴を切り抜いた所から塗る方法が手っ取り早くておすすめです。
特にプラサフは他の箇所へ粉末が飛びやすいため必須です。
塗装時はボカシスプレーがあるので、後から何とでもカバーできます。
大きなビニール袋もマスキング代わりと使えます。
塗装時のマスキングは裏からテープを貼って反対へひっくり返す方法がベストです。
リバースマスキングという手法で粘着面を半分に折った状態で、少し浮かした具合にして貼るのが最大のポイントになります(浮いた所に塗料が入ってくれて綺麗な仕上がりになります)
1.まずはコンパウンドで磨いてみて細かいキズを取ります。
薄い小さなキズは消える可能性があります。
耐水ペーパはコンパウントスポンジ本体に挟んで1500番で軽く数回削る方法が良いです。
削りすぎ & 対象箇所以外を余計に削ると傷つくので、要注意です。
2.キズ直し~パテ補修
塗装直前の最終仕上げは800番 → 1000~1200番で仕上げる事が大切です。
600番のまま塗装すると塗装後にキズが残りますので、要注意です。
パテ前のキズ補修は
120番 or 240番 → 400番で仕上げます。
パテ後、プラサフ(サフェーサ)を塗る場合には
240番 → 400番 or 600番~800番で仕上げます(深い大きめなキズは必須)
パテ後、塗装に入る直前の下地仕上げには
240番 → 400番 → 600番 → 800番 → 1000番 → 1500番で仕上げていきます。
軽くて浅い傷塗装時は600番で修復後、800番~1000番の塗装作業で問題ないのですが、パテ~プラサフ後の仕上げの理想は1500番になります。
軽いキズの場合には無理にパテサフ作業は不要です。
理由として、プラサフを塗った時にパテ痩せ現象が発生します。
パテ仕上げ後は必ずシリコンオフを塗って全体の状態を確認する事が何よりも大切になります。
実際に塗装を塗った時の完成イメージとして、どのように仕上がるのかの状態を事前に確認する事が出来ます(キズが残っていたり、凸凹が事前に確認する最大のメリットがあります)
パテは最低でも2回~3回行う必要がありますが、難しい時は納得いくまで何回もやります。
パテは押し付けるように力強くつけます。最後にステンレス物差しで一定にします(薄づけだと穴が出来にくいです)or パテはキズのヘコんだ部分を厚く塗って周りを薄く塗る方法も有効です。
春秋の気温20度で、1~2時間で乾燥します。
混ぜるタイプは乾燥が早く1~2時間で乾燥します。
うすづけ1液は乾燥が遅く半日~1日必要・厚塗りは奥が乾いてない事が多いので、要注意です。
パテは全て平らになるまで何度もパテを塗っては削りを繰り返します(ヘコミがなくなって手で触ってすべすべになるまで根気よくです)
3.プラサフを使用する
プラサフは10分感覚で塗ります。
プラサフ後、1時間後に研磨可能です(パテを使用した箇所のみ)
プラサフ後は1000番 → 1500番で仕上げる事が何よりも大切になります。
軽く削る程度に削り過ぎに要注意です(最初からやり直しになります)
4.塗装になります。
シリコンオフ → 全体にボカシ剤をさっと吹いてもOK → スプレーを塗ります。
全体的に薄く乾いてから塗り重ねるイメージです。
塗装を塗る際には15cm~30cm離して薄く塗ります。
理想は20~30cm前後離してスプレーがベストとなります。
手のひらサイズ or 1000円札が15cm
A4サイズの長辺が30cmになります。
10〜15cmは少し近いです = 塗料が厚く乗る 液だれ・ムラ・テカリが出やすい
35cm以上は遠すぎます = 塗料が乾きながら飛ぶ ざらつき(スプレーダスト)が出る
20~30cmが理想です = 均一で滑らか 発色・ツヤともに自然な仕上がりになります。
塗装を塗る前に少しだけボカシ剤を全体に塗ってもOKです。
塗装を開始 → 5分~10分乾燥 → 塗る → 5分~10分乾燥 → 塗る → 5分~10分乾燥の3回~5回の地道がベストです。
盛り上がっている状態になるまで重ねて塗る手順がポイントになります。
カラー&クリア共に吹き付けパターンは縦 → 横 → 縦 → 横など1方向にならないようにすればムラにならずに均一な膜になります。
【重要】1回塗ったら乾かして溶剤を抜く → 1回塗ったら乾かして溶剤を抜きます。これが一番光沢が出て綺麗でトラブルもありません。
これをするかしないかで仕上がりが大きく変わって経年劣化のツヤ引きも全然違います。
5.ヒートガン or 家庭用ドライヤーで乾かします。
ヒートガン or ドライヤーを使用すれば、塗装は2分ですぐ乾きます。
2分中の1/3(40秒)は冷風にする事が大切です。
ヒートガンの場合には2分乾かしてから5分~10分放置がベストです。
クリアは少し長めとなりまして、3分待つ必要があります。
ヒートガンはバンパーに対してのみ熱すぎてNGなので、お気をつけ下さい。
6.クリアスプレーを塗ります。
塗装後、2分~5分乾かしてから
クリアスプレーを塗ります(3回~5回)
クリアスプレー時はツヤがあまり出てないですが、最後に磨くと出てきます。
7.ヒートガン or 家庭用ドライヤーで乾かします。
クリア塗装の待ち時間は3分の長めがベストです。
8.ボカシ剤を塗ります。
必ず塗装直後に2分以内でボカシ剤を塗ります。
塗装完了後、キズ周りの周辺を1500番でほんの軽く削ってからぼかす方法も使えます。
ボカシ剤は塗った箇所の元の塗装との堺の溝を分かりづらくするためにあります。
塗装前に境目に塗ったり、塗装後に全体に馴染めて塗るのもありです。
消毒用エタノールを布巾で、少しふき取る方法でも使えます。
9.コンパウンドで磨きます。
数日~1週間後に3Mのコンパウンド・エフ1で磨いて完了です(磨くとツヤが出てきます)
余裕があれば、ワコーズのバリアスコートで仕上げれば自然な感じで完璧になります。
車のキズ直しについて
基本的にはスプレー缶がベストになります。
完璧を求めずに少し離れて見ても気づかない補修レベルで問題なければ、タッチアップペン or エアータッチにてスプレーでも大丈夫です。
純正カラーの調べ方については
型式表示プレート or シール表示より
COLORと書かれた英数字で書かれています。
位置は車種によって異なりますが、
一般的にボンネット or 助手席ドア付近の内側にあります。
もしくはネットで「車種 + 型式とカラー」を入力すれば、すぐに適合車種の色が見つかります。
純正タッチアップペンは
Amazon or 楽天でも純正カラー番号で購入できます。
もしくは
ディーラーにて1,000円~1,500円前後で注文可能です(来店注文して翌日に到着)
その他、スプレー缶でしたら
近くにある量販店で作ってもらえます。
参考までにオートバックスでは
(2022年当時の価格)
・ホルツのMINIMIXで色の調合可能: 3,580円(税込) ・イエローハットではソフト99工房で色の調合が可能: 2,880円(税込)
いずれもお店に出向いて注文後、
20分~40分待てば、すぐその場で完成します。
ソフト99 エアータッチアップ(スプレー変換)
タッチアップペンのスプレー変換器になります。
内容量はハガキ1枚分で、噴射が細かく軽いキズ直しにおすすめです。
1回購入しておけば、次回以降はエアーダスター缶で代用可能です。
・コンパウンドスポンジ ・3M コンパウンド 細目 300g ・コンパウンド細目(タッチペン前に塗る) ・コンパウンド極細目(タッチペン後に塗る)
・ボディ&バンパー用小さなこすりキズのうすづけパテ(深さ2mm)※ あまり目立たない程度のちょっとしたキズにおすすめです。太陽光で硬化パテとなります。 ・パンパー用キズのうすづけパテ ダーク&ブラック(深さ2mm)/ ライト&ホワイト ・バンパー用キズのうすづけパテ(深さ5mm)※ バンパー用では、すぐ乾いて一番おすすめです。
・バンパー用キズ直しパテ ブラック(直径5cm/深さ1cm)/ ホワイト / シルバー ・バンパー用ねんどパテ ブラック / ホワイト / シルバー / 金属表面用
・ボディ用小さなひっかきキズのうすづけパテ(深さ2mm)ダーク&ブラック / シルバー&メタリック / ホワイト / 全塗装色対応 ※ ちょっとした軽いキズにおすすめです。 ・ボディ用大きなキズ&ヘコミ補修の厚づけパテパテ ダーク&ブラック(直径15cm/深さ20mm)/ ライト&ホワイト / 全塗装色対応 ※ ちょっとしたキズで迷ったら、おすすめです。 ・ボディ用大きなヘコミ補修のパテ(直径20cm/深さ30mm)※ 深い傷には乾いておすすめです。 ・ボディ用大きなヘコミ補修のパテ(大容量タイプ)/ その2 ※ かなり深い傷には乾いておすすめです。
・ボディ用ねんどパテ ・ボディ用の厚づけパテ ダーク&ブラック(直径15cm/深さ20mm)/ ライト&ホワイト / 全塗装色対応 ※ 開封したら一度の使い切りなので、要注意です。
・金属パテ(エポキシパテの切って練るだけのお手軽版) ・金属パテ(エポキシパテの混ぜて塗る最強版)
・ソフト99 シリコンオフ : 脱脂に必須になります。 ・クリアはソリッドカラー(単色)には不要でメタリックに必要(塗装後5分~10分経過後):ソリッド = メタリック&パールが含まれていない単色カラーに必須にないrます。 ・プラサフはパテ補修の際に密着性を高めザラつきを隠して平滑にする&傷を隠します(塗装後30分~1時間)
・ボカシ剤(塗装後2分以内): 塗った箇所の元の塗装との堺の溝を分かりづらくするためにあります。塗装前に境目に塗ったり、塗装後に全体に馴染めて塗るのもあり。 ・シンナー:塗装の失敗&塗り直しに使用します
・耐水ペーパー 120番~3000番 12種類x各3枚(合計36枚入り) ・耐水ペーパー 240番~3000番 11種類x各3枚(合計33枚入り)
・耐水ペーパー 400番~3000番 9種類x各4枚(合計36枚入り) ・サンドペーパー専用パッド(大小2個入り) / その2 ※ ペーパーを挟んで使うホルダー
・コンパウンドスポンジ / その2 / その3 ・マイクロファイバークロス ・ウエス(スコット)
・エレコム エアダスター ECO 逆さ使用OK / 3本セット ※ エアータッチスプレー缶の容量がなくなった時の代用品です。 ・マスキングテープ+新聞紙(ダンボール+梱包材) ・水を入れる霧吹きスプレーボトル
・家庭用ドライヤー(ヒートガンその1 / その2) ・手袋(使い捨てビニール)
車のキズ直しに必要な商品
車の塗装スプレーをやる前に
キズ直しで試して見る価値があります。
◆ 最初に試すキズ消し用
・車のキズ消し マイエターナル100g ・ホルツ キズ消し&ツヤ出しセット ・ホルツ コンパウンドのミニセット(粗目/細目/極細)
・ソフト99のキズ消しセット(細目/中目/極細) ・引っかき擦り傷 100g
◆ 最強のキズ消し~ツヤ出し~仕上げ
・3M コンパウンド エフ1 = 細目 300g(キズ消し調整に最適) ※ 耐水ペーパー1500番~2000番のキズ補修除去にも役立ちます。 ・3M コンパウンド ハード1 = 極細目 300g(キズ消し調整に最適) ※ 耐水ペーパー2000番~3000番のキズ補修除去にも役立ちます。
・3M コンパウンド ハード3 = 仕上げ用 270g ※ 耐水ペーパー4000番以降のキズ補修除去にも役立ちます。 ・3M コンパウンド エフ2 = つや出し用 270g ※ つや出し仕上げにも最適です(6000番~1万5000番に該当) ・ワコーズ バリアスコート(最後に仕上げ)
◆ へこみ直しのデントリペアツール
・デントリペアツール(総合セット)/ その2 ・デントリペアツール(最低限)+デントリペアハンマー
・無水エタノール(グルーガンの跡除去)
◆ 熱風で乾かし工具「ヒートガン」
(一家に1台あると何かと便利です)
・白光(500℃)/ 白光(440℃/ヘラ型ノズル)or スポット型ノズル ・ 高儀(500℃) / 激安品1 / 激安品2 / 激安品3 ・マキタ(550℃/電源タイプ) / マキタ(18V/コードレス/バッテリー充電器別)
ヒートガン工具については
はんだ付け商品が世界中で知られていて
一番有名な「白光(HAKKO)」が安心・安定で一番おすすめです。
※ 電動工具で有名なマキタのヒートガン(電源タイプ)は一部耐久性に問題あり。工具では優れていても熱だけははんだ付けで有名な白光が間違いありません。
軽い傷~簡単なキズ直しにはどれを購入すれば良いの?
簡単なキズ直しについて
最初にどれを購入すれば良いか迷われている方については
・車のキズ消し マイエターナル100g ・3M コンパウンド エフ1 細目 300g
+
・コンパウンドスポンジ
まずは上記3点を購入すればOKでございます。
・コンパウンドスポンジ / その2 / その3 ・マイクロファイバークロス ・ウエス(スコット)
擦るスポンジ&拭き取るクロスも忘れずにですね。
これらでキズが消えなければ、塗装という感じですね。
浅い傷については
耐水ペーパーで削る → 塗装(ソフト99のタッチアップペンをスプレーに変換)
深い傷については
耐水ペーパーで削る → パテ補修 → プラサフ塗装 → 塗装(クリア&ボカシ剤必須)
という流れになります。
ジャンプスターターの選び方&使い方(バッテリー上がりの始動方法)
紙やすり&耐水ペーパー簡単解説(種類/選び方/使い方/使い分け)

