パン屋のHOKUO 全39店舗閉店

パン屋のHOKUO 全39店舗閉店
北欧トーキョー(神奈川県座間市)
パン屋のHOKUO全39店舗閉店になりました。
小田急線沿いにお住まい・通勤しているのお馴染みの
手作りパン専門店のHOKUO(ホクオー)になります。
◆ HOKUOとは?
小田急電鉄の完全子会社の
株式会社北欧トーキョーが運営しています(神奈川県座間市)
2022年2月28日(月)をもって「全39店舗を閉店」
北欧は1988年に創業してから手作りによるパンを提供しています。
主に神奈川県から東京都を中心に小田急線沿いから駅内に店舗を構えています。
閉店してしまう理由については
新型コロナウイルス感染症による外出自粛。
他店との競争激化で経営が悪化した事が原因としています。
その一方で、食品スーパー&ディスカウントストア店内に併設するパン屋さんが増えています。
年間売上について
新型コロナウイルス前は
2019年まで40億円台~後半
ずっと推移して順調だったようなのですが、
新型コロナウイルスの影響を受けまして
・2020年: 22億円に半減してしまう程までにダウン ・2021年:少しだけ回復するも厳しい状況だった
全39店舗中10店舗は2022年3月下旬より
株式会社ドンク(DONQ)が引き続き営業を引き継ぐ形となります。
ドンクは1905年に創業した神戸に本社を設ける老舗ベーカリーチェーンになります。
北欧トーキョー(神奈川県座間市)の従業員70名は希望する方のみ、そのままドンクへ移籍する形で救われる事になります。
心機一転、2022年3月下旬以降に引き継いだ店舗で営業を開始する予定となっています。
今後、小田急電鉄はドンクと協力しながら再び小田急線沿いの商業施設へ出店していく予定になっています。
HOKUOは北海道札幌市のパン企業・株式会社 北欧が1979年に創業したベーカリーチェーンになります。小田急電鉄をはじめとして南海電鉄だったり、鉄道会社が各地で店舗を展開しているお店になります。
その中の1つとして小田急電鉄が100%株主で、完全子会社の株式会社 北欧トーキョー(神奈川県座間市)が1988年から運営しています。
工場も東京都は2020年6月に潰れており、神奈川県座間市のみになります。
本家の北欧(札幌)は拡大路線が裏目に出てていたようで経営破綻。
事業承継した北欧STプランも今やアピア店に1店舗を残すのみ。
もはや、コロッケちゃんコロッケ所ではない状況であります。
北欧フードサービスについては、北欧と南海電鉄の合弁で設立したようですが、
その後、ほっかほっか亭のハークスレイに売却して社名を「アルヘイムフードサービス」に変更。
さらに会計シリーズの弥生のように転売が繰り返されるではないですが、スーパーマーケット(万代/まんだい)に売却。
万代に売却後もベーカリ店舗ブランドのアルヘイム(ALFHEIM)を使用しているようではありましたが…
そんな事よりも今や北欧といったネーミングと名残は全くない状況でありました。
このように、ちびまる子ちゃんのCMでやっている半導体メーカーSUMCO(サムコ)のように「時代は変わる…」のでありました。
最近では高級食パン専門店がブームで増えておりますが、一時期はメロンパンブームなんていうのもありましたね。
パン屋さんに限らなければ、タピオカ・たい焼き屋さん・10円饅頭(まんじゅう)と続いて、あのコロッケちゃんコロッケは、もはや全国で2店舗しかないようでありました。
一時的なブームは、たまごっちやミニ四駆ブームのように過ぎ去っていきます。
これらは煙のように、あっという間に姿を消してなくなってしまいました。
それでも時代は繰り返されるではないですが、再び第二次、大惨事ではないですが、第三次ブームへと続きます。
ファッションのブームが10年ごとに繰り返される流れと似ています。
あの、たまごっちやミニ四駆もゴキブリのように精神力を高めて、しつこく生き残ってさえいれば、いずれ再びムーブメントの波に乗れて再ブームを起こすくらいでありました。
そんなことはおいておきまして
パン屋さんによるベーカリーチェーン店については
意外や意外に
北欧 / ドンク / ラ・フランス / サンメリー / メゾンカイザー サンジェルマン / ポンパドール / メゾンカイザー / Paul(敷島パンPASCO傘下)
神戸屋 / ヴィドフランス / デリフランス(ヴィドフランスの高級ライン) ルパ(パスコ資本)/ アルヘイム / エーワン / カスカード ダイヤ製パンのクックハウス / ドンク系のマリーカトリーヌ
といった感じで、結構あるもんでありました。
今後、株式会社ドンク(DONQ)が引き継いでくれるという有り難いお話ではありますが、
このドンクを見た瞬間に頭の中で思いついてしまったのは、あのディスカウントストアのドン・キホーテの「ドンキ」といった感じで非常に覚えやすいネーミングであります。
はたまた、一昔前に流行った
ネット用語のDQNに見えてしまいました。
※ DQN = ヤンキーではないですが、一般常識や教養を持ち合わせていない非常識な行動&言動をする人の事を言います。
もしくは、あの人気テレビゲームのドラゴンクエストを略して「DQ」にも思えてきました。
関東に住んでいると、今まで聞いた事も見たこともなかったお店ではありましたが、覚えやすいネーミングセンスが良かっただけに、もう完璧に覚えてしまいました。
一番分かりやすい覚え方としましてはドン・キホーテを略して同じ三文字であるドンキ代わりに「ドンク」と覚えておけばOKでございます。
最後に肝心のホクオー(北欧)が閉店してしまうのは大変残念ではありますが、つい最近、何の前触れもなく閉店してしまった
ベルベと一緒で90年代後半~2000年代前半の頃は、妙においしく感じて購入していた思い出がありましたね!
いつの日だったか値上がりしてしまい、いつの間にか買わなくなっていきました。
いずれにせよ、ベルベのような悲惨な事態にならなくて本当に良かったと思います。
来年の2月(2022年2月一杯)までは営業を続けて、その後も営業をドンクさんが引き継いでくれるという事でしたので、
今後も、いつでも買えるといった安心感がありそうですね。
それにしても何度も繰り返しますが、ベルベのように借金52億円を残したまま
社長が夜逃げするパターンは相当なレアケースであります。
それも今まで働いていた従業員さんは一瞬にして職を失うという…
ただでさえ、新型コロナウイルスのオミクロン株で大変な状況の時に夜逃げでもされた日には何を信じたら良いのか分からなくなってしまいますね。
そんな事にならないように1日、1日に感謝して生きることが大切なのかもしれません。
