甲府夫婦殺人放火事件 簡単解説(特定少年)

火災

甲府夫婦殺人放火事件 簡単解説

本名が公開された特定少年事件

2021年10月 山梨県・甲府市で住宅が全焼して

50代夫婦が亡くなった夫婦殺人放火事件となります。

事件当時、リアルタイムで更新した内容となっております。

19歳の少年が自ら出頭して次女への傷害容疑で逮捕されました。

夫婦の遺体には刺し傷で刺された傷跡があったといいます。

複数の刺し傷があり、死因は失血死となりました。

さらに焼け跡から刃物も見つかった事が分かりました。

被害者の次女が自宅2Fで就寝していた所に1Fで人が争うような音が聞こえてきたので、1階に降りた所で少年と鉢合わせになりました。

近所の人曰く夜明け前に「パンッ!パンッ!」といった爆発音がしていたようです。

すぐに犯人から逃げる際に後頭部を殴られて長女と共に2階のベランダから外に逃げ出して110番通報しました。

その直後に自宅に火を燃やされて全焼となってしまいました。

油を撒かれたような形跡があったようです。

後に夫婦2人をナイフで殺害してガスボンベのような物で放火した事が判明します。

裁判では夫婦の娘(二女)に対する殺人未遂も認定されています。

井上さん宅は50代夫婦と10代姉妹の4人暮らしになります。

現在は犯人の少年との関係性を調べているとの事です。

姉の知り合いという事が判明しました。

同じ定時制高校に通っていて面識があったようであります。

少年は生徒会長をしていて長女と共に生徒会活動をしていた事が分かりました。

部活は長女と同じ将棋クラブだったようです。

私服は部屋着のようなスウェット姿にボサボサ頭でオシャレに気を遣う様子もなかったとの事です。

事件前に何を思ったのか?

2021年4月の生徒会長になった頃より

突然ツーブロックに刈り上げて

ワックスで髪型を決めていたようでもあります。

その理由が明らかになりました。

捕まった少年によりますと…?

・長女に一方的な好意を寄せていたが、思い通りにならなかった

・長女とLINEでやり取りができなくなった

・事件を起こしたことを後悔しています

と供述しているようです。

長女は保護先の警察の聞き取りに応じて

私のせいだ…

と自分を責めているようです。

今回の事件では

・放火

・窃盗

・暴行(娘さんを鈍器で殴りつけてケガを負わせた殺人未遂)

・殺人(夫婦2人を殺した)

・不法侵入

といった内容になります。

・自首: 犯人が特定されていない状況で「犯行発覚前に申告すること」(減刑で罪が軽くなる)

・出頭: 犯人が特定されている状況で「犯行発覚後に申告すること」(量刑判断で多少有利に)

今回は未成年の犯行という点が、どこまで刑に関係してくるのかがポイントになりそうですね。

未成年であっても18歳以上の19歳という点も大きく関係してきそうです。

犯人の量刑が、どのようになるのか議論されています。

◆ 死刑派

・計画性がある

・2名殺害(刃物+放火)

・二女に対する殺人未遂

・現住建造物等放火罪の適用

◆ 無期懲役派

・未成年

・出頭してる

といったように意見が別れています。

半年後だったら、実名報道でした。

2022年4月以降は改正少年法により

初の「実名報道(起訴後)」になります。

現場では10月13日(水)夜の段階でも焼け焦げた臭いがすると報道されています。

過去に起きた18歳&19歳の放火殺人でも「死刑判決」が出ています。

過去の事件より殺害人数が1人で

死刑判決を受けて処刑された事件一覧

・三島女子短大生焼殺事件

・群馬女子高生誘拐殺人事件

・横浜中華街料理店主射殺事件
・奈良小1女児殺害事件

・闇サイト殺人事件

・岡山元同僚女性バラバラ殺人事件

となっています。

ちなみに少年は「ポケットモンスターのゲームが好きだった」らしいです。

休み時間には常に一人で任天堂のゲーム(ニンテンドースイッチ)で

ポケモンをやるくらいにハマっていたといいます。

最後にこれだけは言えるのですが、自分を責めている「長女」と「ポケモン」には何の罪もありません。

<追記>

◆ 2023年12月11日(月)

山梨・甲府地裁より
(裁判員裁判)

検察より「死刑」を求刑しました。

裁判の争いは被告の「刑事責任能力」の有無となっています。

検察側: 完全責任能力があったとして「死刑求刑」を求めました。

弁護士側: 被告は犯行当時、心身耗弱(こうじゃく)状態だったとして「死刑回避」を求めました。

◆ 2024年1月18日(木)

山梨・甲府地裁にて
(裁判員裁判)

三上 潤裁判長より

犯行当時、被告に完全責任能力はあった。

夫婦の殺害は執拗かつ残虐という他なく

年齢を考慮しても死刑を回避する決定的な理由といえない

として

「死刑判決」を言い渡しました。

死刑を宣告された被告は

「はい…」と頷(うなず)き涙を流しました。

特定少年への死刑判決は全国で初めてとなります。

その後、

◆ 2024年2月1日(木)

元少年の弁護士側は、死刑判決を不服として控訴した事が分かりました。

々少年は裁判の最終陳述で「告訴はしません」と述べておりました。

また死刑判決を受ける3日前に元少年がテレビ山梨の記者との面会時に

々少年より

弁護士は仕事として告訴すると言ってました。

だけど、(告訴は)取り下げます。

と話しており

その理由として

早く楽になりたいからです。

Q. 死刑になりたいという事ですか?

はい、そうです。

苦しいんでしょうけど養父の事など過去のつらい記憶を思い出すよりは…

という悲しい過去を述べていたようです。

◆ 2024年2月1日(金)

元少年が控訴を取り下げた事が分かりました。

これにより「死刑確定」となります。

犯行時少年で死刑が確定したのは8人目となります。
(最高裁が永山基準を示した1983年以降)

特定少年事件で死刑が確定したのは全国で初となります。

最後に、たまたま偶然ではありますが、

まさかの同じ19歳少年が放火殺人事件を起こした理由とは真逆でありました。

いじめの恨みで家が燃やされる(腹いせに放火)

家を燃やされる放火については

横山やすしさん 喧嘩&いじめを熱く語る名言も忘れてはなりません。

他に指定暴力団 二代目東組 清勇会(せいゆうかい)

川口会長も学校側の理不尽な対応に家を燃やしています。

普通の青年がヤクザになる理由(川口和秀会長の生い立ち)