高齢者運転免許更新時の実車試験内容(合格基準)

● 高齢者運転免許更新時の実車試験内容
どんな試験内容なの?(合格基準)
運転免許証を取得する際に
教習所で学んだ時のように
指導員から指示された速度で周回コースを走ります。
1.指示した速度による走行(±10km/h以内での走行)
2.一時停止(停止線手前で停められるかどうか?)
3.右折 & 左折(反対車線にはみ出さずに右折&左折出来るかどうか)
4.信号通過(きちんと信号を守れるかどうか?横断歩道&交差点にはみ出さないかどうか)
5.段差の乗り上げ(段差に乗り上げて停止する課題があります)
上記5項目の速度&一時停止から
左折・右折の他に信号機の
通過・段差の乗り上げの課題が出ます。
この時に
1.ハンドル操作からの「認知能力」
2.他人に危害を及ばない「速度を保てるのか?」
3.正しく「安全運転が出来ているかどうか?」
上記3点を指導員が見極めます。
100点満点中から減点方式で採点され
「70点以上」で合格になります。
減点される点数方式として
・指示速度による走行 = 10km/h以上 速い速度 or 遅い速度で走行した場合 = マイナス10点の減点
・一時停止で停まらなかった場合 = マイナス10点~20点の減点
(停止線を超えた場合 = 10点 / 交差点にはいるくらいまで超えた場合 = 20点減点)
・段差の乗り上げ課題 = 段差に乗り上げてから約1mの間に停止しなかった場合 = 20点の減点
といった感じでミスが許されるのは
「2~3回まで」といった感じになっています。
例えば、
・信号無視 = 最大40点の減点
(横断歩道に入るまでの停止 = 10減点 / 横断歩道に入るまで停止しなかった場合 = 40点の減点)
・右折&左折の課題 = 車体の全部が中央線を超えて反対車線にはみ出して走行した場合 = 40点の減点
となりまして
一度のミスで「不合格」になります。