NTTは情報弱者に厳しい(高齢者の電話引越)

NTTは情報弱者に厳しい
固定電話の移転(高齢者の引越)
ネット環境がなければ
携帯・スマホを所有していない
高齢の方が引越・移転に伴いまして
「NTT固定電話の移転&移行ができない」
という事で相談された経緯がございました。
色々と調べて手続きを助言させて頂いたのですが、NTTは生活保護受給者の情報弱者に厳しかった事が分かりました。
高齢の方はネット回線は利用しておらず、昔からNTT固定電話のみを契約しています。
今回、困ってしまった内容としましては
1.本人確認書類が何もない状態
唯一、生活保護受給者証しかなし。
2.NTT固定電話(加入権)を新しい引越先でも利用したい
なぜか引っ越し先の新住所(表記)が見つからず該当なし。
NTTサポート(116)に電話をかけても
常に混雑して全く繋がらずに
ようやく繋がったと思いきや…
引越先の住所が見つからないので 新しい場所で「電話は利用できない」
というのです。
すぐに調べてみた所、
どうやら住所表記が複数存在しまして
確かにネット上にある全ての地図を徹底して調べても
(Googleマップ/Yahoo地図/Mapfan/マピオン/NAVITIMES...etc)
正確な住所が表示されない建物となっています。
不動産の契約書にある住所でもNGとなりまして
なぜか登記簿上の住所表記でも対応不可能でした。
住宅情報を集めているゼンリンの情報も正しいのかと思いきや…まったく違う住所表記になっていて困り果ててしまいました。
結果的に過去の情報を辿りまして、複数の住所候補を述べた所で何とかNTTと交渉して正確な住所表記が判明となったのですが…
このまま解決できなければ、
NTTより「引っ越し先で電話を利用できません」
と言われる始末でありました。
この令和の時代において、インフラの連絡手段である電話が利用できないというのは、とんでもない事であります。
何ともマニュアル対応による融通が効かない対応に困ってしまったくらいです。
ちなみにNTT側の担当者は1人だけの対応ではなく、複数人にて同じ対応をされまして、NTTの決まり事(規定)になっているとの事でした。
上記以外にも固定電話を移転するためには
移転するために「本人確認書類」が必要となるのですが…?
高齢の方はマイナンバーカードは持っておらず、生活受給者証しかない場合には本人確認できず
結局、マイナンバーカードを作成する方法でしかNTT固定電話の引越移転には対応してもらえないようでした。さらにマイナバーカードは申請から完成まで、1ヶ月~1ヶ月半も掛かります。
その間、現代では生活インフラに欠かせない
連絡手段の電話は一切出来ない困ったちゃん状態になります。
公衆電話生活を余儀なくされますが、近年では公衆電話すらも近所にない事が多いです。
今回はマイナンバーカードを作成した上で、所在地(住所)を徹底して調べる事により何とか固定電話を再び利用可能になりましたが、
このようにNTTでは生活保護世帯の情報弱者に厳しい事が分かりました。
意外にも情報難民ではないですが、融通が効かないNTTのマニュアル通りの対応といいますか?
途中で諦めてしまっている高齢者による情報弱者の方が沢山いるのではないかと思ってしまいました。
まだ昭和~平成の時代に残されていたであろう人情溢れる親身になった対応は忘れされつつありそうです。
何よりも自分が同じ立場に陥った時に悲しい気持ちになると同時に弱者の気持ちが分からない対応というものは、こういう事なんだなぁ~と勉強になった1日でもありました。
正直、再び固定電話にてNTTへ月額2,000円の基本料金を取られるくらいでしたら、楽天モバイルにて簡単スマホを持った方がマシという内容になりました。
最終的にNTT以外で徹底して調べてみた所、固定電話を利用できるサービスが見つかりまして、高齢者の方へいくつか提案してJ:COMで落ち着きました。

