ヒグマの対処法(熊は人間が怖い)

クマ(熊)

クマに遭遇した時の対処法

ヒグマの正しい対処法(熊も人間が怖かった)

クマに遭遇した時の適切な対処法になります。

簡単に内容をまとめますと…?

目の前にいるクマに対して

うわぁーッ!(大声)

といった大声や悲鳴を出す行為は絶対NGになります。

刺激を与えた瞬間、

襲われて一発でやられます

熊は、なぜ人を襲ってしまうのか?

人間が怖いから それだけなんです。

だから、こっちが怖がらせたら

”相手は本気で死ぬ気”でやってきます。

じゃあ、どうしたら良いのか?

日本熊森協会のプロより

うつ伏せになって荷物で

「首」や「頭」を守って下さい。

熊による死亡事故の大半は

首の頸椎(けいつい)や頭を引っかかれたり

噛まれたりする事で亡くなっています。

こういう方法を取ると

首や頭(だけ)は守られます。

”足とかは噛まれるかもしれません”が、致命傷は逃れます。

荷物がない場合には

どうしたら良いのか?

腕で首元を押さえて下さい。

手はやられるかもしれないけど…

これさえ出来ていれば、

ヒグマでも「生きて帰って来ることが出来る」

と言われています。

ここでの最大ポイントは

熊と遭遇したら

”無傷で済む”とは思わずに

半殺しにされても「生きて帰れる方法」

だと思った方が良いみたいです。

つまりは、クマと遭ったら最後になりまして

いかにして「クマさんと出遭わないようにする事が大切」

という事が教訓として分かりました。

またヒグマ1人だけだったらマシなようなのですが、子熊と一緒にいる状況では、かなりの確率で襲ってくるようです。

これは子熊の身を守るために襲われる前に警戒して襲いかかってくるようです。

以上がクマさんと遭遇した時の対処方法になります。

クマと遭遇した事例(3選)

そんな中、メキシコの方では実際に熊と遭遇した

女性が奇跡的に何もされずに命が助かった方もいるくらいです。

熊と遭遇した女性達、自撮りする余裕も メキシコ

運悪くブラックベアーと遭遇してしまった

ハイキングをする女性たち

クマを刺激しないように

穏やかに立つ女性立ち

クマは立ちながら

何度も女性の様子を確認したり

匂いを嗅いだり

手で触れてみたりして

運良く敵ではないと見なされたのか?

やっと立ち去ってくれました。

やはり、大声を出さずに

大人しくじっとしているのが正解のようでした。

クマと遭遇した事例その2

野生の熊の襲撃④

車に興味をもった

熊さんによる襲撃ではないですが

最後にクマさんが去っていく時の

とんでもない迫力の勢いとスピードには驚いてしまいました。

走り去る後ろ姿は、大柄なのに一瞬にしていなくなるくらいの光の早さでした。

リアルで体験したら、とんでもない迫力という事が分かる動画でありました。

クマと遭遇した事例その2

京都府 京丹波町口八田地域 ツキノワグマ捕獲‥‥!

一見すると…?

どうか助けて下さい(泣)

といった情に訴えるような

可愛らしい顔をしている子熊さんでも

捕獲のオリから出さないままでいると…?

一瞬にして

凶暴化して

様変わりしてしまう

鋭い爪からのアッパーガットを繰り出す

この恐ろしいシーンも衝撃的でした。

もし、柵(さく)がなければ…一瞬にして殺されてしまうくらいの瞬発力と迫力でした。

ヒグマの基本対策

そんなクマに出遭わないための基本対策として

・単独行動は避けて複数で行動するようにします。

・クマのフンや足跡など痕跡を見つけたら引き返します。

・朝や夕方の薄暗い時間帯に行動してはいけません。
・鈴などの音の出る物を鳴らしながら歩きます。

・食べ物やゴミは必ず持ち帰ります。

ヒグマの身体能力

ヒグマの体の大きさについて

・オス:体長2メートル(体重150~400kg)

・メス:体長1.5メートル(体重100~200kg)

・生まれてすぐの子熊の体重400g

知能については

・高知能

・好奇心旺盛

・高学習能力を持ち合わせる

警戒心が強く・ずる賢く・犬と同じくらいの嗅覚(鼻も効く)ので、異変をすぐに察知して行動に変える能力を持ち合わせています。

さらに犬よりも学習能力が高いと言われています。

一度、引っかかった電気柵については土を掘って脱出するくらいであります。

クマさんは一頭一頭の個性のばらつきがとても大きいらしいです。

食べ物については子熊はお母さんと一緒に行動しながら学習していくようです。

ヒグマの走る速度について

時速 40~50km/h(時間)

走るものを追いかける習性とクセがあるようです。

ちなみに陸上男子100m走の

世界記録を持つウサインボルト選手は

時速 37.58km/h(100m走の記録 9秒58)

ヒグマの特長

最後にヒグマの特長について

簡単にまとめておきます。

・クマの最大の天敵は同じクマの遭遇となります(鉢合わせになると子グマを殺される事もあります)

・子グマは常に親のマネをして学習しています(人間を食べたら人間を食べてしまいます)

・エサの獲物として一度でも人間を食べておいしさを覚えてしまったら習慣化します。
・爪の長さは10cmを超え固く凍った地面でも余裕で掘れます(切れ味はカミソリ並)

・5トンを越えるマイクロバスの下敷きになっても平気&持ち上げて脱出できます

・止め足など高度な戦術を駆使して頭脳戦でも人間を凌ぐことが多いです
・心臓に拳銃の弾丸が直撃しても数分は生きててダッシュしてきます

・頭を撃たれても脳のダメージが少なければ、ダッシュしてきます

・自動ドアのボタンを自分で押して室内に入ってきます
・ライオン&トラの首を一撃で負ったり千切り飛ばします

・体重300kgを越える体重で糸も簡単に木に登ります
・時速70km/hの軽トラに余裕で並走します

・100mを6~7秒でダッシュします

・嗅覚は生物のトップクラスです
熊撃退スプレー / 熊撃退スプレーその2

熊よけの鈴 / 熊よけの鈴その2

クマのプー太郎 1巻

その後、ヒグマと遭遇した方の経験談を調べる限りでは

いずれも全て本当(真実)だという事が判明してしまいました。

ヒグマは、かなり賢い知恵者という事も分かりました。