ガソリン燃料フィルターの故障トラブル症状

● ガソリン燃料フィルターの故障トラブル症状
ガソリンフィルター(燃料フィルター)は名前の通り
ガソリンをホースに渡って流す時に余計なゴミ&サビをガソリンタンクからキャブレター(ガソリンと空気を調整する装置)を通ってエンジンの中へ入らないようにするために必要になります。
ガソリンフィルターに関わらず、家電(電化製品)のエアコン/掃除機/灯油ファンヒーター何かしらにフィルターはついていますね。
これらは同じように余計なゴミが入らないように防ぐ目的があります。
それがフィルターの役割になります。
定期的に掃除をする事も大切になります。
そのガソリンフィルターの種類には
・紙タイプ
・ファイバータイプ
・網目のメッシュタイプ
があります。
上から順番にフィルターとしての性能&効果が高くなります。
最新のバイクですと
紙タイプ
で問題ないのですが、
一昔前のバイクになりますと
ファイバータイプ
or
ガラス製 網目のメッシュタイプ
が必要になります。
上記3つ全てのトラブルを経験しているのですが、
今回はガラス製タイプでのトラブルになります。
ガラス製タイプの燃料フィルターは分解して清掃できるのが最大のメリットになります。

このガラス製燃料フィルターにてエンジンがあるキャブレター側(OUT側)の方が経年劣化でダメになってしまいました。
IN側とOUT側はネジ山になっていて真ん中のフィルターとガラスを閉じて締めつける仕組みになっています。
このOUT側の方が経年劣化の消耗でダメになりますので、ご注意下さいませ。
燃料コックをONにした瞬間にガソリンがだだ漏れ状態になります。
プラスチックタイプとは異なりまして調子が良い時や悪かったりといった症状がなく、
直感的に症状が出てくれるので分かりやすいですね。
プラスチックタイプの時は徐々に劣化していきながら調子が良い時は良く、調子が悪い時は悪いといった、ややこしい症状になりますので、ご注意下さいませ。
他には日々の振動で緩みやすくなって漏れ出したりといった弱点も持っておりますので、定期的に増し締めをチェックする事も大切であります。
ぜひ1つの参考にして頂ければ幸いです。
詳しい内容につきましては、ぜひ下記のハーレー内容をまとめたメモ帳をご覧下さいませ。
【ハーレー全般で使える!】ショベルヘッドまとめメモ帳(困った時の故障&トラブルノウハウ集
誰が見ても理解出来るように1つ1つ項目別に丁寧に分かりやすく解説した初心者向けの詳しい内容となっておりますので、他の解説や整備本で分からなかった方でも絶対に理解出来ると思います!
ハーレーによくありがちな故障&トラブルに関する知識が誰でも簡単に身につきまして
初めてのハーレーや古いバイクを購入して1円でも安く維持していくために失敗や後悔をしないための秘訣とトラブル経験ノウハウ集の対策になっております!
皆様にハーレーに関する「こういう事が知りたかったんだよ」と思って頂けるような内容に凝縮して全て解説した上で重要な要点だけをまとめた集大成になっております。
当方の説明が少しでも分かりやすいと感じられましたら、ぜひショベルヘッドまとめメモ帳に目を通してご検討頂けますと本当に嬉しく思います(^-^)/
ショベルヘッドのキック始動で苦戦している方必見(真冬/季節問わず)
ハーレーのエンジンスタート始動手順&かけ方(キャブ車/キック/セル)
エンジン始動時の大切なポイント(空キック時のアクセル全開/全閉)
CVキャブのセル&キックスタート始動手順(エンジンの正しいかけ方)
SUキャブのセル&キックスタート始動手順(エンジンの正しいかけ方)
ミクニHSR42キャブのキック始動手順(エンジンの正しいかけ方)
ケイヒンバタフライキャブのキック始動手順(エンジンの正しいかけ方)
リンカートキャブのキックスタート始動手順(エンジンの正しいかけ方)
SUキャブの頻繁にエンストする故障トラブル症状(原因&解決策)
バックファイヤー&アフターファイヤー症状と原因(トラブル故障)
プラグのトラブル&正しいメンテナンス方法(清掃/交換手順/故障前兆の症状)
ジャンプスターターの選び方&使い方(バッテリー上がりの始動方法)
バッテリー上がり予測日数の調べ方(暗電流の測り方&漏電の確認方法)
ショーライバッテリー簡単解説(Shorai/評判/寿命/儀式/トラブル)
ショーライバッテリー充電方法(Shoraiバッテリー上がり復活)
インジェクション車(FI)とキャブレター車の違い&見分け方(メリット/デメリット)
インジェクション車(FI)の正しいエンジンのかけ方/始動方法
エンジン始動直後にエンストする原因(アイドリングが安定しない)
バックファイヤー&アフターファイヤー症状と原因(トラブル故障)