日本国内の死刑執行なし(異例の2年超)

 日本国内の死刑執行なし

異例の2年超

日本国内の死刑執行について

裁判で被告の死刑が確定してから

死刑が執行されずに異例の2年超となっています。

2022年7月26日にあった日本人死刑囚 1人を執行(秋葉原無差別殺傷事件)を最後に「2年間の空白期間」が空いています。

これまで自民党政権復帰後は

「数ヶ月~半年に1回のペース」で死刑執行が行われていました。

死刑執行 年間の平均人数(2006年~2025年)

この背景には検察の不祥事をはじめとして

死刑が確定していた袴田事件の再審請求やら

和歌山毒物カレー事件の世論の声(影響)も大きいのかもしれません。

現在までの確定死刑囚は「108人」となっています。

死刑囚(最新人数)

死刑執行に関する法律として

刑事訴訟法 第475条より

死刑囚は裁判で死刑確定後、

「6ヶ月以内」に死刑執行をしなければいけない

と法律で決まっております。

それなのにも関わらず…?

裁判で死刑が確定してから

死刑執行がされる期間として

・平均年数: 7年9ヶ月

・最短年数: 1年4ヶ月

・最長年数: 18年

となっています。

2014年~2023年については

死刑確定から執行までの平均年数は「9年」となっています。

ぜひ1つの参考にして頂ければ幸いです。