紀州のドンファン事件 9月に裁判開始(状況証拠のみ)

紀州のドンファン殺人事件

元妻の裁判が9月に開始

2018年5月

急性の覚醒剤中毒で死亡した

和歌山県田辺市の資産家である

野崎幸助さん(当時77歳)こと

紀州のドンファン事件になります。

死亡から3年後の2021年4月

突如、元妻の須藤早貴容疑者を逮捕しました。

自宅で野崎さんに何らかの方法で覚醒剤を飲ませた罪となっています。

6年の時が過ぎまして

ようやく裁判が開始となります。

和歌山地裁の発表によりますと

・9月12日(木)に「初公判」を開始

・結審までに25回が設定されました。

・最終の判決は12月12日となっています。

現在までに元妻の須藤被告については

和歌山県警&和歌山治験は認否を明らかにしていないようですが、容疑を否認して、黙秘を続けているという事内容になっています。

さらに本事件においては

野崎さんの財産が残されております。

この残された全財産13億2,000万円の

「遺言書(問題)」を巡っても

・本人が書いたものなのか?

・第三者が書いた偽造(偽物)なのか?

と裁判で争われる程までに発展してしまっています。

その後、裁判で判決が出ております。

紀州のドンファンが書いた遺言書が別人鑑定

紀州のドン・ファン殺人事件について

注目すべき最大のポイントは

状況証拠のみでは

・覚醒剤を口から摂取させた証拠が乏しい場合、難しい事件になる可能性が高い。

・元妻が密売人から覚せい剤を入手したことを立証(証明)できたとしても、それを飲ませた事にならないとされています。

覚醒剤を飲ませて死亡させた所を

・誰も見た人はいない

・監視カメラの映像もなし

最後に接点があった人が須藤被告のみで、

須藤被告しか殺害のチャンスがないといった消極的な考え方で、

有罪となって認定はされているケースがあるといいます。

過去には、それで「死刑判決」が出ている事件もあります。

それが有名な和歌山カレー事件の真相(冤罪疑惑の死刑囚)になっています。

ぜひ1つの参考にして頂ければ幸いです。